2026年に引越しを考えている一白水星のあなたへ。
新しい生活への期待に胸を膨らませているかもしれませんが、ちょっと待ってください！実は、九星気学で見ると2026年の一白水星は「八方塞がり」という、大きな転機でありながら注意が必要な年回りなんです。
この記事では、2026年の一白水星の運勢を踏まえながら、
- なぜ引越しに注意が必要なのか（八方塞がりの意味）
- 絶対に避けるべき「凶方位」
- どうしても引越す場合の唯一の「吉方位」
- 引越しに最適な時期の選び方
を、誰にでも分かりやすく解説していきます。計画を立てる前に、ぜひご自身の運気の流れを知っておきましょう。
月命星の調べ方と吉方位
方位運勢学では、生まれた年に基づく「本命星」と、生まれた月に基づく「月命星」の2つが個々の運勢を決定する重要な要素となります。これらのエネルギーは、あなたが生まれた瞬間に得たエネルギーであり、あなた自身の運命の基盤となります。
吉方位を知る上では月命星を調べる必要がありますので、下記の表で調べましょう。
月命星の調べ方
月命星は、あなたが生まれた月に基づいて決定されます。この星は、あなたが生まれたときの「内包する気」を象徴しています。以下の表は、一白水星の月命星一覧表です。
月命星についてはこちらをお読みください。
| 誕生日 | 月命星 |
|---|---|
| 2月4日～3月5日 | 八白土星 |
| 3月6日～4月4日 | 七赤金星 |
| 4月5日～5月5日 | 六白金星 |
| 5月6日～6月5日 | 五黄土星 |
| 6月6日～7月6日 | 四緑木星 |
| 7月7日～8月7日 | 三碧木星 |
| 8月8日～9月7日 | 二黒土星 |
| 9月8日～10月8日 | 一白水星 |
| 10月9日～11月7日 | 九紫火星 |
| 11月8日～12月6日 | 八白土星 |
| 12月7日～1月5日 | 七赤金星 |
| 1月6日～2月3日 | 六白金星 |
この表は、生まれた月に基づき月命星を導き出すためのものです。例えば、2月4日から3月5日までに生まれた人の月命星は「八白土星」となります。
ご自身の月命星がわかったでしょうか？
この月命星で今度は最大吉方位が分かりますよ〜。
2026年、一白水星は「八方塞がり」の年
2026年（2026年2月4日～2027年2月3日）は、九星気学の盤上で一白水星が**中央（中宮）**に位置します。
ご自身の星が中央に来るこの年を「八方塞がり」と呼びます。
「塞がり」と聞くと、なんだか良くないイメージを持つかもしれませんね。これは、四方を他の九星に囲まれて身動きが取れない状態を表し、物事が停滞したり、思い通りに進まなかったりする傾向があることを示唆しています。
そのため、この時期に自ら積極的に新しい環境へ動くこと（引越し、転職、独立、結婚など）は、基本的には避けた方が良いとされています。
一方で、「八方塞がり」はエネルギーが最も強まる年でもあります。この1年は外へ向かうのではなく、自分の内面と向き合い、これまでの9年間を振り返って見つめ直すことで、次の9年間の飛躍に繋がる大切な充電期間と捉えましょう。
【最重要】まずは2026年の「凶方位」を知っておこう
引越しを考える上で最も大切なのが、**絶対に避けるべき「凶方位」**です。これらは誰にとっても悪い影響を及ぼす方位なので、必ず確認してください。
全員に共通する三大凶方位
- 五黄殺（ごおうさつ）：南
- 自ら災いに飛び込んでしまうような、最も強い凶作用を持つ方位。じわじわと腐敗が進むような影響があるとされます。
- 暗剣殺（あんけんさつ）：北
- 自分に非がなくても、他者から災いやトラブルを持ち込まれやすい方位。突発的な事故などにも注意が必要です。
- 歳破（さいは）：北
- その年の干支の反対側に位置する方位で、物事の破れ、契約破棄、人間関係の破綻などを招きやすいとされます。
【要注意！】 2026年は、「北」が暗剣殺と歳破の二重の凶方位となっており、特に強い注意が必要です。
一白水星本人にとっての凶方位
- 本命殺（ほんめいさつ）：中央（中宮）
- 2026年、一白水星は中央にいるため、特定の方位への本命殺はありません。しかし、これは「八方塞がり」の状態そのものが凶作用を持つと解釈されます。
どうしても引越すなら…2026年、唯一の吉方位は「南西」
基本的に引越しは推奨されない年ですが、仕事の都合などでどうしても移動が必要な場合もありますよね。
上記のすべての凶方位を除き、一白水星との相性も考慮した結果、2026年に使える唯一の吉方位は以下の通りです。
- 吉方位： 南西（なんせい）
2026年の南西には「七赤金星」が巡っています。七赤金星の持つ「金」の気は、一白水星の「水」の気を生み出す**「金生水（きんしょうすい）」という非常に相性の良い関係**です。この方位へ移ることで、喜び事や金銭的な豊かさ、楽しいコミュニケーションといった恩恵が期待できます。
引越しの時期はいつ？タイミング選びの2つの条件
「じゃあ、南西へ引越そう！」と決めるのはまだ早いです。引越しには「時期」も非常に重要になります。
条件1：「土用」の期間は必ず避ける
「土用」とは、立春・立夏・立秋・立冬の直前に設けられた約18日間の期間のこと。季節の変わり目で大地（地球）の気が不安定になるため、土を動かすこと（引越し、家の建築、増改築など）は凶とされています。
▼2026年の土用の期間（目安）
- 冬土用： 1月17日頃 ～ 2月3日頃
- 春土用： 4月17日頃 ～ 5月4日頃
- 夏土用： 7月19日頃 ～ 8月6日頃
- 秋土用： 10月20日頃 ～ 11月6日頃
この期間の引越しは、計画段階から外しておきましょう。
条件2：「月盤」でも吉方位であることを確認する
九星気学の方位盤には、1年間の運気を表す「年盤」の他に、毎月の運気を表す「月盤」があります。
引越しは、年盤と月盤の両方で吉方位が重なるタイミングを狙うのが鉄則です。年盤で「南西」が良くても、引越す月の月盤で「南西」が凶方位になっていては意味がありません。
月盤まで考慮すると、引越しできるタイミングは非常に限られてきます。
まとめ
最後に、2026年の一白水星の引越しについて大切なポイントをまとめます。
- 2026年は「八方塞がり」の年。運気的には停滞期なので、引越しはできれば避けるのがベスト。
- どうしても引越す場合の吉方位は「南西」のみ。
- 凶方位、特に「北」と「南」への引越しは絶対に避けること。
- 引越しの時期は「土用」を避け、さらに「月盤」でも吉となる月を選ぶ必要がある。
八方塞がりの年は、無理に動くと空回りしやすい年です。焦らず、じっくりと自分自身を磨く時期と捉えるのが開運の鍵となります。
もし、どうしても引越しが必要で、かつ最高のタイミングを選びたいという方は、専門の鑑定士に相談して、月盤や日盤まで詳細に鑑定してもらうことをお勧めします。
あなたの2026年が、穏やかで実りある一年になることを願っています。
コメント