餅つきダメな日ついてはいけない日いつやる餅つき?年始年末いつから餅つき2023

餅つきダメな日ついてはいけない日いつやる餅つき?年始年末いつから餅つき お正月と大晦日

12月も終わりになれば餅つきですね!
いつから餅をつけばいいのか、餅つきがダメな日はいつか、年末に餅をつくのか年始につくのか…縁起がいいのはいつのなのかについてです。

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餅つきダメな日、餅をつけない日

餅つきにまつわる風習は、日本の文化において重要な役割を果たしています。特に年末には、伝統的に餅をつくことが重要な行事となりますが、餅をついてはダメな日、餅をつけない日もあります。これらの日は、地域や家庭によって異なることが多く、地元の習慣を尊重することが重要です。

餅をついてはダメな日、12月29日は「苦もち」

12月29日は、特に有名な餅つき禁止日です。これは、数字の「9」が「苦」と聞こえることから、「苦もち」や「二重苦」といった不吉な響きがあるためです。この日に餅をつくことは、神聖な餅の意味合いとは異なる、忌まわしい行為と見なされがちです。

29日は福餅という地域も!

しかし、逆に29日を「ふく(福)」と解釈する家庭や地域もあります。この場合、この日に餅をつくことは、福を呼び込む「福餅」として好意的に捉えられます。これは、餅の神聖さを失わない素晴らしい解釈と言えるでしょう。

餅をついてはダメな日、12月31日は「一夜餅」

12月31日に餅をつくことは、一夜餅として忌まれる風習があります。これは、元旦に歳神様を迎えるための鏡餅を前日に準備することが失礼にあたるとされるからです。歳神様を迎える際には、30日までに餅つきを済ませることが望ましいとされます。

餅をついてはダメな日、12月26日:「ロクデナシ」として忌避される日

12月26日も、餅つきに適さない日とされることがあります。これは、数字の「6」が「ロクデナシ」と聞こえることから来ています。この日に餅をつくことは、良くない意味を持つとされることがあります。

餅をついてはダメな日、丑の日

丑の日に餅つきが避けられる理由は、「火が暴れる」という俗信に基づいています。餅つきでは餅米を蒸すために火を使いますが、丑の日は火の調節がうまくいかず、餅米が焦げるとされています。このため、安全な餅つきのために、この日は避けられることがあります。

餅をついてはダメな日、午の日

午の日に餅つきを避ける理由は「火の回りが早い」というものです。初午の日にも同様の言い伝えがあり、大きな火事の危険性があるとされています。餅つきでは火を使用するため、慶事の最中に火災を避けるためにこの日を避ける習慣があります。

餅をついてはダメな日、卯の日

卯の日に餅つきが避けられる理由は、「月の兎」という仏教寓話に由来しています。この話では、兎が自らを犠牲にして他者を救うという伝説があり、それが「老人や自分が飢えないように月で餅をついているウサギ」という伝説に変化しました。これが進化して、「卯の日に餅つきをすると月に連れて行かれる」という俗信になりました。このため、卯の日は餅つきを避ける習慣があります。

仏滅:餅つきを避ける日

仏滅には慶事を行わないという習慣があり、餅つきも例外ではありません。ただし、これは厳格なルールではなく、地域や家庭によって異なります。仏滅に餅つきを行う場合は、午後から始めることが推奨されることがあります。

赤口:特に避けられる日

赤口は「火の元や刃物に注意すべき日」とされており、餅つきには向かないとされています。赤口は一日中大凶とされる日で、特に午の刻(午前11時ごろから午後1時頃まで)以外は吉とされます。餅つきは祝いの場であると同時に火を使う行事であるため、赤口は避ける傾向が強いです。

餅をつく日、餅をついていい縁起の良い日

さてそれでは餅をつくべき縁起の良い日とはいつなのでしょうか。

  • 大安:何事にも吉とされる最も良い日。この日に餅つきを行うと、家族の健康や幸運をもたらすとされています。
  • 友引:友引は結婚式などに選ばれることが多い吉日ですが、餅つきを行うのにも適しています。ただし、葬儀を避けるように、午後は避けた方が良いとされることもあります。
  • 先勝:先勝の午前中も縁起の良い日です。勝ちもちですね。

2023年の餅をつく日

2023年12月の日付ごとの六曜、干支、暦注に基づいた餅つきの可否を表形式でまとめたものです。

日付 六曜 干支 暦注 餅つきの可否
2023年12月25日 大安 丁巳 不成就日 不成就日のため微妙。クリスマスと重なり、家族の同意が必要。
2023年12月26日 赤口 戊午 大明日、神吉日 赤口で微妙。26日は「ロクデナシ」とも。
2023年12月27日 先勝 己未 大明日、神吉日 餅をつける日。午前中が吉。
2023年12月28日 友引 庚申 大明日、神吉日 餅をつくべき日!多くの家庭で慣習。
2023年12月29日 先負 辛酉 大明日、神吉日 29日は「苦」と関連づけられ忌む人も。ただし「福餅」とする家庭も。
2023年12月30日 仏滅 壬戌 月徳日 最後のチャンスとして餅をつく日。ただし仏滅注意。
2023年12月31日 大安 癸亥 一粒万倍日 吉日だが「一夜餅」で忌む人多数。必要なら餅をつく日。

この表は、日本の伝統的な暦の考え方を基に、2023年12月の各日に餅をつくべきかどうかを示しています。六曜や干支、暦注は文化的な背景に根ざしており、これらを考慮することで、餅つきを行う最適な日を見極めることができます。ただし、最終的な決定は各家庭の慣習や都合によりますので、地域や家族の伝統に従い選択することが重要です。

餅つきはいつから

餅つきはいつから行うと良いのか、についてです。

正月の鏡餅を作るためにつくなら年末

餅をつく機会は年間かなりの回数に上りますが、もっとも餅をつかなくてはならないのは、やはり正月の鏡餅のためでしょう。
正月に餅がない…いただけませんね。

鏡餅はいつまで飾る

鏡餅は鏡開きまで飾ることが多いです。それはすなわち翌年の1月15日ですね。そうなると正月用の餅はなるべく遅くにつきたいものです。
年末がいくら寒いと言っても餅ですので、カビが気になります。
涼しくて風通しの良いところに置いておいても、保存には気を使います。

そのため、一般的には12月28日につくことが多いです。この日が凶日であろうともつく方が多いです。翌日は29日、そして30日は大晦日前日ですのでかなりばたつきますので、合理的な日なんですね。

なぜ正月に餅をつくのか、餅とは何か

日本の伝統文化において、餅つきは重要な意義を持つ行事です。特に正月には、餅が文化的および宗教的な役割を果たします。ここでは、なぜ正月に餅をつくのか、その由来や歴史について詳しく探ってみましょう。

稲作信仰と餅の神聖性

日本では古来、稲作信仰が根強くあり、稲は「稲魂」や「穀霊」と見なされてきました。米は単なる食糧ではなく、人々の生命力を強化する神聖な食べ物とされています。このため、米を加工した餅や、米から造られる酒は特に力を持つと考えられていました。

餅つき:祝いと社会的連帯の象徴

餅つきは、祝い事や特別な日(ハレの日)に行われる習慣となりました。餅つきは単なる食品の製造行為に留まらず、共同体の連帯感を高め、喜びを分かち合う社会的な意義を持っています。

行事食としての餅

日本の伝統的な節句には、それぞれ特有の餅が存在します。お正月の「鏡餅」、桃の節句の「菱餅」、端午の節句の「柏餅」といったように、これらは各行事において重要な役割を果たしています。

お正月と餅の深い関係

お正月に餅が欠かせない理由は、新年を迎える「年神様」への敬意にあります。年神様は、新年の魂(年魂)を授けるとされ、魂を受けることにより人は年を重ねます。この年魂の象徴が鏡餅であり、古い時代の丸い鏡を模しています。

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