家族旅行の吉方位は、まず一緒に行く人それぞれの方位を調べ、全員に共通する候補を探すと決めやすくなります。父親や一家の長の吉方位だけで、配偶者や子どもの方位まで同じになるわけではありません。
子ども連れなら、年齢に合わせて本命星・月命星を見る方法と、子どもの凶方位とされる小児殺(しょうにさつ)も確認します。ただし、年齢の区切りや誰を優先するかには流派差があります。異なる方法を混ぜず、家族で同じ条件を使って調べましょう。
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本命星の調べ方や九星別の性格・相性・運勢・吉方位については、九星気学の本命星・運勢・相性まとめをご覧ください。
家族旅行の吉方位は誰を優先する?一家の長と全員共通の違い
家族の吉方位を選ぶ方法には、主に全員に共通する方位を探す方法と、代表者の吉方位を中心に考える方法があります。前者は参加者全員の候補を重ねる方法、後者は誰の開運を旅の中心に置くかを決める方法です。
| 見方 | 何を確認するか |
|---|---|
| 全員の共通吉方位 | 各人の吉方位を同じ日付・方位盤・判定方式で調べ、全員に重なる方角を選ぶ。 |
| 一家の長・代表者を優先 | 代表者の吉方位を旅の軸にする。同行者全員の吉方位だという意味にはならない。 |
家族の主たる人に吉方位を譲るという説明もありますが、すべての家族旅行で父親や収入の多い人を優先する決まりがあるわけではありません。家族全員で方位取りをしたいなら、最初から一人だけを選ぶより、共通する方位を確認する方が目的に合います。
代表者を優先する方法を選ぶ場合も、子どもの年齢条件や小児殺まで見なくてよくなるわけではありません。誰を中心にするかと、子どもの条件を確認することは分けて考えます。
夫婦の吉方位が合わない場合は、日付と見る盤をそろえる
夫婦の吉方位が違うときは、まず同じ出発日、同じ方位盤、同じ流派の条件で調べているかを確かめてください。一人は年盤、もう一人は日盤を見ていると、比較しているものが違います。
同じ条件でも共通方位がない場合は、別の日付や行き先を探す、代表者を決める、今回は観光や家族の予定を優先する、という選び方があります。夫婦で共通の吉方位がないことだけで、旅行へ行けないと決める必要はありません。
九星気学で相性が悪い家族は、一緒に旅行しない方がいい?
星同士の相性と、ある日に自宅から移動する方位の吉凶は別です。親子や夫婦の相性表で調整が必要な組み合わせでも、旅行では共通の候補が見つかることがあります。
逆に、星の相性がよい二人でも、いつでも同じ吉方位になるとは限りません。相性が悪いという説明を、家族仲が悪くなる、一緒に旅行するとけんかをする、という予告として受け取らないでください。
九星気学で子どもの方位は何歳まで?本命星と月命星の見方
本命星は生まれ年、月命星は生まれ月から求める九星です。子どもの方位では月命星を重視する流派があり、応用九星気学・現代風水研究所にも、12歳まで月命星を使うという説明があります。
ただし、何歳から大人の方式にするか、満年齢か数え年か、成長段階を考慮するかは流派によって異なります。子どもの方位を年齢に合わせて調べる場合は、次のように判定する星と、小児殺の年齢を別に確認します。
| 確認する項目 | 年齢と扱い |
|---|---|
| 吉方位を判断する星 | 満12歳まで月命星中心、満13歳から本命星・月命星を使う通常方式。 |
| 小児殺を除外する対象 | 旅行する時点で数え年12歳以下。月盤の小児殺を確認する。 |
この組み合わせは、生年月日を使う年齢別判定の一つの方式です。すべての流派の共通ルールではありません。また、月命星中心の吉方位を、本命星・月命星の両方に吉となる「最大吉方」と同じ意味で扱わないようにします。
満12歳と数え年12歳は違う|旅行する日の年齢で調べる
満年齢は誕生日を迎えるごとに増えます。数え年は、生まれた年を1歳とし、その後は1月1日に年齢を加えます。数え年は「旅行する年 − 生まれた年 + 1」で求められます。
たとえば2015年12月1日生まれの子が2026年11月10日に旅行するなら、満10歳・数え年12歳です。上の方式では月命星中心で判断し、小児殺も月盤で確認します。
2014年12月1日生まれなら、同じ旅行日に満11歳・数え年13歳です。月命星中心の対象ですが、小児殺の数え年12歳以下には当たりません。月命星を使う年齢と、小児殺を確認する年齢が一致しない場合があります。
子どもの本命的殺も見る?通常方式との違い
本命殺は本命星が回る方位、本命的殺はその反対側の方位です。月命星中心で見る方式では、本命殺・本命的殺を個別の除外条件から外し、月命殺・月命的殺を使う方法があります。
一方、大人と同じ通常方式で見る場合は、本命星と月命星の条件を使います。子どもを入力しただけで自動的に月命星中心へ切り替わるとは限らないため、通常方式なのか、年齢に合わせる方式なのかを確認してください。
五黄殺・暗剣殺・破などの共通する条件まで、子どもだからすべて外すという意味ではありません。本命星を確認したいときは、生まれ年から本命星を調べる早見表を使えます。1月や立春前の生まれでは前年の星になることがあるので、子どもも生年月日で確かめましょう。
小児殺とは?何歳まで・どの方位に出るのか
小児殺は、子どもの移動で注意する方位として扱われる、九星気学の分類です。西野神社の九星の説明では、数え年12歳以下の子どもを対象としています。
「10歳未満で、お水取りをするときだけ」と決まっているわけではありません。旅行や引っ越しで小児殺を確認する方法があり、三田しの占い教室の説明では、年齢に諸説があることも示されています。
月盤で見る方法では、旅行する年の十二支に対応する九星が、月盤のどこに回るかを調べます。子どもの生まれ年の干支を選ぶ表ではありません。
| その年の十二支 | 月盤で位置を確認する星 |
|---|---|
| 子・午 | 八白土星 |
| 丑・未 | 九紫火星 |
| 寅・申 | 二黒土星 |
| 卯・酉 | 三碧木星 |
| 辰・戌 | 五黄土星 |
| 巳・亥 | 六白金星 |
小児殺が怖いときは、名前と実際の旅行を分けて考える
「殺」という名前に驚くこともありますが、これは占術上の方位の名称です。その方角へ行けば子どもが病気になる、家族の人生が崩れる、という予告ではありません。
すでに旅行へ行った場合も、その後の出来事をすべて方位と結びつける必要はありません。方位取りとして日程を選ぶときの参考と、子どもの体調や旅先での安全確認は別に考えましょう。
2026年・2027年の小児殺方位|月別の確認表
立春以降の2026年は午年なので八白土星、2027年は未年なので九紫火星の月盤の位置を確認します。毎月同じ方角になるわけではありません。
下の「2月」「3月」は、毎月1日から末日までではなく、節入りで区切った月です。年の期間は立春から翌年の立春前まで。「翌1月」は、2026年の列なら2027年1月、2027年の列なら2028年1月を指します。
| 月の区間 | 2026年の期間 | 2027年の期間 |
|---|---|---|
| 2月節(立春〜啓蟄前) | 方位なし・中宮 | 南 |
| 3月節(啓蟄〜清明前) | 北西 | 北 |
| 4月節(清明〜立夏前) | 西 | 南西 |
| 5月節(立夏〜芒種前) | 北東 | 東 |
| 6月節(芒種〜小暑前) | 南 | 南東 |
| 7月節(小暑〜立秋前) | 北 | 方位なし・中宮 |
| 8月節(立秋〜白露前) | 南西 | 北西 |
| 9月節(白露〜寒露前) | 東 | 西 |
| 10月節(寒露〜立冬前) | 南東 | 北東 |
| 11月節(立冬〜大雪前) | 方位なし・中宮 | 南 |
| 12月節(大雪〜小寒前) | 北西 | 北 |
| 翌1月節(小寒〜立春前) | 西 | 南西 |
小児殺の星が中宮にある月には、この方法では小児殺に当たる方角はありません。ただし、小児殺がないことと、すべての方角が吉になることは別です。ほかの凶方位や、各人の吉方位も合わせて確かめます。
1月は前の年の年盤の期間に入ります。たとえば2027年1月節の小児殺は、2027年の九紫火星ではなく、2026年の八白土星を使うため西です。一方、数え年は1月1日に増えるので、年盤の切り替えと年齢の切り替えは同じ日ではありません。
家族全員の共通吉方位の調べ方|同じ条件で重ねる
- 今回参加する人を決める。旅行に行かない家族まで含めると、その人の条件でも候補が絞られます。
- 一人ずつ生年月日を確認する。子どもも本命星・月命星を調べ、年齢別の方式を使うか決めます。
- 旅行の日と目的をそろえる。日帰り・宿泊・引っ越しで確認する盤を混同しないようにします。
- 各人の候補のうち、全員に重なる方角を探す。一人だけが吉となる方角は、全員共通には含めません。
- それぞれの自宅から目的地の位置を確かめる。共通する方角があっても、住まいが違えば同じ目的地が全員に吉とは限りません。
たとえば、一人の候補が東・南東、もう一人が東・北西なら、共通するのは東です。これは候補の重なりを見る例で、東がいつでも家族の吉方位になるという意味ではありません。
家族の方位診断で◎と○は何が違う?
本命星・月命星の両方に吉となる方位を最大吉方とする方式では、◎と○を分けて表示することがあります。家族の共通診断で◎を出す場合は、参加者全員が最大吉方になる条件を確認します。
月命星中心の子どもは、その方式の吉方位として○で扱い、最大吉方の◎にはしない方法があります。そのため、子どもを含めて「全員が◎」だけを探すと、候補が出ないことがあります。○を条件に含めることは、凶方位を吉に変えることではありません。
また、通常方式の診断では小児殺を扱わない場合があります。小児殺も確認したいなら、子どもの年齢に合わせる方式を選んだか、月盤の結果を見ているかを確かめてください。日盤だけの表示を、月盤の小児殺まで除外した結果と同じには扱いません。
家族旅行の吉方位がない・子どもと合わない場合の選び方
全員に共通する候補がないときは、次の順番で見直すと、何を変えられるかがわかります。
- 出発日を変えられるか。休暇の範囲内で、ほかの日も調べる。
- 目的地を変えられるか。同じ温泉旅行や海への旅行でも、別の方面に候補がないか探す。
- 調べる条件が厳しすぎないか。日盤だけの候補と、年・月・日すべての共通候補は別に見る。
- 誰のための方位取りか。代表者を優先するなら、その方法を家族で共有する。
参加する子どもを入力から外して吉表示を出すと、その結果には子どもの条件が含まれません。全員の共通方位として使うなら、実際に一緒に行く人を入れた条件で確認します。
家族の行事や帰省など、行き先が決まっている旅もあります。その場合は、方位取りとして自由に日を選べる旅行と分けて考えてください。占い上の凶方位だけを理由に、家族の予定を必ず中止する決まりはありません。
日帰りと宿泊では、家族の吉方位の確認も変わる
近場への日帰りでは日盤、宿泊では月盤など、目的に合わせて見る方法があります。長距離や長い滞在では年盤も重視する流派があるので、同じ家族でも旅行の条件を変えたら調べ直します。
日帰りの距離や滞在時間は日帰り旅行の日盤と距離の考え方、1泊2日・2泊3日などの計画は宿泊する吉方位旅行の考え方で確認できます。
月をまたぐ旅行や子どもの引っ越しは、毎月1日で区切らない
九星気学の月盤は、毎月1日ではなく、立春・啓蟄などの節入りで切り替わります。月末に出発して翌月に帰る旅行でも、カレンダーの月が変わっただけで月盤が切り替わったとは限りません。
家族の引っ越しでは、日帰り用の結果をそのまま使わず、年盤・月盤と子どもの条件を合わせて確認します。子どもだけが後から移る場合も、実際の生活拠点と移動日を分けて考えます。年盤・月盤・日盤の区切りを知りたいときは、暦の九星と方位盤の見方も参考になります。



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