三業干支の中でも、特に親子関係や子供との縁に大きな影響を及ぼす「不子の業」。これは「壬子(みずのえね)」と「壬辰(みずのえたつ)」に生まれた人が持つ特有の運命のパターンで、子供との関係が希薄になる傾向を持つとされています。この業を持つ人々は、子供を授かることが困難であったり、子供が早くに独立して親から離れていくことが多いです。また、親子間の絆が薄く、期待通りの関係が築けないことが多いため、育児や家族関係において悩みが生じることがあります。今回は、不子の業が持つ特性とその影響、そして対処法について詳しく解説します。
三業干支とは何か?
三業干支(さんごうかんし)とは、家系や先祖から受け継がれた“因縁”や“カルマ(業)”が色濃く現れるとされる特別な干支のことです。全部で60ある干支のうち、20個が三業干支に該当するとされています(このうち2個は異常干支とも重複します)。
三業干支の「三業」とは?
「三業」とは仏教用語で、人間が日々作り出す「身(身体の行い)・口(言葉)・意(心や思考)」の3つの業(カルマ)を意味します。
四柱推命で「三業干支」と呼ばれるものは、こうした業(カルマ)が家系や先祖代々受け継がれてきて、現世のあなたの宿命・運命に強く影響している干支という意味です。
三業干支の特徴
- 自分一人の努力や才能では乗り越えられない“重い課題”が人生に出やすい
- 家系・家族・先祖から引き継いだトラブル、テーマ、繰り返されるパターンなどに直面しやすい
- たとえば、「家族に同じような病気や離婚が多い」「代々、仕事や人間関係のトラブルが続く」「自分の努力では解決できない障害にぶつかる」など
- そのため、人生で“なぜか同じ問題が繰り返される”“自分の力だけではどうにもならないことが起こる”と感じやすい
不子の業(壬子・壬辰)とは?
まずは「不子の業」について解説しましょう。
不子の業とは、**家系的に「子ども」や「子孫」との縁が薄くなりやすい、または親子関係に悩みや葛藤が生まれやすい業(カルマ)**のこと。
たとえば――
- 子どもがなかなか授からない、不妊や流産を経験しやすい
- 子どもと心理的・物理的な距離ができやすい
- 親子間の価値観が大きく食い違い、トラブルが起こりやすい
- 跡継ぎ問題や、家系が絶えやすいといったプレッシャー
- 一般的な「家族像」や「子ども=幸せ」という価値観に馴染めない
といった特徴が現れやすいのです。
でも誤解しないでほしいのは、「子どもとの縁が薄い=不幸」ではないこと!
これは、家系の流れの中で「子孫や親子関係」というテーマに正面から向き合うことで、家系全体の因縁を浄化・解消する使命が託されている、ともいえるのです。
なぜ親子の縁が薄いと言われるのか
- 干支の組み合わせには、性格傾向やエネルギーの質が象徴的に示されるとされます。壬辰や壬子は水の性質(壬)と、強い意志や活動を示す辰や子が組み合わさるため、親子関係で独立的な性質が強まりやすいと考えられます。
- 独立心が強いと、親子間でも自分の道を優先してしまい、互いの理解が深まりにくくなる場合があります。
- また、世代間の価値観の違いやコミュニケーションのズレが生じやすく、親子の縁が薄い印象を持たれやすい傾向があると言われます。
壬辰の特徴と不子の業
壬辰(みずのえたつ)とはどんな干支?
壬辰は、水のパワーと大地のエネルギーが交わるスケールの大きな干支。
壬(みずのえ)は大河や海のように豊かで流動的、辰(たつ)は龍を象徴し、眠れるパワーや変化、再生を司ります。そのため、壬辰生まれの人はどっしりとした安定感と、困難をものともせず前進する強さを持っています。
- 包容力があり、面倒見が良い
- 新しいことにチャレンジする冒険心
- 困難に立ち向かうタフさ
- 感受性が豊かで情が深い
といった個性が光ります。
壬辰に現れる不子の業
そんな壬辰ですが、三業干支として「不子の業」を持っています。
つまり、「子ども」や「子孫」とのご縁が人生の課題として現れやすいのです。
- 子どもに恵まれにくい・なかなか授からない
- 親子間で価値観のズレやトラブルが多い
- 跡継ぎや家の存続にまつわる葛藤を抱えやすい
- 子ども以外の場所で自己実現や幸福を見出す
といったことが起こりやすくなります。
壬辰の人にとって「家族」「子ども」は、“当たり前”ではなく、“自分の人生でしっかり向き合うべきテーマ”として現れやすいのです。

壬子の特徴と不子の業
壬子(みずのえね)とはどんな干支?
壬子は、水の力が最高潮に達した干支です。
壬(水)は自由奔放な大河、子(ね)は生命のはじまりと再生、どちらも「水」の象徴。情報力や柔軟性、自由な発想力が豊かで、どんな環境にも適応する力を持っています。
- コミュニケーション能力が高い
- 知識欲が旺盛で好奇心いっぱい
- 束縛を嫌い、自分なりの生き方を貫きたい
- 人間関係も広く、みんなに愛されやすい
といった長所があります。
壬子に現れる不子の業
壬子もまた、「不子の業」を背負う三業干支。
子どもや家系、親子関係に課題が生じやすい干支です。
- 子どもを授かることへのプレッシャーや悩み
- 親子間で気持ちがすれ違ったり、疎遠になりやすい
- 跡継ぎや家系の継続に関する悩みを抱えやすい
- 子ども以外の人間関係や作品、社会的役割に喜びを見いだす
など、「子ども」というテーマが自分の人生を深く考えるきっかけになることが多いのが特徴です。

「不子の業」を持つ人へのメッセージ
壬辰・壬子に生まれた人が「子どもや家系の問題で悩みやすい」のは、
“あなた一人の問題”ではなく、“家系全体のテーマ”として今世に託された課題です。
決して「自分だけが不幸」と感じる必要はありません。
子どもがいなくても、親子関係に距離があっても、他の場所で自分らしい幸せを見つけて大丈夫!
むしろ、“血のつながり”に縛られない新しいつながりや、自分だけの役割を見つけていくことが人生の開運ポイントになります。
たとえば、趣味や仕事、ボランティア活動、仲間やペット、社会貢献など――
子ども以外の“愛を注げる存在”を大切にすることで、心が満たされ、人生に喜びが生まれるでしょう。
ご先祖への感謝が「業」を癒すカギ
不子の業を持つ壬辰・壬子の人にとって、
家系やご先祖様に「ありがとう」の気持ちを持つことが、因縁を癒し、運気を好転させる大きなポイントです。
家系の中で繰り返されてきた親子の課題や、“子孫繁栄”へのプレッシャーも、あなたの代で一旦「浄化」や「卒業」の時期を迎えているのかもしれません。
焦らず、周囲の価値観にとらわれず、自分の人生に誇りを持って進みましょう。
親以外の縁を大切に
- 師匠や先輩との関係:親子の縁が薄いと感じるとき、師匠や先生、先輩など、人生の指導者となる存在を見つけることで、学びや支えを得ることができます。
- 仲間や友人:同じような経験をした人たちと交流することで、安心感や共感を得られ、親子関係の課題を客観的に捉えやすくなります。
三業干支の不子の業(壬辰・壬子)の芸能人・有名人
壬子(みずのえね)生まれの男性有名人
No. | 名前(Wikipedia) | 職業 | 誕生日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 北大路 欣也 | 俳優 | 1943年2月23日 | 時代劇から現代劇まで幅広く活躍 |
2 | 堺 正章 | タレント、司会者 | 1946年8月6日 | 「チューボーですよ!」など司会業で人気 |
3 | 郷 ひろみ | 歌手 | 1955年10月18日 | 「2億4千万の瞳」など大ヒット曲多数 |
4 | 東野 圭吾 | 作家 | 1958年2月4日 | ベストセラー推理作家「ガリレオ」シリーズなど |
5 | デーモン閣下 | ミュージシャン | 1962年11月10日 | 聖飢魔IIボーカル、独特なキャラ |
6 | 福山 雅治 | 歌手、俳優 | 1969年2月6日 | シンガーソングライター・俳優として国民的人気 |
7 | 松田 翔太 | 俳優 | 1985年9月10日 | 父は松田優作、映画・ドラマ多数 |
8 | 阿部 亮平 (Snow Man) | アイドル(Snow Man) | 1993年11月27日 | Snow Manのメンバー、気象予報士資格も保有 |
壬子(みずのえね)生まれの女性有名人
No. | 名前(Wikipedia) | 職業 | 誕生日 | 備考 |
1 | 一条 ゆかり | 漫画家 | 1949年9月19日 | 代表作「プライド」「有閑倶楽部」など |
2 | 浅田 美代子 | 女優 | 1956年2月15日 | 歌手デビューも経験、ドラマ・バラエティ多数出演 |
3 | 堀内 敬子 | 女優 | 1971年5月27日 | ミュージカルやドラマで活躍 |
4 | 島津 亜矢 | 演歌歌手 | 1971年3月28日 | NHK紅白歌合戦常連の実力派 |
5 | 井川 遥 | 女優 | 1976年6月29日 | CM・ドラマ・映画で幅広く人気 |
6 | 黒沢 かずこ | お笑い芸人(森三中) | 1978年10月17日 | 森三中メンバー、バラエティ多数 |
7 | 飯豊 まりえ | 女優、モデル | 1998年1月5日 | 若手女優として人気上昇中 |
壬辰(みずのえたつ)生まれの男性有名人
No. | 名前(Wikipedia) | 職業 | 誕生日 | 備考 |
1 | 柄本 明 | 俳優 | 1948年11月3日 | 日本を代表する名バイプレイヤー |
2 | なぎら 健壱 | ミュージシャン、タレント | 1952年6月16日 | フォーク歌手・テレビ出演も多数 |
3 | 鈴木 雅之 | 歌手 | 1956年9月22日 | ラブソングの帝王「め組のひと」などヒット多数 |
4 | 遠藤 憲一 | 俳優 | 1961年6月28日 | 強面役からコミカルな役まで幅広い |
5 | 出川 哲朗 | お笑い芸人 | 1964年2月13日 | リアクション芸人の代表格 |
6 | 東山 紀之 | アイドル(少年隊) | 1966年9月30日 | ジャニーズのベテラン、俳優・司会も |
7 | 葉加瀬 太郎 | ヴァイオリニスト | 1968年1月23日 | 世界的ヴァイオリニスト |
8 | 板倉 俊之 | お笑い芸人(インパルス) | 1978年1月30日 | インパルスのボケ担当、脚本家でも活躍 |
9 | 川谷 絵音 | ミュージシャン | 1988年12月3日 | ゲスの極み乙女。など多くのバンドで活躍 |
10 | 大谷 翔平 | プロ野球選手 | 1994年7月5日 | MLBで大活躍の二刀流プレイヤー |
11 | 中川 大志 | 俳優 | 1998年6月14日 | 若手実力派俳優 |
壬辰(みずのえたつ)生まれの女性有名人
No. | 名前(Wikipedia) | 職業 | 誕生日 | 備考 |
1 | はしの えみ | タレント、女優 | 1973年10月23日 | 明るいキャラクターで人気、バラエティ多数出演 |
2 | 宮下 今日子 | 女優 | 1975年1月18日 | 映画・舞台で存在感 |
3 | 木村 佳乃 | 女優 | 1976年4月10日 | 映画・ドラマ・CM多数出演 |
4 | 広末 涼子 | 女優 | 1980年7月18日 | 清純派女優として大人気、話題作多数 |
5 | 加藤 綾子 | アナウンサー、タレント | 1985年4月23日 | 元フジテレビアナ、現在フリーで活躍中 |
まとめ
不子の業(壬子・壬辰)は、親子関係において独特の距離感を持ち、子供との縁が希薄になりがちな運命を示します。この業を持つ人は、親としての期待や執着を手放し、子供との関係において適度な距離を保つことが、安定した親子関係を築くための鍵となります。
不子の業を持つ人は、親子間での距離を保ちながらも、コミュニケーションを大切にし、子供が自立して成長していく姿を見守ることが大切です。先祖供養やスピリチュアルなアプローチを通じて、自分の運命をより良い方向へ導き、親子関係を健全に保つ努力を続けていきましょう。
コメント