壬寅(みずのえとら)は、包み込むような優しさと、春の始まりの勢いを併せ持つ干支。人に合わせるのが上手なぶん、無理を重ねると心が疲れやすい一面もあります。ここでは、壬寅の性格・財運・恋愛・仕事・相性、そして壬寅の日柱を持つ芸能人有名人まで、まとめて読み解きます。
壬寅とは(みずのえとら/じんいん)
壬寅は、四柱推命の六十干支(60干支)の39番目にあたる干支です。壬寅(みずのえとら、じんすいのとら、じんいん)は、十干の壬と十二支の寅が組み合わさったもの。前は辛丑、次は癸卯に続きます。
四柱推命では、生まれた日の干支を日柱(にっちゅう)と呼び、ここから「その人の核となる気質」や「人生で繰り返しやすいテーマ」を読み取ります。もちろん命式は年柱・月柱・時柱も含めて総合判断しますが、日柱の壬寅は“素の自分”が出やすい重要ポイントです。
壬の性質をより深く知りたい場合は、壬そのものの特徴をまとめた記事も参考になります。


六十干支の仕組みや、日柱の見方をざっくり確認したいときは、基礎解説ページも合わせてどうぞ。

壬寅のイメージ:大河の水が芽吹きを押し上げる
壬寅は、「壬(水の陽)」と「寅(木の陽)」の組み合わせです。壬は大きな川や海のように、スケールが大きく、受け止める力が強い水のエネルギー。寅は春の始まりを告げる生命力で、動き出す力・開拓する力を象徴します。
五行の関係で見ると、水は木を育てる(相生)ため、壬寅は「水が木を育てて伸ばす」流れを持ちます。つまり、情報や人の気持ちを“うまく汲み取り”、タイミングを見て“勢いよく行動に移す”のが得意。周囲の人を安心させながら、いつの間にか先頭に立っているタイプも多いでしょう。
ただし、水が多すぎると流されやすく、木が勢いづきすぎると焦りが増えます。壬寅は優しさと勢いのバランスが、開運のカギになります。
壬寅は異常干支ではない(でも「生きづらい」と感じる理由)
壬寅は異常干支ではありません。そのため、極端に変わり者扱いされやすい宿命、というよりは「誰とでも合わせられる」「場を整えられる」方向に出やすい干支です。
それでも壬寅が生きづらさを感じるときがあるのは、次のような理由が重なるからです。
- 人の感情を受け止めすぎる(壬の包容力が“吸収”になる)
- 動き出すと止まれない(寅のスタートダッシュが強い)
- 奉仕が“自己犠牲”にすり替わる(頼られるほど頑張りすぎる)
壬寅の本質は奉仕的で、相手に合わせるのが上手です。だからこそ、「いい顔をし続ける」「期待に応え続ける」ことで、気づかないうちにストレスが溜まります。壬寅は、頑張るほど運が開く一方で、無理をすると一気に心身のコンディションが崩れやすい——ここが注意点です。
壬寅の性格:優しさと行動力を両立する“頼れる人”
壬寅の性格を一言でまとめるなら、「受け止めて、動かして、形にする人」です。相手の気持ちや状況を読んで、必要な段取りを整え、現実に落とし込む力があります。
壬寅の長所
- 懐が深い:相手の事情を汲み取れる。人の欠点も“背景込み”で理解できる。
- 切り替えが早い:迷っても、動きながら答えを探せる。やると決めたら早い。
- 人脈を育てる:恩義や信頼を大切にし、縁が縁を呼びやすい。
壬寅の短所(壬寅の性格が悪いと言われるとき)
壬寅が誤解されやすいのは、優しさと勢いが裏返る瞬間です。
- 合わせすぎて突然限界が来る:我慢の貯金が尽きると、一気に距離を取る。
- 理想が高くなる:寅の成長欲求で“もっと上へ”が止まらず、他人にも厳しくなる。
- 気分の波が出る:壬の流動性で、気持ちが揺れやすい時期がある。
壬寅は、本来は協調的。だから「性格が悪い」というより、無理を重ねた結果、余裕がなくなって棘が出るケースが多いです。自分のキャパを守るほど、魅力は穏やかに安定します。
壬寅がストレスを溜めているサイン
- 連絡を返すのが億劫になる(人に合わせる余力が落ちる)
- 細かいことが急に許せなくなる(理想が先行して焦る)
- 頑張っているのに虚しい(奉仕が報われない感覚)
このサインが出たら、壬寅は「人のため」より先に自分の回復を優先した方が運気が戻りやすいです。
壬寅の財運:人脈と情報で大きなお金の流れを掴む
検索でも多いテーマのひとつが、壬寅の財運です。壬寅は、もともと財運に恵まれやすい傾向があります。理由はシンプルで、壬の「情報・流通・ネットワーク」と、寅の「開拓・スタート」が噛み合うから。
壬寅は、ゼロから道を切り開く力もありますが、真骨頂は縁と流れを読み、良い話を“正しく掴む”こと。人からの紹介、タイミングの良い提案、信頼を積み上げた結果の大きな案件——こうした形でお金の流れが太くなりやすいです。
壬寅が財を築きやすいパターン
- 人脈型:紹介・コミュニティ・口コミが収入に直結する
- 情報型:流行や市場の空気を読み、先回りして動ける
- 育成型:人を伸ばし、チームで成果を大きくできる
壬寅の財運を落とす落とし穴
一方で、壬寅は直感が鋭いぶん、勢いに任せるとムラが出ます。特に注意したいのは、
- 「今しかない」に弱い:寅の勢いで即決し、リスク検証が薄くなる
- 人に乗せられる:壬の共感力で“信じたい”が先に立つ
- 頑張った自分へのご褒美が増える:散財がストレス発散になる
壬寅の財運を伸ばすなら、直感は活かしつつ、最後は数字とルールで締めること。これができるほど、40代以降に大きな財を築く流れが安定します。
壬寅の金運:稼げるのに使い方で差がつく
壬寅は稼ぐ力がある一方で、金運(お金の出入りの安定)は「使い方」によって上下しやすい干支でもあります。壬は“流れ”なので、入るときは大きく入るのに、出るときも大きく出がちです。
壬寅の金運が強い人の共通点
- 固定費を最初に整えている(住居・通信・保険・サブスクを見直している)
- 貯める仕組みがある(先取り貯金、積立、目的別口座)
- “人のため”出費に上限がある(プレゼントや交際費にルールを作る)
壬寅が散財しやすい瞬間
壬寅は、頑張った分だけ「気分を上げたい」「場を良くしたい」という出費が増えます。特に、断れずに合わせる交際費、雰囲気に流される買い物、疲れたときの衝動買いには注意。金運を安定させるには、使う前に“一呼吸”を入れる習慣が効きます。
壬寅はモテる?モテる理由と恋愛傾向
壬寅は「壬寅はモテる?」という検索がある通り、恋愛面でも注目されやすい干支です。モテる理由は、見た目の派手さよりも、安心感と勢いの両方を持つところにあります。
壬寅の男性の恋愛傾向
壬寅男性は、普段は落ち着いて見えても、恋になると熱が入りやすいタイプ。好きになった相手には一途で守ろうとする力が働きます。気配りもできるので「頼れる」「懐が深い」と感じられやすいでしょう。
ただし、ペースが出ると“自分が引っ張る形”になりやすく、相手が置いていかれることも。長続きのコツは、情熱を見せつつ、相手のペースを尊重して待つことです。
壬寅の女性の恋愛傾向(壬寅の女性は美人?)
壬寅女性は、聡明さと華やかさが同居しやすく、「雰囲気が美人」「佇まいが綺麗」と言われることがあります。ここで言う“美人”は、顔立ちだけでなく、芯の強さと所作の品が合わさって生まれる魅力です。
恋愛では、勢いで落ちるというより、信頼を積み上げながら好きになる傾向。だからこそ、相手選びは慎重で、妥協は少なめです。壬寅女性は、尽くす力もありますが、尽くしすぎると消耗します。恋を長続きさせるには、「頼る」「甘える」を意識して、支え合いの形にするのが開運ポイントです。
壬寅の結婚運:自立したパートナーシップで運が伸びる
壬寅は、結婚に対してロマンだけで突っ走るより、現実の安心感も大事にするタイプが多いです。壬は生活の流れや安定、寅は未来への成長。つまり壬寅は、「今の安心」と「これからの伸びしろ」の両方がそろうと、結婚運が一気に安定します。
一方、壬寅が結婚で躓くときは、我慢の積み重ねが原因になりがちです。言いたいことを飲み込んで“いい人”を続けるほど、ある日突然、心が冷めることも。結婚運を守るには、小さな違和感を早めに言語化して、二人で調整する習慣が大切です。
壬寅の仕事運と適職:企画・交渉・育成で評価される
壬寅は、知性・行動力・柔軟性を備えたマルチプレイヤー。変化に強く、状況を読み替えながら成果を出せるのが武器です。特に「人と情報が集まる場所」で力を発揮します。
壬寅の適職
- 営業・広報・PR(人脈と信頼が成果になる)
- 企画・プロデュース(流れを読み、形にする)
- 教育・育成・マネジメント(人を伸ばしてチームで勝つ)
- 起業・新規事業(寅の開拓力が活きる)
注意点は、興味のないことへの熱が切れやすいこと。壬寅が仕事運を伸ばすには、情熱が湧く領域に寄せるか、どうしても避けられない業務は“仕組み化”して消耗を減らすのがコツです。
壬寅と相性の良い60干支
壬寅は、勢いと包容力の両方があるため、相性が良い相手とは“伸ばし合い”が起きやすいです。ここでは、関係がスムーズになりやすい代表例を挙げます。
- 甲午(きのえうま):勢いの方向性が近く、行動が噛み合う。刺激し合いながら前進できる。
- 丙辰(ひのえたつ):明るさと器の大きさが合い、壬寅の挑戦を後押ししやすい。
- 庚申(かのえさる):壬寅の柔軟さに、冷静な判断が加わり、現実面が整いやすい。
- 辛亥(かのとい):感性が似ていて、心地よい距離感を作りやすい。
壬寅と相性の悪い60干支
相性が悪い=不幸、ではありません。ただ、ぶつかりやすいポイントが明確なので、最初から“コツ”を知っておくと楽になります。
- 己巳(つちのとみ):主張の強さがぶつかりやすい。譲り方・譲られ方の学びがテーマ。
- 丁酉(ひのととり):価値観の違いが細部で出やすい。目的を揃えると安定しやすい。
- 戊申(つちのえさる):頑固さと柔軟さが摩擦になることも。役割分担が鍵。
- 辛丑(かのとうし):ペースの違いがストレスになりやすい。時間をかけて理解を深めると良い。
壬寅の日柱を持つ芸能人有名人
壬寅の日柱を持つ芸能人・有名人の例を紹介します。話題になりやすいのは「壬寅 芸能人」「壬寅 有名人」というテーマですが、日柱は出生時刻や暦の扱いで前後する場合があります。ここでは“代表例”として参考にしてください。
| No. | 名前 | 職業 | 誕生日 |
|---|---|---|---|
| 1 | 高倉 健 | 俳優 | 1931年2月16日 |
| 2 | 梅宮 辰夫 | 俳優 | 1938年3月11日 |
| 3 | 山本 寛斎 | ファッションデザイナー | 1944年2月9日 |
| 4 | 森山 良子 | 歌手 | 1948年1月18日 |
| 5 | 村上 春樹 | 作家 | 1949年1月12日 |
| 6 | 岸田 文雄 | 政治家 | 1957年7月29日 |
| 7 | 三谷 幸喜 | 脚本家 | 1961年7月8日 |
| 8 | トム・クルーズ | 俳優 | 1962年7月3日 |
| 9 | 阿部 寛 | 俳優 | 1964年6月22日 |
| 10 | 山口 智子 | 女優 | 1964年10月20日 |
| 11 | 宮本 浩次 | ミュージシャン | 1966年6月12日 |
| 12 | ピエール瀧 | タレント | 1967年4月8日 |
| 13 | 夏川 結衣 | 女優 | 1968年6月1日 |
| 14 | 小山田 圭吾 | ミュージシャン | 1969年1月27日 |
| 15 | 的場 浩司 | 俳優 | 1969年3月28日 |
| 16 | 西川 貴教 | 歌手 | 1970年9月19日 |
| 17 | 武井 壮 | タレント | 1973年5月6日 |
| 18 | 辺見 えみり | タレント | 1976年12月16日 |
| 19 | 山崎 静代 | お笑い芸人 | 1979年2月4日 |
| 20 | 上原 多香子 | 歌手 | 1983年1月14日 |
| 21 | 石原 さとみ | 女優 | 1986年12月24日 |
| 22 | 斉藤 優里 | タレント | 1993年7月20日 |
| 23 | 桜井 玲香 | 女優 | 1994年5月16日 |
| 24 | 大西 流星 | アイドル | 2001年8月7日 |
壬寅の人は、個性と情熱をもって時代の先を切り開いていく人が多いのが特徴です。周囲に流されるのではなく、周囲を“うまく巻き込みながら”前へ進む——それが壬寅らしさです。
壬寅の開運アドバイス:奉仕を“自分も満たす形”に変える
壬寅が開運するときは、頑張りが報われて「流れ」が太くなります。逆に停滞するときは、奉仕が自己犠牲になり、疲れで判断が鈍ります。壬寅は次の3つを意識すると、運の巡りが整いやすいです。
- 境界線を作る(できること・できないことを先に決める)
- 頼る練習をする(任せるほど人脈が強くなる)
- 休む日を予定に入れる(水の流れを澄ませる時間を確保する)
壬寅は「激しくも美しい川のような運命」。勢いも、優しさも、あなたの才能です。だからこそ、その才能を消耗ではなく循環に変えたとき、財運も恋愛運も、仕事運も、一段上のステージへ動き出します。
壬寅と“同じ壬”を持つ干支との違い(関連記事)
壬寅をより立体的に理解したいなら、同じ「壬」を含む別の干支も比較すると腑に落ちやすいです。気になるものから読んでみてください。
- 壬午(みずのえうま):壬の勢いが“火”とぶつかるとどう出る?
- 壬辰(みずのえたつ):壬の器がさらに大きくなりやすい組み合わせ
- 壬子(みずのえね):水の純度が上がり、強運にも繊細さにも振れやすい
- 壬戌(みずのえいぬ):水が“土”に受け止められたときの現実感
- 壬申(みずのえさる):知性と器用さに寄りやすい壬の使い方
また、壬が絡むテーマとして「三業干支」が気になる場合は、壬辰・壬子に関係する不子の業の解説も参考になります(壬寅そのものは三業干支の不子の業ではありません)。



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壬寅だけ性格悪いの書き忘れてない?