おみくじを引いたら末吉…これは一体どれくらいの確率なのか気になりますね。
おみくじの種類
おみくじには、単純な二択(○か×)ではなく、さまざまな運勢が含まれています。具体的には、最も良い運勢の「大吉」から最も悪い運勢の「大凶」までの範囲に多くの運勢が存在します。さらに、最近では「大吉」より上の「大大吉」や「大凶」より下の「大大凶」など、従来の範囲を超えた運勢も見られるようになりました。
おみくじの運勢の種類は地域や神社、寺によっても異なるため、具体的に何種類あるかを一概に言うことは難しいです。しかし、一般的には以下の2つのパターンが主流です。
よくあるおみくじの種類
- 基本の7種類
- 大吉
- 中吉
- 小吉
- 吉
- 末吉
- 凶
- 大凶
- 12種類
- 大吉
- 中吉
- 小吉
- 吉
- 半吉
- 末吉
- 末小吉
- 凶
- 小凶
- 半凶
- 末凶
- 大凶
これらの運勢は、一般的におみくじに含まれる可能性があり、運勢の範囲や種類は場所によって異なることを示しています。
末吉を引く確率
おみくじで末吉を引ける確率は平均的に約15%程度とされています。具体的には、13%から20%の範囲で変動するようですが、これらの数値の信憑性については保証が難しい部分があります。
例えば、2015年に明治神宮に初詣で訪れた約316万人の参拝客全員がおみくじを引いた場合、末吉が出る確率が15%だとすると約45万本の大吉が必要になります。一方、同年に約270万人が訪れた伏見稲荷大社では、約40万本の大吉が必要となり、明治神宮と比べて約5万本の差が出ることになります。これからも分かるように、社寺や参拝者の数によって大吉を引ける確率は異なりますが、宝くじの1等に当たる確率よりは高いと言えるでしょう。
なお、自動販売機の下にお金が落ちている確率が約10%であることを考えると、 末吉を引く確率の方が高いと言えます。
おみくじの運勢の割合
おみくじには地域によって異なる種類の運勢がありますが、ここでは一般的な7種類の運勢についての割合を紹介します。
- 大吉: 約22%
- 中吉: 約8%
- 小吉: 約13%
- 吉: 約28%
- 末吉: 約15%
- 凶: 約13%
- 大凶: 約1%
意外にも、大吉の割合は最も低いわけではなく、実際には吉の割合が最も高いです。これは、おみくじの結果が必ずしも一般的な期待に沿っているわけではないことを示しています。
浅草寺のおみくじでは、以下のような特有の割合が設定されています。
- 大吉: 17%
- 吉: 35%
- 半吉: 5%
- 小吉: 4%
- 末小吉: 3%
- 末吉: 6%
- 凶: 30%
ここで注目すべきは、半吉と末小吉が含まれており、それぞれ5%と3%の割合であることです。これらは比較的珍しい運勢であり、特に凶の割合が30%と高めに設定されているため、浅草寺のおみくじはリスキーな面も持ち合わせています。
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