一粒万倍日や天赦日に悪いことが起きる…という方も多いですよね〜。
そう、開運日だからといって良いことばかりが起きるわけではないのです。
一粒万倍日や天赦日に悪いことが起きる
一粒万倍日や天赦日は開運日のはずなのに、一粒万倍日に悪いことが起きる、という経験をお持ちの方も多いでしょう。
「一粒万倍日なのに車の事故に遭った」「天赦日なのにお金を落としてしまった」「一粒万倍日なのに病気で倒れてしまった」「天赦日に大事な商談が決裂してしまった」など、開運の日に予期せぬ出来事が起こると、つい混乱してしまうかもしれません。
それではなぜ、一粒万倍日や天赦日に悪いことが起きるのでしょうか。
一粒万倍日とは
まずは一粒万倍日について知りましょう。
一粒万倍日とは、一粒の籾が万倍にもなる日という意味です。「ひと粒の種がたくさんの実りとなって、万倍にも増える」という意味を持つ吉日です。
そのため一粒万倍日は新しい事柄を開始するのに最適な日と言われ、大安と同様に縁起が良いとされる吉日で開運日です。
天赦日とは
天赦日とは暦注の一つで、大安よりも縁起のよい、最高の吉日と言われています。「天が全ての罪を赦す日」を指し、これは「全てが許され、事態がスムーズに進行する日」と解釈されます。この特別な日は一年の中に僅か5日から6日しか存在しないため、非常に貴重とされています。
開運日とは何か?
開運日とは、文字通り「運を開く日」のことを指します。
開運日には新しいことを始めたり、大切な決断をしたりすることで、良い結果が得られる可能性が高まると言われています。
開運日にはさまざまな種類があり、例えば「天赦日」、「一粒万倍日」、「寅の日」、「十日戎」などがあります。それぞれの開運日には特徴と効果があり、それに従って行動することで、日常生活やビジネス、人間関係などにおいて好影響を期待することができます。
例えば、「天赦日」は運気が上昇しやすい日とされ、新たな始まりや挑戦、契約などに最適な日とされています。「一粒万倍日」は行動の結果が万倍になるとされる日で、ポジティブな行動をすることで大きな成果を得ることができます。
ただし、開運日とは、良い結果が絶対に得られる保証ではなく、あくまで「行動を起こすのに良い日」であるということを理解しておくことが大切です。
そう、これは「良いことが必ず起こる日」ではなく、「行動を起こすのに良い日」を意味しているのです。
開運日は「行動を起こすのに良い日」吉日、大吉日、最大吉日
「吉日」「大吉日」「最大吉日」などと呼ばれる開運日ですが、これは「行動を起こしたり、決断をするのに良い日」という日なのです。その日に始めたことが良いシンクロニシティを起こして、良い方向へと進んでいく…それが開運日なのです。
基本的には、良いシンクロを「自分で起こす」ための日と言えます。単純にその日にいいことが起こるのではなく、起こしたことがその後の日々で大きな実りとなっていくのです。
一粒万倍日にやってはいけないこと、悪いことも万倍になる
一粒万倍日は、自分の行動が万倍になって返ってくる日とされています。そのため、この日は自分からネガティブなアクションを起こすことを控えるのが賢明です。例えば、人の悪口を言ったり、家族やパートナーに文句を言ったり、ケンカを吹っかけるような行動は避けたほうが良いでしょう。
一粒万倍日はネガティブな行動をやってはいけない
一粒万倍日には、ネガティブな行動や思考を控えることが推奨されます。例えば、他人の悪口を言ったり、家族やパートナーに対して不満をぶつけたり、意図的に他人と争ったりするなどのネガティブな行動は避けましょう。これらの行動は、自分自身にも悪影響をもたらす可能性があります。
一粒万倍日はポジティブな行動をするといい
反対に、ポジティブな行動を増やすことで、良い結果を引き寄せることができます。感謝の気持ちを忘れずに、自分や他人への思いやりを忘れないようにしましょう。善行を積み重ねることで、良い運気を呼び込むことができます。
一粒万倍日に悪いことが起きても自己反省と自己肯定する
もし一粒万倍日に悪いことが起きたとしても、それを自己否定につなげるのではなく、反省の材料とすることが重要です。ミスや失敗は誰にでもあることです。それを受け入れて、次に生かすことが大切です。
一粒万倍日に許すことの大切さ
もし一粒万倍日に他人からネガティブな行動を受けたとしても、それに反撃するのではなく、許すことの大切さを忘れないようにしましょう。人間関係のトラブルは、その場の感情に流されやすいものですが、一粒万倍日には特に冷静に、そして寛容に対応することが求められます。
天赦日にしてはいけないこと、閉店や退職
天赦日は新たな始まり、たとえば開業や転職に適した日ですが、逆に退職や閉店には向いていません。もちろん、これらも新たなスタートの一環であると考えることも可能ですが、「終焉・完結」という意味合いが強く、そのような決断はこの日には避けた方が良いかもしれません。
天赦日には罪悪感を伴う行為はしてはいけない
天赦日は「天が全ての罪を許す日」とも言われていますが、それは何をしても許されるという意味ではありません。犯罪は言うまでもなく、浮気や借金作り、ギャンブルなど、自分自身で罪悪感を感じるような行為は避けるべきです。これらの行為は後に心のひずみとなりますので、慎んでください。
開運日に起こる悪いことを「毒出し」と捉える
自分がポジティブを心掛けていても、相手から嫌なことを言われたり、怒られたり、冷たい態度を取られることもあります。そのようなときには、「嫌なことがあったから、悪い事が起こるのではないか」と悲観的に考える必要はありません。
開運日に悪い事象が起こることは、大事な「毒出し」になったと前向きに捉えて良いのです。ただし、それに対して反撃したり、自分が悪かったと責めると、「毒出し」にならず、悪い事象が返ってきてしまう可能性があるため注意が必要です。
一粒万倍日だけでなく、あらゆる開運日において、「怪我をした」「事故を起こした」「体調を崩した」「物が壊れた」「大事なものを失くした」「仕事でミスをした」といった不運が訪れることもあります。しかし、これらの出来事を「不運」と捉えるのではなく、「毒出し」や「波動調整」として捉え、大難が小難で済んだと前向きに解釈することが大切です。
開運日に起こるネガティブな事象:「水に流す」ことが大切
ネガティブなことが起こったときは、「水に流す」ことが重要です。自分からネガティブなアクションを起こさなければ、その日に起こった事象は全て「毒出し」となり、あなたの開運につながるはずです。
開運日を正しく活用する
開運日は、吉兆が重なる特別な日です。しかし、「良いことが必ず起こる日」ではなく、「行動を起こすのに良い日」と理解し、自分の行動や反応に注意しながら過ごすことが大切です。開運日に起こるネガティブな事象も「毒出し」と捉え、前向きに過ごすことで、その日のエネルギーを最大限に活用することができます。
開運日の悪いことは運の積み立て貯金
開運日に「買い物をしよう」と考えてお店に足を運んでも、気に入った商品がなかったり、売り切れていてガッカリすることもあるでしょう。しかし、そうした場合でも、「買い物に行った」という行動自体が、自分の運を上げる行為となっています。目的の商品を手に入れられなかったとしても、開運アクションを起こしたことには変わりないので、それを前向きに捉えることが重要です。
開運日の行動は運の貯金
開運日に何か行動を起こすと、それはあなたの「運の貯金」に積み立てられます。意図した結果が得られなかったとしても、その行動そのものが大切なのです。目的のものを買わずに帰宅したとしても、開運アクションを起こしたことになるので、それをポジティブに捉えることが大切です。
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