四柱推命の60干支の42番目に当たる乙巳についてです。
乙巳は非常におおらかでいながら合理的な性格の持ち主です。何を言われても泰然自若としているせいか、性格が悪いと思われることも…ですがさっぱりしていて根にもたず容姿も綺麗な人が多いのでモテます。
乙巳とは
乙巳は四柱推命の60干支の2番目になります。乙巳(きのとみ・おつぼくのうさぎ・おつぼくのう・いつぼう)とは、干支の組み合わせの42番目で、十干の乙と十二支の巳の年月日を指します。
四柱推命では日柱と呼ばれる生まれた日の干支=日干から、その人の本質や性格、運勢を読みとることができます。


乙巳のイメージ
乙巳(きのと・み)は、十干の「乙(きのと)」と十二支の「巳(み)」が組み合わさった六十干支の42番目にあたります。乙は草花やツタのような柔らかさとしなやかさを表し、巳は知性や情熱を象徴する干支です。この二つが融合することで、乙巳の人は繊細で感受性が豊か、それでいて頭の回転が速く行動力がある性格となります。
また、乙巳は「異常干支」のひとつとされるため、常識にとらわれない自由な生き方をする人が多く、人生に波が起こりやすい傾向があります。良い意味では創造的で個性的、悪い意味では変わり者と思われることもあるのが特徴です。
乙巳の運勢
乙巳の運勢は、波乱と好転を繰り返すダイナミックな人生になりやすい傾向があります。若い頃は迷いや遠回りも多くなりますが、30代から40代にかけて運気が安定し、自分の強みを活かせる環境が整いやすくなります。
人間関係や恋愛での試練が人生の大きな転機になることもありますが、そこを乗り越えることで精神的に成熟し、人生の後半には穏やかで実りある道を歩むことができるでしょう。
また、「乙巳は美人」で人から注目されることが多い反面、誤解されやすさも運勢に影響します。自分の内面と丁寧に向き合うことが、運を味方につけるポイントとなります。
乙巳は美人が多い?その理由とは
「乙巳は美人」という表現は、占いや四柱推命においてよく語られるテーマの一つです。乙巳生まれの人は、華やかで魅力的な外見を持つ人が多いとされます。その理由には以下のような点が挙げられます。
- 乙(きのと)の柔らかさ:乙は木の陰、つまり草花や若木などを表し、細くて整った印象や繊細な魅力を与えます。
- 巳(み)の美意識と情熱:巳は美しさと色気を内に秘めた干支で、自己表現やファッションへのこだわりが強い傾向にあります。
- 異常干支としての個性:乙巳は異常干支のひとつであるため、独特のオーラや雰囲気があり、周囲を惹きつける力があるのです。
これらが相まって、「乙巳は美人」と言われるのです。実際に芸能界にも乙巳生まれの美男美女が多く、独特の存在感で人々を魅了しています。
乙巳は異常干支?
「乙巳」は異常干支ではありません。
乙巳は三業干支の祇王の業
「乙巳」は異常干支ではありませんが、祇王の業の持ち主です。
この業を持つ人は結婚が難しく、もし結婚できたとしても、その後の生活はトラブルや挑戦に満ち、結婚と離婚を繰り返す傾向にあります。結婚生活で直面するこれらの挑戦は、しばしば異性による裏切りや深刻な問題として現れることがあります。

乙巳の女性の性格と恋愛傾向
乙巳は美人で繊細な感性の持ち主
乙巳の女性は、洗練された外見と知的な魅力を持っており、多くの人から注目される存在です。「乙巳は美人」という言葉通り、華やかでどこかミステリアスな雰囲気を持つため、男性からも女性からも好感を持たれやすいです。
一方で、人に合わせすぎて自分を見失いやすい一面もあります。乙の性質は環境に影響されやすいため、恋愛においても相手の価値観に流されやすく、感情が不安定になりやすい傾向があります。
離婚しやすいと言われる理由
「乙巳は離婚しやすい」というのは、感情の揺れと理想の高さ、そして相手に対するこだわりの強さが原因です。見た目の美しさに反して、内面は非常に繊細で、自分が納得できないことを抱え込んでしまう性質があります。そのため、恋人や配偶者との関係がこじれると、表面上は穏やかでも内心では深く悩み、最終的に離婚という選択をする人も少なくありません。
乙巳の男性の性格と人間関係
スマートで個性派の男性像
乙巳の男性は、スマートで都会的な印象を持つ人が多く、独自の美意識と知性を持つタイプです。感性が鋭く、ファッションや言葉選びにもこだわりがあり、「ちょっと変わった雰囲気のある人」として注目されやすいです。
「乙巳は異常干支」であることから、平凡な人生には興味を持たず、個性的でクリエイティブな生き方を選びがちです。仕事ではアートやデザイン、表現系の職業で才能を発揮することも多いでしょう。
相手に求めるものが多い
乙巳の男性は、恋愛においても理想が高く、自分の世界を理解してくれる相手を求める傾向があります。恋愛初期は情熱的ですが、関係が長く続くと「本当にこの人でいいのか?」と悩みやすく、相手に対する違和感を抱きやすいです。これが、乙巳の男性が人間関係で孤立したり、恋愛が長続きしない原因になることもあります。
乙巳の仕事運
乙巳生まれの人は、感性と知性を活かす仕事に強い適性を持っています。クリエイティブな分野、企画力や独自性が求められる職場ではとても高い評価を得やすいでしょう。特に、アート・ファッション・デザイン・編集・教育・心理カウンセラーなどの分野では才能を発揮しやすいです。
また、「乙巳は異常干支」であるため、型にはまった職場やルールが厳しすぎる環境には適応しにくい一面もあります。自由裁量のある仕事、またはフリーランスなどの形態も向いています。独立心が強いため、起業家としても成功する素質があります。
乙巳の金運
乙巳の金運は、波があるものの、努力と感性のバランスで大きな財を得る可能性があるタイプです。地道に貯めるよりも、センスやタイミングを活かして一気にチャンスを掴むような金運を持っています。
ただし「乙巳は異常干支」であるため、突発的な出費や浪費にも注意が必要です。ストレスが溜まると衝動的に高額な買い物をしてしまう傾向があるため、収支管理をしっかり行うことが金運アップのカギになります。
副業や投資など、複数の収入源を持つことも金運を安定させるポイントです。乙巳の美的感覚や直感を活かしたお金の使い方が成功に繋がるでしょう。
乙巳の相性が良い干支
「乙巳は美人」でありながら、「乙巳は異常干支」という複雑な一面を持つため、相性の良い干支と出会うことが人生において重要なカギとなります。
- 庚申(かのえさる):冷静でユーモアもある庚申は、乙巳の感情の波をうまく受け止めてくれます。
- 辛酉(かのととり):美的センスと知性が共通し、精神的に深いつながりを築ける関係です。
- 丙寅(ひのえとら):情熱的で行動力のある丙寅は、乙巳の持つ迷いや不安を前向きに変えてくれる存在です。
庚申(かのえさる)との相性 – 天地徳合の最高の関係
乙巳(きのとみ)と庚申は、天地徳合と呼ばれる最高の相性を持ちます。庚申の人は、乙巳の人にとって頼もしく、安心して任せられる存在です。彼らはお互いの自由を尊重し合いながら、共通のロジカルシンキングを活かして課題を解決できます。結婚においても、お互いに「しょうがないね」と割り切る柔軟性が関係をスムーズに保ちます。
乙巳の相性が悪い干支
- 癸丑(みずのとうし):安定を求めすぎる癸丑とは、乙巳の自由な気質と合わず、重く感じやすいです。
- 己未(つちのとひつじ):感情的な衝突が多く、乙巳の繊細さが傷つきやすい関係になります。
- 戊午(つちのえうま):主張がぶつかりやすく、お互いに譲れない面が表に出やすいです。
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