2024年10月15日は十三夜

子供の日のおまじない、端午の節句と鯉のぼり

子供の日のおまじない、端午の節句と鯉のぼり おまじない

5月5日は端午の節句ですね!
この端午の節句と子供の日のおまじないについてです。端午の節句は立夏の日重なることが多いですが2024年は5月5日が立夏ですね。

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端午の節句とは

端午の節句は、奈良時代に中国から日本に伝わった風習で、男の子の健康な成長を祈る日として広く認知されています。同じ5月5日に祝われる「こどもの日」は、子どもの人格を尊重し、子どもの幸せを追求することとともに、「母への感謝」の意味も含まれています。端午の節句とこどもの日は、お子様の成長を祝う大切なイベントの一つです。

端午の節句の読み方は「たんごのせっく」

端午の節句の読み方は「たんごのせっく」です。

五節句とは

端午の節句と同じく、五節句にあるのは下記になります。

  • 人日(じんじつ)の節句(1月7日)、七草粥を食べて1年の無病息災を願う
  • 上巳(じょうし)の節句(3月3日)雛人形を飾って女の子の成長と良縁をねがう桃の節句、お雛祭り
  • 端午の節句(5月5日)鎧兜や鯉のぼりを飾り邪気を払って男の子の武運長久を祈る
  • 七夕(しちせき)の節句(7月7日)笹に短冊を吊るして願い事をする、七夕様。(お盆とする説もあります)
  • 重陽(ちょうよう)の節句(9月9日)菊を浮かべた酒や菊の花を飾って長寿を願う

端午の節句は「薬摘みの日」

端午の節句、またの名をこどもの日は、歴史的には「薬摘みの日」として知られています。この日、人々は菖蒲を摘む習慣があり、この植物はその後、「尚武」という言葉に結びつけられました。尚武は武道の精神を意味し、そこから端午の節句が武士の間で特に重要な日となりました。元々、菖蒲やヨモギを家の軒先に吊るして厄払いを行う風習でしたが、江戸時代に入ると、特に武士の間で、跡継ぎの男の子の健やかな成長を祝う日としての意味も強くなりました。この風習は次第に広がり、一般の町民にも受け入れられるようになりました。

端午の節句で厄除け、魔除け、運気をあげるおまじない

古来からある行事を大切にして楽しむだけで運気はあがります。ぜひ、こどもの日を楽しみましょう。伝統的な行事に伴うしきたりには、意味が込められています。

菖蒲湯に入って厄除けのおまじない

菖蒲は刃先が剣のように尖っており、邪気を払う賭されています。この菖蒲をお風呂に入れて、厄払いをし無病息災を願いましょう。また、菖蒲の根は香り高く、薬として重宝されていました。

またヨモギと一緒に軒先につるす地域もあります。

菖蒲の葉を枕の下に入れて無病息災のおまじない

菖蒲の葉を一枚枕の下に入れて眠ると、邪気をはらい無病息災になると言われています。

子供の日の食べ物の意味と由来、魔除けのおまじない

子どもの日の食べ物の意味や由来、おまじない的効果についてです。

柏餅を食べて子孫繁栄のおまじない

柏餅は、柏の葉に上新粉とくず粉(片栗粉)を混ぜてつくった「しんこ餅」に、あんを挟んだものを、柏の葉を二つ折りにして包んだお菓子の事です。寛永年間(1624~1644)頃にはすでに登場していました。
この柏餅、中国由来の行事が多い中で、珍しく日本発祥のものです。
柏の葉は、新芽が出ないと古い葉が落ちないという特徴があるので、冬の間も枯れ葉になっても落ちず、そのまま新芽がでます。 「子供が産まれるまで親は死なない」即ち「家系が途絶えない」という縁起に結びつけ、「柏の葉」は「子孫繁栄」につながります。
柏餅を食べて、運気をあげましょう!

粽(ちまき)を食べて魔除けと健康になるおまじない

柏餅が日本のオリジナルな一方、粽は中国の行事とセットで日本へ伝わってきました。
中国は戦国時代、紀元前278年ごろのことになります。
楚(そ)の国の高名な詩人、屈原(くつげん)は国王の側近としてつかえ、人々からも慕われていました。しかし陰謀のため国を追われることになった屈原は、ついに川に身を投げてしまったのです。その日は5月5日。屈原の死を悲しんだ人々は、葉で巻いた蒸し米をたくさん川に投げ入れて弔いました。
ところが漢の時代に、里の者が川のほとりで屈原の幽霊に出会います。
幽霊曰く、「皆が毎年供物を捧げてくれるのは有り難いが、私に届く前に悪い龍に盗まれてしまう。だから、今度からは龍が苦手にしている楝樹(れんじゅ)の葉で米を包み、五色の糸で縛ったものを投げてほしい」 と言いました。

それ以来、楝樹(れんじゅ)の葉で米を包み五色の糸で縛って川へ流すようになりました。これが粽の始まりと言われています。屈原の故事から、中国では五月五日の節句には、節物として粽を作り、親戚や知人に配るという習わしが生まれました。

そしてこの風習が日本にも伝わって、端午の節句となったのです。
端午の節句で飾られる五色の糸もここからきたのかも知れませんね。

ちまきには、子どもの健やかな成長を祈る気持ちと、魔除けの意味が込められているそうです。ちまきを包む茅や笹の葉は香りが強く、香りには邪気を払う働きがあると信じられていました。包んだちまきを結ぶ糸の色にも意味があります。赤・青・黄・白・黒の5色の糸は、五行説で万物のもととされている『木火土金水』に対応したものです。この五行を取り入れることで、子どもの健康や魔除けを祈願しているといわれています。

子どもの日は縁起が悪い、入籍や財布の購入

子どもの日に入籍、子どもの日に財布を購入…という方も多いのではないでしょうか?
子どもの日は祝日ですが、端午の節句は縁起が良さそうですよね〜!

子どもの日は縁起が悪い

5月5日の端午の節句は、古代中国の陰陽道としては奇数が重なる特別なでした。奇数は陽、すなわち縁起の良い数とされていましたが、奇数が重なる日は、逆に「強い陰をなす日」、つまり不吉な日として恐れられていました。

これに関してはひな祭りでもそうなんですよ〜。

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このため、人々はそのような日に身を清めてお供え物をするようになりました。これが後に五節句として残り、5つの厄払いをする日とされました。五節句は、節分(2月3日)、ひな祭り(3月3日)、端午の節句(5月5日)、七夕(7月7日)、重陽(9月9日)の5つの節日です。

ただこの説は確証に欠けるところがあり、確定ではないんですよね。子どもの日は立夏が近く、その前は春の土用です。そして同時に背によう占星術ではブルズゲートの日です。
個人的には体調不良が起こりやすく運気の波のある時です。昔の人はそれを感じて魔除けに菖蒲や蓬を使ったのかもしれません。

子どもの日に入籍

子ども日は5月5日のゾロ目で覚えやすい上に5という数字も縁起がよく感じますよね〜。
しかも祝日ですのでお祝いもしやすいです。
この日が実際の吉日であるかとは別に

  • ゴールデンウィークの祝日で祝いやすい
  • 将来子供が生まれた時に喜びが二重
  • ゾロ目で覚えやすい
  • 忘れにくい

という意味で入籍や結婚記念日に良いと思いますよ。また、その年最高の吉日を選んでも、翌年も吉日とは限りません。ローンを組む日や新車の購入、棟上げや地鎮祭とは違い、この先も永遠に祝う日はお二人の記念日にわかりやすい日にされるといいですよ。

子どもの日に財布

子どもの日は「縁起が良い!」と感じる方が多いのか、この日にお財布を購入したり使い始めたりしたい方も多いかもしれません。
個人的には上記の入籍日や結婚記念日と同じくその人が「最高の吉日だと思える日」は吉日だと思いますが、このサイトはスピリチュアルブログで吉日を紹介しています。
金運系の吉日が五節句に当たるとは限りません。吉日について確認してくださいね!

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