四柱推命の60干支の39番目に当たる壬寅についてです。
壬寅は奉仕の人で人に合わせるのが上手ですが、やり過ぎるとストレスに。
壬寅とは
壬寅は四柱推命の60干支の39番目になります。壬寅（みずのえとら、じんすいのとら、じんいん）とは、干支の組み合わせの39番目で、十干の辛と十二支の寅の年月日を指します。
四柱推命では日柱と呼ばれる生まれた日の干支＝日干から、その人の本質や性格、運勢を読みとることができます。
壬寅のイメージ
壬寅は、自然の中で見られる海を意味する十干の壬と、季節である春の始まりを象徴する十二支の寅によって形成される干支の一つです。この組み合わせは、春の初めに雪解けの水が海に流れ込む様子を連想させます。そのため、壬寅は春の海のようなイメージを持ち、純粋な心を持って目標に向かい、おおらかでありながら時には大胆に進む性質が特徴です。
壬寅の性格は、新しい始まりと成長の象徴であり、その力強さと清らかさは、人々が新たな挑戦に向かって進む際の勇気と希望を表します。この干支には、物事を新しい視点で見る能力と、困難に直面しても諦めずに前進する強さが備わっています。壬寅の年や人は、自然界のリズムと調和しながら、生命の再生と成長の力を内に秘めています。
壬寅は異常干支ではない
壬寅は異常干支ではありません。異常干支は、一見、悪い印象を受けるかもしれませんが、実はこれは「異端」や「非凡」という意味合いが強いです。異常干支は、一般的な枠組みや常識から外れた特異な特質を持ち合わせており、そのために非凡な才能や可能性を秘めていることが多いのです。
壬寅の金運と財運は良い
壬寅は、他人を優先し、奉仕の心を持って行動することから、金運や財運に恵まれるとされる人徳豊かな性格を持っています。この干支に生まれた人々は、強い金運と財運の持ち主であり、音楽や芸術に優れた才能を持っていることが多く、賢さと抜け目なさを兼ね備えているため、成功を収める可能性が高いです。大きな夢を持ち、それを叶えるための努力と情熱を持つ壬寅は、海外での活躍やリーダーシップを発揮する場面も見られます。
しかし、壬寅の人々が注意すべき点は、過度に人に合わせる傾向にあります。気配りができてサービス精神旺盛な一方で、冷静な観察力と鋭い人を見る目を持ち、警戒心が強いです。コミュニケーション能力が高いように見えますが、実は疑り深く、心を簡単には開かない性質があります。人に合わせることで、徐々に相手のペースに引き込まれ、騙されるリスクもあります。また、自分の信念に固執する頑固さがあり、誤った方向に進んでいても周囲のアドバイスを受け入れないことがあります。壬寅の人は、他人の意見に耳を傾け、それによって不運やトラブルを避けることが大切です。一部の壬寅には、自身の知性から人を見下す傾向があり、人を大切にする心を育む必要があります。しかし、基本的には優しい性格の人が多く、奉仕の心を忘れず、自分自身のことも大切にするバランスが重要です。
徳川家康は壬寅年生まれ
徳川家康は、天文11年（1542年）12月26日の早朝4時ごろ、三河国の岡崎城でこの世に誕生しました。その年は干支で言う寅（とら）年の壬寅にあたり、生まれた日も寅の日で、時間までもが寅の刻という、非常に珍しい「三寅の福」とも称される縁起の良いタイミングでの出生でした。この三重の寅の一致は、家康が生涯にわたって享受した幸運と成功の象徴とされ、彼の人生と運命に深く関わっていると言われています。
壬寅の性格の特徴
壬寅は、春の海を思わせるような爽やかで穏やかな性質を持ち合わせています。この性格の持ち主は、純粋で冒険心に富み、周囲に安心感を与える人物です。社交的で面倒見が良く、人々を自然と引き寄せる魅力があります。内に秘めたチャレンジ精神と、状況を見極める鋭い判断力を兼ね備えており、夢や目標に向かって果敢に進む姿勢があります。
壬寅生まれの女性の性格と特徴
壬寅を持つ女性は、自由を愛し、芸術的なセンスに溢れています。豊かな感性と想像力を活かし、観察力とチャンスを掴む決断力で、自分の道を切り拓きます。しかし、自由を制限される環境には苦手意識を持ちます。自分らしさを最大限に発揮できる場所で生きることで、才能を磨き、輝くことができるでしょう。
壬寅の男性の性格と特徴
壬寅を持つ男性は、見た目の穏やかさとは裏腹に、冒険心とチャレンジ精神が強いです。向上心を持ち、臨機応変に対応する力と判断力を兼ね備えています。おおらかで包容力があり、人を大切にする心から、自然と人々の中心となることが多いです。社交的で気配りができるため、どこにいても周囲からの信頼と好感を得やすいです。
壬寅の相性
壬寅の人々は、丁亥と庚午と非常に相性が良いとされます。これらの組み合わせでは、一緒に過ごす時間も、別に過ごす時間も共に充実しており、長く幸せな関係を築きやすいです。
壬寅と相性の良い干支
- 丁亥: この組み合わせは天地徳合と呼ばれ、最高の相性を持つとされています。お互いに深く引き合い、思考を理解し合える関係性が築けます。特に異性同士の場合、結婚しやすく別れにくい特徴があります。両者はアーティスト気質が強く、人の気持ちを察するのが得意で、余計な口出しをしない点が共通しています。これにより、口に出さなくても理解し合える部分が多く、気楽な関係を築けます。お互いに自分の時間を大切にするため、距離感を保ちながらの関係が可能です。
- 庚午: 庚午の人は、行動が素早く、頭の回転も速いことで知られています。これは壬寅の人が信頼し、評価する部分です。一方、庚午の人は壬寅の人のアーティスティックな面や、地道な努力を高く評価します。互いの才能を尊重し合い、支え合う関係が築けます。また、どちらも周囲の人々に対して優しく、意図や価値観を尊重することができるため、助け合いながらの関係が期待できます。
相性の悪い干支
- 壬申: 壬申の人は、その場の雰囲気やノリで物事を進めることが多く、壬寅の人から見ると落ち着きのない存在に感じられることがあります。壬寅の人は地道な努力を重視するため、壬申の人の動きがうっとおしいと感じることも。互いに距離を置きたくなる関係性になりがちです。
- 甲申: 甲申の人は、常に動き回りたいという性質があり、お休みの日などは様々な場所を訪れることを好みます。これは、のんびりとした時間を大切にする壬寅の人とは正反対の行動パターンです。甲申の人も、壬寅の人のペースに物足りなさを感じるため、お互いにうまく行きづらい関係となります。
壬寅(みずのえとら)の仕事運
壬寅の人々は社交性が高く、状況判断力に秀でています。聡明で冒険心があり、判断力が鋭いため、幅広い職種で活躍する可能性を秘めています。特に、豊かな感性と創造力を生かせる職業、例えばデザイナーやライター、広告業界などが得意分野です。また、人への気遣いやコミュニケーション能力を活かせる接客業にも向いています。生まれながらにして金運が強いとも言われる壬寅の人は、個人事業主としての自由な働き方で、臨機応変に対応し、感謝されることも多いでしょう。
壬寅(みずのえとら)の恋愛運と結婚
壬寅の人は、自由と精神的な繋がりを重んじる性格です。落ち着いた外見とは裏腹に、情熱的な内面があり、そのギャップが魅力的に映り、多くの注目を集めることがあります。恋愛では、好きな人ができると、そのチャンスを逃さず、積極的に自分の気持ちを伝える傾向があります。ロマンチックで自由を愛する一方、相手の気持ちを理解する感受性が強く、心の繋がりを大切にします。自立心が強いけれども少し甘え下手な面があり、パートナーに積極的に頼ることで、より深い信頼関係を築けるでしょう。結婚後は、家庭を大切にしつつ、職業生活でも自己実現を図りたいと考えます。仕事と家庭のバランスを適切に管理することで、パートナーと共に豊かな生活を楽しめるはずです。
コメント
壬寅だけ性格悪いの書き忘れてない？