四柱推命の60干支の54番目に当たる丁巳についてです。
丁巳は異常干支で孤独な人が多いですが、めちゃくちゃに強いです。
丁巳とは
丁巳は四柱推命の60干支の54番目になります。丁巳(ひのとみ・ていかのみ・ていし)とは、干支の組み合わせの54番目で、十干の丁と十二支の巳の年月日を指します。
四柱推命では日柱と呼ばれる生まれた日の干支=日干から、その人の本質や性格、運勢を読みとることができます。


丁巳のイメージ
「丁巳」は、十干の「丁(ひのと)」と十二支の「巳(み)」が組み合わさった干支です。丁は陰の火を示し、小さくとも揺らめく炎のような繊細さや温かさを象徴します。巳は夏の始まり、太陽の光が強まる時期の「蛇」を表し、火や熱、成長と変化のイメージがあります。
大切なポイント
- 丁巳の「丁」はろうそくの火のように小さく静かだが、周囲を柔らかく照らす性質があります。
- 丁巳の「巳」は夏の初めの力強いエネルギーを持ち、成長や変化、情熱と探究心を示します。
- 巳の火エネルギーと丁の繊細な火が組み合わさり、内に秘める情熱と外に向かう探求心が混ざる性質が特徴です。
丁巳は異常干支
丁巳は異常干支になります。異常干支は、一見、悪い印象を受けるかもしれませんが、実はこれは「異端」や「非凡」という意味合いが強いです。
丁巳が異常干支とされるのは、家業とは異なる分野に挑む独立心や、通変星・十二運星の影響で強まる意志力、洞察力、タイミング感覚などによります。丁巳は金運が良いとされ、食べるに困ることは少ない運勢です。独立後も資金面で比較的安定しやすく、自分の事業を続けやすい追い風となります。起業や新しい挑戦で栄える運勢を持つ一方、安定に満足せず自己成長を続けることや、休息と人間関係のバランスを意識することが成功と幸福を支えます。

通変星と十二運星の影響
通変星:劫財(ごうざい)
劫財は自我や独立心を示す星です。丁巳の人においては、自分のやり方や道を追求しやすい性質を裏付けます。他者の影響を受け過ぎず、自分の信念に基づいて行動する力を強めます。
十二運星:帝旺(ていおう)
帝旺は生命力や行動力が最も盛んになる運気を示します。丁巳の季節(夏の始まり)に生まれた場合や他の柱で火の要素が支持される場合、情熱や意志力が強く表れ、起業や挑戦に追い風となります。
注意点と運気を保つために
- ぬるま湯につかった生活を避ける:安定に甘えず、常に上を目指して学びや挑戦を続けることが大切です。新しい知識やスキルを取り入れ、変化に積極的に対応しましょう。
- バランスと休息:情熱が強いため、過労やストレスに注意が必要です。適度に休息を取り、自分をリセットする時間を確保することで持続的に活躍できます。
- 人間関係の継続的ケア:独立志向が強い反面、孤立しないよう信頼できる仲間やサポートネットワークを大切に。協力関係を築きつつ、自分のビジョンを共有することが運気を後押しします。
丁巳は帝旺
四柱推命における「帝旺」は、十二運の一つで、陽のエネルギーが最も盛んな時期を示します。丁巳が帝旺とされるかどうかは、生まれた月や他の柱との関係で異なりますが、一般的な解釈を示します。
- 帝旺の意味:十二運の中で最も強い生命力や活動力を示す時期。エネルギーが満ちあふれ、行動力や影響力が大きくなる。
- 丁巳と帝旺の関係:丁巳自体が帝旺の象徴とは限りませんが、例えば巳の季節(夏初)に生まれた場合、火の性質が旺盛となる可能性があります。また、他の柱の要素が支持すると、極めて強い情熱や行動力として現れます。
- 帝旺の影響:帝旺の運気を持つときは、自分の才能や情熱を大いに発揮しやすい時期となります。ただし、エネルギーが強いために周囲との摩擦や過労に注意が必要です。バランスを保つ工夫が大切です。
丁巳は孤独だが強い
丁巳の人は繊細で洞察力が高いため、周囲と距離を感じやすく、孤独を感じることがあります。しかし、その孤独は内面を深める時間ともなり、強さや成長の源となります。
- 孤独感の背景:深い考えや独自の視点を持つため、同じ視点を共有できる相手が少ないと感じることがあります。また、ミステリアスな雰囲気や自己開示の控えめさが誤解を生むことも。
- 孤独を強さに変える方法:自己洞察の時間を大切にし、自分の価値観や目標を明確にすることで、他者に依存しすぎない強さが育まれます。趣味や学びを通じて深い知識やスキルを習得することも力になります。
- 信頼できる関係の築き方:少数でも深い理解を共有できる人との関係を重視する。自分の考えを少しずつ開示し、相手にも自己開示を促すことで、孤独感を和らげつつ支え合える絆を築きやすくなります。
丁巳はモテる
丁巳の人がモテるとされるポイントを紹介します。
- ミステリアスな魅力:自己開示が控えめで、奥に秘めた情熱や洞察力が見え隠れすることで、周囲に興味を抱かれやすい。
- 繊細な気配り:相手の気持ちを察する能力が高く、細やかな気配りやサポートが自然にできるため、安心感を与え、好印象を持たれやすい。
- 深い会話と共感:表面的な会話よりも深い話を好み、相手との共通理解を深めることで、深い絆を築きやすい。この姿勢が魅力となる。
- 強い意志と成長力:孤独の時間に自己を鍛え、目標やスキルを磨くことで、自信や頼もしさがにじみ出る。努力や成果が評価され、魅力として映る。
- タイミング感覚:適切なタイミングでサプライズや気遣いを示すことで、相手に喜びを与え、印象を良くする。
まとめ:丁巳の人がモテるのは、そのミステリアスさや繊細さ、深い共感力、強い内面的成長などが相手に魅力的に映るためです。自分らしさを大切にしつつ、適度な自己開示と気配りで魅力を引き出すと良いでしょう。
丁巳の性格と特徴
丁巳の人は、静かな情熱と強い好奇心、変化を受け入れる柔軟性を併せ持ちます。一方で、繊細さゆえに影響を受けやすい面もあり、バランスを保つことが課題になる場合があります。
丁巳の情熱と好奇心
丁巳の人は内面に静かな炎を持ち、興味を持ったことには深く探求します。巳の要素が好奇心を後押しし、新しい知識や経験を求める傾向があります。知識や技術の習得に意欲的で、自分の価値観や世界観を広げることを楽しみます。
丁巳の慎重さとタイミング感覚
陰の火の丁は繊細さと慎重さを示し、行動を始める前にじっくり考える性質があります。巳の変化のエネルギーと組み合わせることで、タイミングを見極める力が強いことがあります。チャンスを逃さず、自分に合ったタイミングで動くことで成功を掴みやすいです。
丁巳の柔軟性と変化への対応
巳は変化や成長を示し、丁の静かな火は環境の変化に敏感です。丁巳の人は周囲の状況や人の気持ちに気づきやすく、必要に応じて対応方法を変える柔軟性を持ちます。一方で、変化が激しいとストレスを感じやすいため、自分なりのリズムや休息の時間を意識的にとることが大切です。
丁巳のコミュニケーション
繊細な感受性を持ちながらも、巳の影響で相手の意図を見抜く洞察力があります。深い話や本音を求める傾向があり、信頼できる相手とは深い会話を楽しみます。ただし、自分の気持ちを全部あらわすのは苦手で、時にミステリアスに見えることがあります。適度な自己開示を意識することで、誤解を防ぎやすくなります。
丁巳の注意点:感情の揺れと疲れ
敏感さゆえに他人の感情や環境に影響されやすく、感情の波が出ることがあります。さらに、好奇心から多くのことを追い求めすぎて疲れやすい場合があります。適度に情報や活動を絞り、自分にとって本当に大切なことに集中することが大切です。
丁巳の男性の恋愛運
丁巳の男性は、静かな情熱と洞察力を活かして恋愛に向き合います。じっくり時間をかけて信頼を築くタイプで、相手の内面を理解しようとする姿勢が魅力になります。
丁巳の男性は深い愛情を求める
表面的な関係より深い絆を求める傾向があります。相手の本心や価値観に興味を持ち、会話や共通の体験を通じて心を結びつけようとします。相手を尊重し、優しさや思いやりを示すことで、安心感を与えられます。
丁巳の男性のアプローチ
丁巳の男性は派手なアプローチより、さりげない気配りやタイミングを大切にします。記念日や特別な瞬間を覚えて小さなサプライズを用意するなど、細やかな演出が効果的です。また、自分の意図をはっきり伝えることが苦手な場合もあるため、はっきりと好意を示す努力を意識すると、相手に安心感を与えやすくなります。
丁巳の男性の注意点:遠慮しすぎない
深い絆を求めるあまり、相手に合わせすぎたり、自分の意見を抑えたりしてしまうことがあります。自分の気持ちや意見も大切にし、適度に自己主張することで、相手とのバランスが取りやすくなります。
丁巳の男性と長期的な関係
丁巳の男性は将来を見据えて関係を育む傾向があります。安定した家庭や共通の目標を大切にします。結婚や将来設計についてはじっくり話し合い、お互いの価値観をすり合わせることで安心感ある関係を築けます。
丁巳の女性の恋愛運
丁巳の女性は、繊細さと情熱を併せ持ち、恋愛においては直感と洞察力を活かします。相手の気持ちを察し、細やかな配慮を示すことで信頼関係を築きます。
丁巳の女性はミステリアスな魅力
自分の内面を一気に表に出すことは少ないものの、そのミステリアスさが魅力になります。時折見せる情熱や笑顔に相手は惹かれることがあります。自分のペースを大切にしつつ、関係の深まりに合わせて自己開示を進めると良いでしょう。
丁巳の女性のアプローチ
丁巳の女性は心のつながりを重視し、相手に共感を示すことで距離を縮めます。聞き上手でありながら自分の本音も少しずつ伝える努力をすると、相手に安心感を与えられます。過度に遠慮しないよう、自分の気持ちや希望も適度に伝える練習が重要です。
丁巳の女性の注意点:感情の波と疲れ
敏感さゆえに感情の揺れが起きやすい面があります。恋愛においても相手の気分や状況に影響されやすいので、自分をケアする時間や趣味を持ち、心のバランスを保つことが大切です。
丁巳の女性と長期的な関係
将来を見据えた絆を重視し、安定した関係を築く力があります。結婚や将来計画については、早めに話し合い、価値観の違いを確認しながら歩むことで安心感ある関係を育めます。
丁巳の仕事運と適職
丁巳の人は好奇心と洞察力、柔軟性を仕事に活かすと良いでしょう。繊細さから計画性を持ちつつ、変化に対応する力で成果を出しやすいです。
丁巳の仕事運の特徴
- 探究心と学び:新しい知識や技術を深く学ぶ意欲があり、専門性を高める分野で力を発揮します。
- タイミングを活かす力:チャンスを見極め、必要な時に行動することで成果につなげやすいです。
- 柔軟な対応力:環境や状況の変化に敏感で、臨機応変に対応できる点が評価されます。
- 人間関係の洞察:同僚や上司、クライアントの意図を察しやすく、コミュニケーションで信頼を築きやすいです。
- 注意点:疲れやすさ:情報過多や多忙で疲れやすい面があります。休息を取り入れながら取り組むことが重要です。
丁巳に向く適職の例
- 研究・開発、学術分野:深い探究心を活かして、新しい知見や技術を追求する仕事。
- クリエイティブ職:デザイン、執筆、企画など、自分のアイデアや洞察を形にする分野。
- コンサルティング・分析:洞察力を使って課題を見抜き、解決策を提案する仕事。
- カウンセリング・心理関連:繊細さと共感力を活かし、人の心に寄り添う仕事。
- 医療・健康関連:注意深さと細やかな観察力を要する分野で活躍しやすい。
丁巳の仕事運向上のポイント
- 情報整理と優先順位:好奇心で多くを追い求めすぎないよう、目標や優先順位を明確にする。
- 休息とリフレッシュ:疲れをため込まないために、適度な休息やリフレッシュ方法を取り入れる。
- コミュニケーションのバランス:洞察力を活かしつつ、自分のアイデアや意見を適度に発信する。
- チームワーク:柔軟性と協調性を活かして、チームでの成果を目指す。
丁巳の金運
丁巳の人は慎重さと好奇心のバランスが金運に影響します。長期的視野と情報収集を組み合わせることがポイントです。
- 計画的な資産管理:将来のために計画を立てつつ、新しい投資や学びへの出費も検討する。
- 情報収集とリスク管理:興味を持った投資やビジネス機会については慎重に情報を集め、リスクを見極める。
- 貯蓄と使い分け:安定のための貯蓄を確保しつつ、自己投資や楽しみのための支出もバランスよく配分する。
- 衝動的な支出への注意:新しい情報や流行に惹かれやすいため、予算と目的を明確にして判断する。
- 長期的視野での投資:教育や健康、スキル向上への投資は将来の安定と成長につながる。
丁巳の相性の良い60干支と悪い60干支
相性判断は命式全体や大運・流年で変わるため、以下は一般的な傾向の例です。丁巳との相性が良い・悪いとされる60干支の組み合わせ例を示します。
相性の良い60干支の例
- 甲午(きのえうま):午は陽火で、丁の陰火を活かし情熱を後押し。成長と協力が得やすい。
- 乙巳(きのとみ):同じ巳の要素で共感しやすいが、磨き合いが必要。
- 丙申(ひのえさる):申は金だが、丙火の要素が丁巳の情熱を刺激し、バランス次第で成果を生む。
- 戊午(つちのえうま):午火と土の安定で、丁巳の火を支えつつ高め合う。
- 己未(つちのとひつじ):未は土で安定をもたらし、丁巳の変化を支える。
- 壬寅(みずのえとら):寅木が丁の火を育み、壬水が調整役として機能しやすい。
- 癸卯(みずのとう):卯木は丁の火を支え、癸水がバランスを調整する流れがある。
- 甲辰(きのえたつ):辰土が安定感を与え、タイミングの良い協力が可能。
- 乙未(きのとひつじ):未土が穏やかな支えを提供し、長期的な関係を築きやすい。
- 丙午(ひのえうま):午火同士の協力だが、エネルギー管理が重要。
- 戊申(つちのえさる):申金の抑制を土や他要素で調整し、共同作業で成果を出しやすい。
- 己巳(つちのとみ):巳同士で共感しやすいが、自己主張のバランスが必要。
- 壬午(みずのえうま):午火を水で調整しつつ、情熱的な協力が可能。
- 癸未(みずのとひつじ):未土が安定をもたらし、丁巳の柔軟性を支える。
- 甲午(きのえうま):午火の活性化と木の要素による調整でバランスを図る。
相性の悪い60干支の例
- 庚子(かのえね):子水が陰火を冷やしすぎる可能性がある。バランス調整が難しい。
- 辛酉(かのととり):酉金が火を抑えやすく、摩擦を生みやすい。
- 壬申(みずのえさる):申金が火を抑制しやすいが、調整次第で変化も可能。
- 癸丑(みずのとうし):丑土と水が重なり、丁巳の火の成長を阻む場合がある。
- 甲酉(きのえとり):酉金との対立感が強く、難しい組み合わせ。
- 乙戌(きのといぬ):戌土が時に丁巳の変化を阻む場合がある。
- 丙子(ひのえね):子水が火を冷やしやすく、感情面で誤解が生じやすい。
- 戊酉(つちのえとり):酉金が火を抑え、ストレスを感じやすい。
- 己丑(つちのとうし):丑土が丁の火に対して障害を生む可能性がある。
- 庚辰(かのえたつ):辰土が安定をもたらすが、金の影響で摩擦が出る場合も。
- 辛未(かのとひつじ):未土が支える一方、金要素が摩擦を生む可能性。
- 壬戌(みずのえいぬ):戌土と水の影響で丁巳の火が不安定になりやすい。
- 癸酉(みずのととり):酉金が強く抑制しやすく、関係を築くには努力が必要。
- 甲申(きのえさる):申金の影響で火が圧されやすい組み合わせ。
- 乙子(きのとう):子水が陰火を冷やしやすく、誤解を招くことがある。
丁巳の有名人芸能人
No. | Name | Occupation | Birthdate |
---|---|---|---|
1 | 哀川 翔 | 俳優・歌手 | 1961-05-24 |
2 | 堤 真一 | 俳優 | 1964-07-07 |
3 | 野村 宏伸 | 俳優・歌手 | 1965-05-03 |
4 | 立川 談春 | 落語家 | 1966-06-27 |
5 | カンニング竹山 | お笑い芸人 | 1971-04-02 |
6 | 渡部 建 | お笑い芸人 | 1972-09-23 |
7 | 中村 俊輔 | 元サッカー選手 | 1978-06-24 |
8 | 伊藤 淳史 | 俳優 | 1983-11-25 |
9 | 浜田 麻里 | シンガーソングライター | 1962-07-18 |
10 | 梨花 | ファッションモデル・タレント | 1973-05-21 |
11 | 大貫 亜美 | 歌手(PUFFY) | 1973-09-18 |
12 | おの ののか | タレント | 1991-??-?? |
13 | 菅 直人 | 政治家(元内閣総理大臣) | 1946-10-10* |
14 | 松本 零士 | 漫画家 | 1938-01-25 |
15 | 徳光 和夫 | フリーアナウンサー・タレント | 1941-03-10 |
16 | 伊武 雅刀 | 俳優・声優 | 1949-03-28 |
17 | 坂口 良子 | 女優 | 1955-10-23 |
18 | 新田 真剣佑 | 俳優 | 1996-11-16** |
19 | 肥後 克広 | お笑い芸人 | 1963-03-15 |
20 | 舞の海 秀平 | 元力士・解説者 | 1968-02-17 |
丁巳のまとめ
丁巳の人は、静かな炎と夏の始まりの情熱が混ざり合い、内面に秘める探究心と柔軟に変化に対応する力を持ちます。恋愛では深い絆を求め、相手の内面を理解しながら関係を育む姿勢が魅力です。仕事面では探究心と洞察力、タイミング感覚を活かし、新しい知識や技術を追求しつつ柔軟に対応することで成果を得やすいでしょう。金運は慎重さと情報収集、計画性のバランスを意識しつつ、自己投資を適切に行うことで安定と成長が期待できます。
相性に関しては、ここに示した60干支の例を参考に、命式全体や運気の巡りを含めた総合的判断を行うことが大切です。丁巳の特徴を理解し、自分らしさを大切にしながら、恋愛・仕事・金運・人間関係に活かしていきましょう。
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