四柱推命の60干支の41番目に当たる甲辰についてです。
甲辰は異常干支と思われることもあるようですが、異常干支ではありません。
この甲辰の性格や特徴を紹介します。
甲辰とは
甲辰は四柱推命の60干支の31番目になります。甲辰(きのえたつ・こうぼくのたつ・こうしん)とは、干支の組み合わせの31番目で、十干の甲と十二支の辰の年月日を指します。
四柱推命では日柱と呼ばれる生まれた日の干支=日干から、その人の本質や性格、運勢を読みとることができます。


甲辰のイメージ
甲辰(きのえたつ)は、十干の「甲(きのえ)」と十二支の「辰(たつ)」が組み合わさった六十干支のひとつで、全体の41番目にあたります。「甲」はまっすぐに伸びる大木を象徴し、強い信念・正直さ・行動力を意味します。「辰」は神獣としての龍を表し、スピリチュアルな力・理想の高さ・カリスマ性を備えています。
この二つが組み合わさることで、甲辰の人はまっすぐな意思と不思議なオーラを持つ、非常に個性的な存在になります。「甲辰は異常干支」にも分類されるため、常識にとらわれず独自の道を歩む傾向があり、周囲から一目置かれるタイプといえるでしょう。
甲辰は異常干支ではない
異常干支とは、四柱推命や算命学において、特殊な才能や独特の感覚を持つとされる干支のことを指します。これには例えば丁亥(ていかのいのしし)や戊子(ぼどのねずみ)などが含まれますが、甲辰は異常干支には属しません。甲午は、一般的な干支の枠組みにおいて、独自の性質と特性を持っています。
クールな外見や雰囲気が異常干支をイメージさせるのかも…
甲辰は、しばしば切れ者でクールなイメージを持つ干支として知られています。これにより、近寄りがたい印象を与えることがあります。そこが異常干支と勘違いさせるのかもですね!
ただ、甲辰は三業干支の不族の業ですので、家庭運が悪くなる方もいます。どのような家庭においても「自身の幸福を追求すること」「慣習や習俗に倣わず自分が生きやすい方法を採択すること」が大切です。


甲辰は美人?その理由とは
「甲辰は美人」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。甲辰(きのえたつ)は、十干の「甲(きのえ)」と十二支の「辰(たつ)」が組み合わさった干支で、特に気品のある容姿と存在感を持つ人が多いとされています。東洋占術の世界では、外見と内面は深く結びついており、甲辰の持つエネルギーが「美しさ」として現れるのです。
**甲(きのえ)は大木を表し、まっすぐで正直な性格や、凛とした印象を持ちます。一方の辰(たつ)**は、十二支の中で唯一の神獣であり、スピリチュアルで高い精神性とカリスマ性を表す特別な干支です。このふたつが組み合わさることで、外見にも自然と目を引く美しさや個性が現れやすいのです。
特に甲辰の女性は、切れ長の目やすっきりとした顔立ち、意志の強さを感じさせる雰囲気があり、内面の芯の強さが表情や振る舞いににじみ出る傾向があります。男性も、涼しげで知的な印象を与えやすく、同性からも一目置かれるタイプが多いです。
甲辰の孤独を感じやすい理由
甲辰の人には「孤独」を感じやすい傾向があります。それはなぜかというと、他人に合わせるよりも、自分の信念に従って生きるスタイルを選びやすいからです。自立心が強く、妥協を嫌うため、ときに周囲との間に距離を感じることがあります。
「甲辰は美人」であるがゆえに、外見的な華やかさから誤解されやすく、本当の自分を理解してもらえない孤独に悩むこともあります。また「甲辰は異常干支」という特性から、独特な考え方を持ちやすく、周囲との温度差を感じる場面もあるでしょう。
しかし、この孤独は決してマイナスではありません。むしろ、それは甲辰の人が「自分の道を真剣に歩んでいる証拠」であり、一人でいる時間にこそ大きな成長やひらめきが訪れる干支でもあるのです。
甲辰の女性の性格と孤独感
強くてしなやかな女性像
甲辰の女性は、表面的にはクールで落ち着いた印象を与える一方で、内面には非常に情熱的で芯の強い感性を持っています。「甲辰は美人」と称されるように、外見の魅力と知性を併せ持ち、年齢を重ねても若々しさと気品を保つ人が多いです。
しかしその美しさが原因で、嫉妬や誤解にさらされやすく、人間関係で距離を感じることも。そのため「孤独」を抱え込みやすく、他人に甘えるのが苦手な面もあります。
一人の時間を大切にする
甲辰の女性は、一人で過ごす時間に豊かさを感じるタイプです。趣味や勉強、仕事に没頭することで自己実現を果たし、孤独を力に変えていく強さを持っています。恋愛においても、精神的なつながりを求めるため、軽い関係には興味を持ちません。
甲辰の男性の性格と孤独感
理想を追い求めるタイプ
甲辰の男性は、理想主義的で妥協を許さない生き方を選ぶことが多いです。頭の回転が早く、計画的で努力家。ただし、「甲辰は異常干支」であるため、時に常識の枠を飛び越えた独自の哲学や生き方を追求し、周囲から孤高の存在として見られることも。
また「甲辰は美人」と言われるように、容姿にも恵まれている男性が多く、スマートな印象を与えます。そのために近寄りがたい印象を持たれ、恋愛面でも孤独を感じやすい傾向があります。
他人に弱みを見せない
プライドが高く、自分をさらけ出すことを苦手とするため、心の奥で感じている孤独や不安を表に出せないことが多いです。仲間と過ごしていても、どこか心の奥に壁を作ってしまうこともあります。
その一方で、一度信頼した人にはとことん尽くし、深い絆を築こうとします。孤独を理解し合えるパートナーとの出会いが人生を大きく変える鍵となるでしょう。
甲辰と相性の良い60干支
甲辰と相性が良い六十干支には、甲辰の強さと個性をうまく受け止め、支え合うことができる干支が挙げられます。
- 壬申(みずのえさる):知的で器用な壬申は、甲辰の理想主義を受け入れ、現実的なバランスを取ってくれる存在です。
- 庚辰(かのえたつ):同じ辰を持つ干支同士で理解し合いやすく、目標や価値観を共有しやすい組み合わせです。
- 戊子(つちのえね):安定感と柔軟さを備えた戊子は、甲辰のまっすぐすぎる一面を落ち着かせてくれるパートナーです。
- 丙寅(ひのえとら):エネルギッシュで行動力のある丙寅は、甲辰とともに新しい世界を切り開いていける相性です。
- 甲寅(きのえとら):同じ甲を持ちつつ、感情の強い寅が加わることで、心の絆が深まりやすい関係になります。
甲辰と相性の悪い60干支
一方で、甲辰と相性が悪い六十干支には、気質が正反対で、衝突やすれ違いを生みやすい組み合わせが見られます。
- 丁未(ひのとひつじ):感受性が強く傷つきやすい丁未は、甲辰のストレートな物言いに傷つきやすく、距離ができがちです。
- 癸丑(みずのとうし):こだわりが強く内向的な癸丑は、甲辰の開放的で理想に燃える性格とすれ違いを生みやすいです。
- 乙卯(きのとう):柔らかく控えめな乙卯は、甲辰の強さに圧倒されやすく、劣等感や疲労感を抱きやすい関係になります。
- 丁酉(ひのととり):自己主張が強く、プライドの高い丁酉は、甲辰と張り合うことで衝突の多い関係になりがちです。
甲辰と相性が良いのは己酉:相思相愛で天地徳合
甲辰と己酉は、天地徳合と呼ばれる非常に良い相性を持っています。この組み合わせでは、互いに引き合い、理解し合うことができる深い結びつきが生まれます。甲辰の人と己酉の人は、お互いの行動や考え方が自然と共鳴し、ストレスなく付き合いができる素敵なカップルになりやすいです。己酉の人の鋭い洞察力と甲辰の人の観察眼が互いを助け、強固な関係を築きます。
甲辰の芸能人や有名
No. | 名前 | 誕生日 |
---|---|---|
1 | 高橋 英樹 | 1944年2月10日 |
2 | 関根 勤 | 1953年8月21日 |
3 | 吉川 晃司 | 1965年8月18日 |
4 | 東野 幸治 | 1967年8月8日 |
5 | 佐々木 蔵之介 | 1968年2月4日 |
6 | 松本 幸四郎 | 1942年8月19日 |
7 | 藤森 慎吾 | 1983年3月17日 |
8 | ROLAND | 1992年7月27日 |
9 | 上沼 恵美子 | 1955年4月13日 |
10 | 天海 祐希 | 1967年8月8日 |
11 | 竹内 結子 | 1980年4月1日 |
12 | 眞鍋 かをり | 1980年5月31日 |
13 | 中川 翔子 | 1985年5月5日 |
14 | LiSA | 1987年6月24日 |
15 | 川崎 希 | 1987年8月23日 |
16 | 戸田 恵梨香 | 1988年8月17日 |
まとめ:甲辰は美人で孤独を乗り越える力を持つ異常干支
「甲辰は美人」という魅力的な外見、「甲辰は孤独を感じやすい」という内面の繊細さ。これらすべてを併せ持つ甲辰の人は、唯一無二の存在として、他人には真似できない生き方を歩む人です。
孤独を抱えながらも、自分の道を貫き、自らの信念を大切にできる強さ。それが甲辰の最大の魅力です。もしあなたやあなたの身近な人が甲辰であれば、その孤独や異端性を否定せずに、大切に受け入れていくことが、運命を開く鍵になるでしょう。
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