四柱推命の60干支の41番目に当たる甲辰についてです。
甲辰は異常干支と思われることもあるようですが、異常干支ではありません。
この甲辰の性格や特徴を紹介します。
甲辰とは
甲辰は四柱推命の60干支の31番目になります。甲辰(きのえたつ・こうぼくのたつ・こうしん)とは、干支の組み合わせの31番目で、十干の甲と十二支の辰の年月日を指します。
四柱推命では日柱と呼ばれる生まれた日の干支=日干から、その人の本質や性格、運勢を読みとることができます。
甲辰のイメージ
甲辰(きのえたつ)は、春の終わりを迎え、夏への準備を始める大樹のイメージを持つ干支です。ここでの「大樹」は十干の「甲」により象徴され、生命力あふれる木の性質を表しています。一方で、十二支の「辰」は春の終わりという季節を示し、変化の時期に新たな生長を遂げる自然の一部としてのイメージがあります。
甲辰の特徴としての前向きな強さ
甲辰(きのえたつ)の人々は、春の終わりの大樹のように、しっかりと根を下ろしながらも、常に成長と拡大を目指しています。大きな理想を追い求めるまっすぐな強さと、前向きでおおらかな姿勢が彼らの大きな特徴です。この強い理想主義と成長志向は、彼らが持つ雰囲気や性格にも反映され、人生のあらゆる分野で顕著に表れます。
甲辰は異常干支ではない
異常干支とは、四柱推命や算命学において、特殊な才能や独特の感覚を持つとされる干支のことを指します。これには例えば丁亥(ていかのいのしし)や戊子(ぼどのねずみ)などが含まれますが、甲辰は異常干支には属しません。甲午は、一般的な干支の枠組みにおいて、独自の性質と特性を持っています。
クールな外見や雰囲気が異常干支をイメージさせるのかも…
甲辰は、しばしば切れ者でクールなイメージを持つ干支として知られています。これにより、近寄りがたい印象を与えることがあります。そこが異常干支と勘違いさせるのかもですね!
ただ、甲辰は三業干支の不族の業ですので、家庭運が悪くなる方もいます。どのような家庭においても「自身の幸福を追求すること」「慣習や習俗に倣わず自分が生きやすい方法を採択すること」が大切です。
甲辰の性格と特徴
甲辰(きのえたつ)を日柱に持つ人は、春の終わりの大樹のように、大きな理想を持つことが特徴です。彼らは、その理想を現実にするために、前向きなエネルギーと持続的な努力を惜しまない人たちです。まっすぐで力強い成長を遂げ、自分の目標に向かって確実に進むことができる、本物の努力家です。
多角的な洞察力と実現への道筋
甲辰の人々は、新鮮なアイデアと落ち着いた判断力を併せ持ちます。彼らは「どうすれば理想を現実に変えられるか」という問いに対して、多角的な視点から答えを見出します。これにより、彼らはステップバイステップで目標達成に向かうことができるのです。
人を惹きつける優しさと包容力
甲辰の人々は、その存在感と優しさで他人を惹きつけます。彼らのおおらかさや安定感は、多くの人にとって心のよりどころとなり、自然と頼りにされる存在になることが多いです。目標達成に向けたその堅実な歩みは、周囲の人々をも前進させる力を持っています。
努力と実現のバランス
甲辰(きのえたつ)を持つ人々は、理想を具現化するための持続可能な努力を行うことができます。彼らは目標を持ち、それに向かって着実に進むことで、自らの理想を実現する道を切り開きます。この記事では、甲辰を持つ人々の特徴と彼らが日常で示す行動パターンについて詳しく掘り下げます。
甲辰男性の性格と特徴
甲辰生まれの男性は、聞き上手として際立っています。彼らは自分の話よりも相手の話に耳を傾けることに長け、相談相手として非常に重宝されます。この聞き上手な性質は、相手に安心感を与え、信頼関係を築くのに大きく貢献します。
勤勉な好青年のイメージ
甲辰男性は礼儀正しく、勤勉な姿勢が特徴です。彼らは仕事においても献身的で、与えられた仕事に対しては常に全力を尽くします。この一生懸命な姿勢は周囲から高く評価され、キャリアにおいても順調に成長する傾向があります。
笑顔と明るさ:場の雰囲気を盛り上げる
甲辰男性は常に笑顔を絶やさず、明るい雰囲気を持っています。彼らは周囲の人々を自然と楽しませる能力を持ち、困難な状況でもポジティブな姿勢で臨むことができます。この性格は、彼らを社交的な場での中心人物にします。
恋愛
甲辰男性は恋愛においても無理をしません。彼らは相手をリラックスさせ、心地よい関係を築くことに長けています。外見よりも内面を重視し、お互いの性格や価値観が合致すれば、より深い絆を築くことが可能です。
甲辰の女性の性格と特徴
甲辰生まれの女性は、束縛や制約に対して抵抗を感じるタイプです。彼女たちは、自由に行動し、自身のスペースや時間を大切にします。しかし、周囲との関係を大切にする彼女たちは、自分の主張を押し通すことよりも周囲の調和を重視します。「ま、いいか」という柔軟な考え方で、ストレスをため込むことなく生活する傾向があります。
家庭的なセンスの持ち主
甲辰女性は、その家庭的なセンスで周囲を魅了します。彼女たちは、手の込んだ料理よりも、シンプルで心地よい家庭の雰囲気作りに長けています。冷蔵庫にあるもので簡単においしい食事を作る能力は、彼女たちの「お嫁さんにしたい」という魅力の一部となっています。
繊細な感覚の持ち主
甲辰女性は、音や匂いなどの感覚に対して非常に敏感です。周囲の微細な変化に気づきやすく、それが彼女たちの心情に影響を与えることがあります。この敏感さは彼女たちの個性的な特徴であり、繊細な感性を反映しています。
コミュニケーションの達人
デジタル時代にあっても、甲辰女性はアナログのコミュニケーションの価値を大切にしています。特に、手紙を使った伝統的なコミュニケーションを重視し、直筆のメッセージや絵葉書を送ることによって、相手に深い印象を残すことができます。この手法は、彼女たちの心遣いと繊細さを表す重要な手段です。
甲辰の相性
甲辰生まれの人々との相性は、干支によって大きく異なります。ここでは、相性が良い組み合わせとそうでない組み合わせについて掘り下げます。
甲辰と相性が良いのは己酉:相思相愛で天地徳合
甲辰と己酉は、天地徳合と呼ばれる非常に良い相性を持っています。この組み合わせでは、互いに引き合い、理解し合うことができる深い結びつきが生まれます。甲辰の人と己酉の人は、お互いの行動や考え方が自然と共鳴し、ストレスなく付き合いができる素敵なカップルになりやすいです。己酉の人の鋭い洞察力と甲辰の人の観察眼が互いを助け、強固な関係を築きます。
甲辰と相性が良いのは甲子:本音でつながる関係
甲辰と甲子の組み合わせも、お互いに本音を大切にする点で相性が良いと言えます。甲子の人のストレートで誠実な性格は甲辰の人にとって大きな魅力となり、互いに真摯な関係を築くことができます。この組み合わせでは、互いに心を開き、信頼関係に基づいた関係が育まれることが期待されます。
甲辰相性の悪いいのは戊戌と甲戌
一方で、戊戌や甲戌との組み合わせは甲辰にとって相性の良くないケースとなることがあります。戊戌の人の独立心と甲辰の人のこだわりの強さがぶつかり合い、理解し合うことが難しい場合があります。同様に、甲戌の人との関係でも、感情的な側面と実践的な側面の違いが対立を生む原因となり得ます。これらの組み合わせでは、お互いに理解する努力と柔軟な姿勢が必要となるでしょう。
甲辰の仕事運:大器晩成型の実力者
甲辰は、粘り強さと地道な努力を特徴とする干支で、特に専門性の高い職業や教育、医療分野での活躍が期待されます。彼らは、何事も根気強く取り組む姿勢を持っており、トライアンドエラーを通じて着実にスキルアップしていきます。このひたむきな努力は、専門分野での深い知識と経験を積み上げ、他人を導く立場に立つ力を養います。甲辰の人は、自己成長の過程を楽しみながら、最終的には大きな目標を実現させることができるでしょう。
甲辰の恋愛運と結婚:誠実さと信頼の関係
恋愛面では、甲辰は誠実さと一途さを持ち、深い関係を築きたいと考えています。彼らは礼儀正しく、相手を尊重することを重んじます。このため、相手をじっくりと見極めながら、安定した関係を慎重に築いていきます。甲辰の人は、信頼できるパートナーとの堅実なお付き合いを望んでおり、一度心を許した相手には深い愛情を注ぎます。結婚後も、その洞察力を活かし、家族が互いに高めあえる環境を作り出すことで、充実した家庭生活を送ることができるでしょう。
甲辰の芸能人や有名
No. | 名前 | 誕生日 |
---|---|---|
1 | 高橋 英樹 | 1944年2月10日 |
2 | 関根 勤 | 1953年8月21日 |
3 | 吉川 晃司 | 1965年8月18日 |
4 | 東野 幸治 | 1967年8月8日 |
5 | 佐々木 蔵之介 | 1968年2月4日 |
6 | 松本 幸四郎 | 1942年8月19日 |
7 | 藤森 慎吾 | 1983年3月17日 |
8 | ROLAND | 1992年7月27日 |
9 | 上沼 恵美子 | 1955年4月13日 |
10 | 天海 祐希 | 1967年8月8日 |
11 | 竹内 結子 | 1980年4月1日 |
12 | 眞鍋 かをり | 1980年5月31日 |
13 | 中川 翔子 | 1985年5月5日 |
14 | LiSA | 1987年6月24日 |
15 | 川崎 希 | 1987年8月23日 |
16 | 戸田 恵梨香 | 1988年8月17日 |
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