結婚は人生の一大イベント。でも、その後の生活は想像以上に試練が多いものですよね。そんな中、「四柱推命」で結婚や離婚の傾向がわかるとしたら、気になりませんか？実は、命式には離婚の星や離婚しやすい命式が隠れていることがあります。今回は、四柱推命における離婚に関する星や命式、そして離婚の時期について徹底解説します。
四柱推命の離婚の星とは？
四柱推命では、私たちの運命を左右する星がいくつも存在します。その中でも、夫婦関係に影響を与える星はとても重要です。これらの星が悪い位置にあると、夫婦間のトラブルが増え、離婚に至る可能性が高まると言われています。
偏財（へんざい）を持つ命式
男性の命式で「偏財」があると、浮気や女性関係で問題が起きやすいとされています。偏財は複数の財を示し、妻以外の異性への興味を暗示する星です。そのため、偏財が強いと浮気や不倫が原因で離婚のリスクが高まることがあります。
偏財（偏財星）を持つ人は、社交性が高く人付き合いが得意なタイプです。偏財という名前には「財が流動する」という意味があり、その名の通り、稼いだお金を惜しみなく使うため、金運が活発に巡りやすい特徴があります。「金は天下の回りもの」を地で行くような豪快で気持ちの良い性格を持ち、周囲から愛されやすい存在です。また、サービス精神が旺盛で、自然と人を惹きつける人気者でもあります。
何をしなくてもモテますので、その分浮気しやすいということです。
偏官（へんかん）がある命式
女性の命式で「偏官」がある場合、恋愛に対する情熱が強くなり、感情の起伏が激しい傾向があります。このため、夫婦喧嘩が多くなりやすく、最悪の場合、離婚に発展することも。
偏官を持つ人は、一見すると恋愛に奥手で真面目な印象がありますが、その慎重さが逆に結婚生活においては離婚しやすい要素にもなり得ます。偏官の人は恋愛では遊びを好まず、一度付き合うと結婚まで真剣に考える傾向があります。しかし、理想の結婚像を強く持ちすぎるあまり、現実とのギャップに苦しむことも少なくありません。
偏官の人は情に厚く、パートナーには誠実に尽くす一方で、マイルールを重視する性格が衝突の原因となることがあります。自分の価値観や決まりごとを大切にするため、相手がそれを受け入れられないと不満が蓄積し、結果的にすれ違いが起きやすいのです。
また、偏官の人は本音を隠しがちな一面を持ち、結婚後に甘えたい気持ちやワガママを見せることがあります。しかし、普段はしっかり者に見られるため、突然素を見せたときにパートナーが戸惑いを感じるケースも多いでしょう。このギャップがパートナーにとって負担となり、離婚の原因になることもあります。
日座中殺（にちざちゅうさつ）
日柱が中殺の命式を持つ人は、結婚生活においてトラブルが起きやすいと言われています。「甲戌」「乙亥」の日柱を持つ場合は要注意。これは、夫婦関係が安定しにくいことを意味します。
日座中殺（にちざちゅうさつ）とは、「甲戌（こうじゅつ）」と「乙亥（おつがい）」の2つの干支が日柱に位置する場合を指します。この2つの干支は、六十干支の中でも特別な位置づけを持ち、日座天中殺とも呼ばれます。この配置を持つ人は、一般的な人生の流れとは異なる独自の運命を歩むと言われています。
女性の食神が強く、官が弱い
女性にとって「官星」は夫やパートナーを示します。一方、「食神」は自己表現や創造性を表します。命式で食神のエネルギーが強く、官星が弱い場合、パートナーを無意識のうちに軽んじたり、傷つけたりすることがあります。これが原因で、関係が悪化する可能性があります。
十二運星の「沐浴（もくよく）」の影響
十二運星の「沐浴」を持つ場合、恋愛に対する興味が強く、浮気や不倫に走りやすい傾向があります。これが原因で、離婚のリスクが高まります。
離婚しやすい命式の特徴
四柱推命では、命式全体のバランスを見ることが大切です。離婚しやすい命式には、いくつかの共通点があります。
日支と月支の冲（ちゅう）の関係
日支（夫妻宮）と月支が冲の関係にあると、夫婦間の衝突が増えやすいと言われています。たとえば、日支が「午」で月支が「子」の場合、これらは互いに冲の関係にあり、夫婦の間に不和が生じやすくなります。
比肩（ひけん）が強い命式
比肩が強い命式の男性は、自己中心的で独立心が強いため、パートナーとの協調が難しいことがあります。また、比肩が強いと自分の意見を優先しがちになるため、夫婦間での妥協が難しくなることも。
羊刃（ようじん）が命式にある
羊刃は、非常に強い自己主張を示す星です。この星を持つ人は、頑固で譲らない性格になりやすく、夫婦喧嘩が増える傾向があります。羊刃を持つ人同士が結婚すると、衝突が絶えず、離婚しやすいとされています。
命式中に同じ漢字が並ぶ
四柱推命の命式は、天干と地支から成る八つの文字で構成されています。この中に同じ漢字が複数並んでいる場合、自己主張が強くなり、パートナーとの衝突が増える傾向があります。その結果、離婚のリスクが高まるとされています。
離婚の時期はいつ訪れる？
命式だけでなく、四柱推命では大運や流年と呼ばれる運勢の流れによっても、離婚しやすい時期がわかります。
1. 自刑（じけい）の時期
自刑とは、自分自身を縛りつけるようなエネルギーが強まる時期を指します。この時期に入ると、自己否定感や精神的なストレスが増え、夫婦関係が悪化することがあります。
2. 夫妻宮に冲が入る時期
流年（その年の運勢）で夫妻宮に冲が入ると、夫婦間の不和が起きやすくなります。この時期には、冷静な対応を心がけることが重要です。
3. 偏財・偏官が強まる時期
男性の場合、偏財が強まる流年では異性問題が原因でトラブルが起きやすくなります。女性の場合、偏官が強まる流年では感情的な対立が増え、離婚に至る可能性があります。
離婚を避けるためのポイント
離婚のリスクが高い命式や時期であっても、適切な対応をすることで回避することが可能です。
1. コミュニケーションを大切にする
四柱推命で離婚の星を持っている場合でも、夫婦間のコミュニケーションを密に取ることで、関係を良好に保つことができます。お互いの気持ちを尊重し合い、冷静に話し合う姿勢を忘れないようにしましょう。
2. 自己理解を深める
自分の命式を理解し、自分の欠点や課題を受け入れることも大切です。自分の性格傾向を知ることで、パートナーとの関係を円滑にするための工夫ができます。
3. 適切なアドバイスを受ける
どうしても夫婦関係が難しいと感じたら、専門家に相談することも一つの方法です。四柱推命の鑑定士やカウンセラーに相談し、具体的なアドバイスを受けることで、離婚を回避できる可能性があります。
まとめ：離婚の星を持っていても幸せになれる！
四柱推命で「離婚の星」や「離婚しやすい命式」を持っているからといって、必ずしも離婚するわけではありません。大切なのは、自分自身を理解し、前向きに行動することです。
もし、今夫婦関係で悩んでいるなら、今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。冷静に向き合い、お互いを思いやる気持ちを忘れなければ、きっと幸せな未来が待っているはずです。
コメント