「大安に入籍したいのに、不成就日と重なってる…」そんなモヤモヤは、とても自然な気持ちです。この記事では、不成就日の信憑性を整理しつつ、不成就日に結婚した人(芸能人・有名人)の入籍例や、不成就日×大安の上手な受け止め方まで、安心して決められるよう丁寧にまとめます。
結論:大安と不成就日が重なったら「不成就日を避ける」か「気持ちが落ち着く工夫」でOK
先に結論からお伝えすると、大安と不成就日が重なったからといって、入籍や結婚が必ず不幸になるわけではありません。ただし不成就日は「万事不成就」と言われ、慶事では気にする方も多い暦注です。だからこそ、迷ったときは次のどちらかで十分です。
- 日程を動かせるなら:あなたや家族が安心できる日(別の大安・友引、または他の吉日)へ。
- 日程を動かせないなら:「気持ちが整う工夫」をして、その日を“ふたりの大切な記念日”にしてしまう。
暦は「怖がるため」ではなく、心を整え、納得して一歩を踏み出すための目安として使うのがいちばん穏やかです。あなたが安心して笑顔になれる選び方が、最終的にはいちばん強い“吉”になります。
不成就日 信憑性:迷信なの?気にする価値はある?
「不成就日って本当に当たるの?」という疑問、よく分かります。結論から言うと、不成就日や大安は“科学的に因果関係が証明されたもの”ではありません。一方で、長い年月の中で受け継がれてきた暦注には、文化としての意味もあります。
特に結婚や入籍は、本人の気持ちだけでなく、両家の家族や親戚、周囲の人の「納得感」も関わります。だから、信憑性を“当たる・当たらない”だけで判断するのではなく、次のように捉えると迷いが減ります。
- 信憑性(当たる?):偶然と感じる人も多く、決定的な根拠があるわけではない。
- 納得感(気持ちが落ち着く?):暦を意識すると、本人や家族が安心してスタートしやすい。
- 文化(縁起):日本の暮らしの中で育った“節目の作法”として尊重されてきた背景がある。
つまり、不成就日の信憑性は「絶対のルール」ではなく、「気持ちの整え方」に近いもの。あなたが「気になる」と感じるなら、その感覚を無視せず、丁寧に扱ってあげるのがいちばん優しい選択です。
不成就日とは
不成就日は、文字通り「何も達成できない日」とされています。「成就」とは「物事を達成すること」「願いが叶うこと」を意味するため、不成就日は、物事が達成できなかったり、願いが叶わない日という意味になります。
不成就日にやっていいことやってはいけないことについてまとめますが、より詳しく知りたいときはこちらの記事を読んでね!
不成就日にやってはいけないこと(特に“人生の節目”は避けられやすい)
不成就日は「新しいこと」「これから育てていきたいこと」が“実りにくい”とされるため、昔から人生の節目ほど避けられやすい傾向があります。結婚・入籍、開業、契約などは「始まりの宣言」なので、縁起を担ぐ人ほど気にします。
- 結婚、結婚式、婚姻届の提出、入籍
- 新規開店、新規事業立ち上げ、新規プロジェクト開始
- 子供の命名、出生届の提出
- 引越し
- 契約
- 学習や習い事の開始
- 願掛けの開始
- 納車
- 財布の新調
ただし、ここは大切なポイントで、不成就日にやったから必ず失敗する、という意味ではありません。「心配が増える選択を避ける」くらいの温度感で捉えると、暦と上手に付き合えます。
不成就日にやってもいいこと(“整える・終わらせる”は相性が良いと言われがち)
不成就日は「成果を積み上げる」よりも、「整える」「休む」「見直す」ような行動と相性が良い、と解釈されることが多いです。たとえば、参拝や家族との時間、部屋を整えて心を落ち着けることは、結果を急がない分だけ不成就日の“凶意”とぶつかりにくい、という考え方ですね。
- 参拝
- 友達や恋人、家族との交流
- 自宅でのリラックス
- 離婚や別れ (ただし友引の日は避ける)
- 葬式や法事 (ただし友引の日は避ける)
離婚や別れ・葬儀については、六曜の捉え方が地域や家によって大きく違います。親族が気にする場合は、事前に一言相談しておくと、当日の空気が穏やかになります。
大安とは
大安は、「たいあん」または「だいあん」と読みます。大安の意味は、古い言葉で「大いに安し」と表現されており、これは「非常に安定しており不安がない」ということを意味します。大安は何事にも吉とされる日であり、その時間帯による吉凶の違いは存在しません。

大安は「よろず大吉」で、周りへの配慮にもなる日
大安は「大吉日。万事に吉な日。旅立ち、引越し、嫁入り、婿入り、店開きなど、すべてに吉」とされ、特に結婚や入籍の“安心材料”として選ばれやすい日です。あなた自身が気にしないタイプでも、家族や職場、招待する側への配慮として「大安にしたよ」と言えると、場が丸く収まることもあります。
ただし、人気が高い分、式場の費用が上がったり、役所の手続きが混み合う時期は待ち時間が増えたりもします。暦だけでなく、現実の段取りも含めて「ふたりにとって一番気持ちよく進む日」を選ぶのが正解です。
大安と不成就日が重なったら迷信と信憑性:どう考えるのがいちばんラク?
縁起の良い大安に結婚式や引っ越しを行いたいと考えていたけれど、カレンダーを見ると「不成就日」と重なっていた場合、どうすればいいのか?とても悩みますね。
以前は「何事にも良いとされる大安と、何事も良くないとされる不成就日が重なった場合は、不成就日の方を気にした方が良い」と言われがちでした。しかし、ここは少し丁寧に整理しておきたいところです。
不成就日も大安も、絶対ではない。だからこそ「不安が減る選択」を優先していい
大安も不成就日も昔からある暦注ですが、受け取り方は人それぞれで、「不成就日の方が影響が強い」という明確な科学的根拠があるわけではありません。実際、「不成就日に結婚したから離婚した」と因果関係まで断言できる話は、少なくとも公的に整理されたデータとしては見当たりません。
それでも、“縁起の悪いと言われる日をあえて選ぶことで、自分の心にトゲが残る”なら、別日を選ぶほうがラクです。逆に、思い入れのある日で「この日にしたい」が強いなら、暦を理由に我慢し続けるほうが後悔になります。大切なのは、迷信かどうかで白黒をつけることより、ふたりの気持ちが前を向けるかです。
どうしてもその日しかない場合の「心が落ち着く工夫」
もし不成就日と大安が重なっていても、仕事・家族・遠距離などの都合で動かせないこともあります。その場合は、次のような“気持ちの整え方”が役に立ちます。
- 家族へ共有:「不安を減らすために、できる範囲で整えて進めたい」と一言伝える。
- 記念日の二段構え:入籍日はそのまま、写真撮影や食事会は別の吉日にする。
- 小さな儀式:当日は塩風呂・部屋の換気・神社参拝など“切り替え”を作る。
- 言葉の選び方:「凶を踏んだ」ではなく「大安で整えた」と良い面に意識を置く。
“不成就日だからダメ”ではなく、不安を増やさない設計にしてあげる。これだけで、同じ日付でも体感は驚くほど変わります。
不成就日 入籍してしまった:後悔しないための対処法(やり直しは必要?)
「もう婚姻届を出しちゃった…不成就日だった…」と気づいた瞬間、胸がぎゅっとなる方もいます。でも、まず深呼吸してください。大切なのは“日付”よりも、これからの毎日をどう育てるかです。不成就日を気にする人ほど真面目で優しいので、必要以上に自分を責めてしまいがち。だからこそ、現実に役立つ順番で整理します。
1)まず確認:あなたの「入籍日」は、自治体の扱いでズレることがある
一般に「入籍(結婚)」は婚姻届の受理で成立しますが、休日夜間窓口は「預かり」対応となり、開庁日に内容確認のうえ受理という運用の自治体もあります。記念日にこだわる場合は、自治体の案内を確認しておくと安心です。すでに提出済みなら、受理日(処理日)の扱いがどうなっているか、役所に確認するだけでも気持ちが落ち着きます。
2)気持ちの切り替え:「成就した事実」を言葉にする
不成就日が気になるのは、「これからが心配」という優しさの裏返しです。でも現実には、ふたりが話し合い、提出し、受理された時点で、もう“始まり”は動き出しています。だからこそ、言葉を切り替えましょう。
- 「不成就日に出した」ではなく、「ふたりの覚悟が成就した日」
- 「縁起が悪い」ではなく、「大安の安らぎを選んだ」
暦は心の世界と相性が良い分、言葉の置き方で現実の手触りまで変わります。あなたが安心できる言葉を、ふたりの合言葉にしてしまいましょう。
3)“お祝い”を別日に足していい(むしろおすすめ)
不成就日が気になってしまうなら、お祝いのイベントを別の吉日に足すのはとても良い方法です。たとえば、指輪の受け取り、食事会、写真撮影、両家への挨拶など、「門出の儀式」を別日に置く。すると心が自然に納得していきます。結婚は一日で完結するものではなく、何度でも“お祝いしていい”もの。あなたの優しさを、ふたりの未来に使ってあげてください。
不成就日と大安が重なる日に結婚や入籍した芸能人(有名人)
せっかくの大安吉日なのに不成就日…!挙式や入籍を考えていた日取りが不成就日と重なると不安な気持ちになりますね。不安な気持ちがあって、他にも候補日があるならより良い吉日を選ぶといいと思います。
ただ、その年のその日がたまたま不成就日だというだけで、翌年は吉日かもしれません。どうしても思い入れのある大切な日であればその日に入籍するのも決して悪いことではないのです。
芸能人で不成就日に入籍した人一覧
ここで芸能人で不成就日に入籍された方についてちょっとみてみましょう(報道された入籍日をもとにしています)。
| 日付 | 人物 |
|---|---|
| 2015年3月29日 | 長野久義(野球選手)・下平さやか(アナウンサー) |
| 2015年12月1日 | 井上尚弥 (プロボクサー) 入籍日は自身が復帰戦に臨む「けじめ」として決めた |
| 2016年5月26日 | 和田唱 (ミュージシャン・TRICERATOPS) / 上野樹里 (女優) 上野さんの誕生日が前日の5月25日 |
| 2016年7月9日 | 長谷部誠 (サッカー選手) / 佐藤ありさ (モデル) |
| 2017年9月1日 | TAKAHIRO (EXILE) / 武井咲 (女優) 授かり婚で入籍日はすでに妊娠三ヶ月だった |
| 2018年3月26日 | 矢口真里 (タレント) 中村昌也氏との初婚も2011年5月22日で大安だが不成就日 |
| 2019年2月4日 | 柳原可奈子 (タレント) 柳原さんは1986年2月3日生まれ |
| 2020年8月29日 | 西川貴教 (ミュージシャン)/伊東紗冶子 西川氏の母の命日 |
| 2021年3月22日 | 岡部大 (お笑い芸人・ハナコ) |
この一覧から見えてくるのは、「吉凶だけで決めた」というよりも、誕生日の近く・人生の節目・家族の記念日など、気持ちの軸があること。暦を大切にする人ほど、実は“気持ちの意味づけ”も大切にします。だから、もしあなたが不成就日を気にしてしまうなら、逆に言えば、あなたは節目を丁寧に扱える人ということです。
もちろん、有名人の例は「だから大丈夫」と断言する材料ではありません。ただ、少なくとも言えるのは、不成就日に入籍することが“ただちに不幸につながる”と決めつける必要はないということ。ふたりにとって意味のある日なら、その価値は揺らぎません。お相手の方とよく相談して、二人の大切な日を決めてくださいね。
補足:「入籍」という言葉の注意点(検索されやすいけど、実は意味が違う)
ここ、やさしく補足しますね。「不成就日 入籍」で検索する方はとても多いのですが、役所の手続きとしての“結婚”は通常婚姻届です。一方で「入籍届」は、戸籍上の入籍(子どもの氏や戸籍の移動など)を指す手続きとして使われることがあります。
ただし日常会話では「結婚=入籍」と言うのが一般的なので、この記事でも検索意図に合わせて「入籍」を使いつつ、手続き面では「婚姻届」を併記しています。ここを押さえておくと、自治体の案内を読むときに迷いません。
不成就日と大安が重なる日2026年
2026年は、重なる日がいくつかあります。とくに「大安だから安心」と思って予定を入れたら、不成就日が併記されていてギョッとする方が多いので、先に把握しておくと落ち着きます。
| 日付 | 六曜 | 九星 | 干支 | 十二直 | 二十八宿 | 暦注下段 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-01-01 | 大安 | 三碧木星 | 乙亥 | 閉 | 井 | 一粒万倍日 / 不成就日 / 重日 |
| 2026-01-24 | 大安 | 八白土星 | 戊戌 | 納 | 胃 | 不成就日 / 復日 / 滅門日 |
| 2026-02-27 | 大安 | 六白金星 | 壬申 | 破 | 鬼 | 不成就日 / 鬼宿日 / 大明日 / 神吉日 |
| 2026-04-25 | 大安 | 九紫火星 | 己巳 | 除 | 柳 | 不成就日 / 己巳の日 / 大明日 / 神吉日 / 母倉日 / 重日 / 復日 / 往亡日 |
| 2026-07-19 | 大安 | 六白金星 | 甲午 | 閉 | 星 | 三隣亡 / 一粒万倍日 / 不成就日 / 神吉日 / 母倉日 / 月徳日 / 天赦日 / 受死日 |
| 2026-08-04 | 大安 | 四緑木星 | 庚戌 | 平 | 室 | 不成就日 / 大明日 / 天恩日 / 地火日 / 大禍日 |
| 2026-08-12 | 大安 | 九紫火星 | 戊午 | 開 | 参 | 不成就日 / 八専間日 / 大明日 / 神吉日 / 天火日 / 狼藉日 |
| 2026-08-23 | 大安 | 七赤金星 | 己巳 | 納 | 房 | 処暑 / 不成就日 / 己巳の日 / 大明日 / 神吉日 / 重日 / 大禍日 |
| 2026-09-20 | 大安 | 六白金星 | 丁酉 | 建 | 房 | 不成就日 / 神吉日 / 天火日 / 狼藉日 |
| 2026-10-19 | 大安 | 四緑木星 | 丙寅 | 定 | 心 | 不成就日 / 天恩日 / 月徳日 / 受死日 |
| 2026-11-28 | 大安 | 九紫火星 | 丙午 | 危 | 胃 | 不成就日 / 大明日 / 神吉日 / 復日 |
| 2026-12-21 | 大安 | 六白金星 | 己巳 | 執 | 危 | 不成就日 / 己巳の日 / 大明日 / 神吉日 / 十死日 / 重日 |
※「己巳の日」は、干支の「己巳(つちのとみ)」に当たる日で、弁財天の縁日として金運面で気にする方もいます。ただし結婚・入籍の観点では、不成就日の注意が残ると感じる人もいるため、気持ちの優先順位で選んでください。
不成就日と大安はどうして重なるのか
不成就日のような凶日と大安のような吉日が重なる…吉凶がはっきりと分かれていればわかりやすいのに、なぜ重なるかについてです。ここを理解しておくと、「矛盾している」ように見える暦のストレスが減ります。
不成就日の決め方:旧暦の「月切り」という選日法
不成就日は、旧暦の月ごとに日付が決まる「月切り」という選日法で配当される、とされています。つまり、現代のカレンダー(太陽暦)にそのまま当てはめると、年によって並び方が変わって見えます。
| 月(旧暦) | 日付(旧暦) |
|---|---|
| 1月, 7月 | 3, 11, 19, 27日 |
| 2月, 8月 | 2, 10, 18, 26日 |
| 3月, 9月 | 1, 9, 17, 25日 |
| 4月,10月 | 4, 12, 20, 28日 |
| 5月,11月 | 5, 13, 21, 29日 |
| 6月,12月 | 6, 14, 22, 30日 |
不成就日は「8日間隔」などとも説明されることがありますが、実務的には、上の表の通り「旧暦の月」と「旧暦の日付」で押さえるのが分かりやすいです。
六曜(大安)の決め方:旧暦の「1日(朔日)」でリセットされる
大安の場合は日付上は全ての日に六曜が当てはめられて、並び順も基本的に決まっています。「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の順番です。ところが、旧暦の1日(朔日)には「その月はこの六曜から始まる」という割り当てがあり、そこで並びがリセットされます。
たとえば、大安は旧暦5月1日と11月1日に割り当てられるため、月の切り替わりで「急に大安が来る」ように見えることがあります。これが、カレンダーを見たときに六曜の並びが飛ぶ理由です。
不成就日は先負、先勝、大安と重なる(旧暦ベース同士なので偏りが出やすい)
カレンダーを見ると、不成就日は六曜の先負、先勝、大安と重なりやすい傾向があります。どちらも旧暦ベースの考え方を現代の太陽暦に落としているため、一定の偏りが出るのですね。
もともと昔は現代のようなグレゴリオ暦ではなく、太陰太陽暦という月の満ち欠けを軸にした暦を使っていました。その後、明治の改暦で現在の太陽暦が採用され、旧暦と新暦がズレるようになります。六曜や選日法が「旧暦のルール」を持ったまま太陽暦に併記されるため、吉凶が重なる現象が起きます。
不成就日を避けたい人向け:2026年の“代替候補日”の探し方(家族説得テンプレ付き)
「不成就日と大安が重なっているのは分かった。でも、じゃあ代わりの日はどう探せばいいの?」という方へ。ここでは、2026年に入籍(婚姻届提出)や結婚の予定がある人が、不成就日を避けつつ、家族も納得しやすい日程を“現実的に”選ぶための手順をまとめます。暦は“正解探し”ではなく、不安を減らして気持ちよく進めるための道具。あなたのペースで、整えていきましょう。
ステップ1:まず「避けたい日」を先に確定する(不成就日×大安の重なる日)
不成就日を避けたい人がいちばん迷うのは、「吉日を探す」より先に、うっかり避けたい日に当たってしまうこと。まずは、この記事に載せた2026年の「不成就日と大安が重なる日」を“注意日”として先にチェックしておくのがおすすめです。
- 注意日(不成就日×大安):2026-01-01 / 01-24 / 02-27 / 04-25 / 07-19 / 08-04 / 08-12 / 08-23 / 09-20 / 10-19 / 11-28 / 12-21
この日を避けるだけでも、「大安なのに不安」というストレスをぐっと減らせます。
ステップ2:優先順位を決める(“誰の安心”を最優先にするか)
次に大切なのは、暦の前に優先順位です。入籍日は「ふたりの記念日」ですが、実務(役所・仕事・親族)も絡むので、次の3つのうち何を最優先にするかを先に決めると、選び方がブレません。
- ①ふたりの気持ち優先:誕生日・交際記念日・プロポーズの日など「意味のある日」を軸にする
- ②家族の納得感優先:大安・友引など“説明しやすい日”を軸にする
- ③現実の都合優先:仕事・引っ越し・妊娠・遠距離など「動かせない事情」を軸にする
ここを言語化しておくと、たとえ希望日に“凶”が付いても、「だから別日にする」or「だから工夫する」の判断が楽になります。
ステップ3:代替候補日の“探し方”はこの順番が一番ラク
不成就日を避けたいとき、やみくもにカレンダーを眺めると疲れます。おすすめは、「強い吉日」→「説明しやすい吉日」→「現実都合」の順に当てていく方法です。
(A)最初に見る:強い吉日(家族に説明しやすく、あなたも安心しやすい)
迷いが強いときほど、まずは「誰が見ても納得しやすい吉日」を候補に入れてしまうのが早いです。代表的には次のような日です。
- 大安:説明が最も簡単。ただし不成就日と重なる日は避ける
- 天赦日:“最上の吉日”として知られ、家族の納得感が高い
- 一粒万倍日:始めたことが増える日。入籍の“スタート感”と相性が良い
ポイントは、「全部盛り」を狙いすぎないこと。“大安だけでも十分うれしい”くらいの温度感のほうが、心が整います。
(B)次に見る:六曜の“避けたい日”を減らす(家族の地雷を踏まない)
家族が六曜を気にする場合、仏滅や赤口を避けたい、という声が出やすいです。ここは価値観なので正解はありませんが、揉めたくない場合は「大安」「友引」「先勝」「先負」を中心に検討すると、話が進みやすくなります。
ただし、六曜は時間帯の考え方が絡むことがあります。例えば先勝・先負は「午前吉/午後吉」などの俗説があり、家族のこだわりが強い場合は、“提出する時間”まで気にすることもあります。そこまで気になるなら、次のステップへ。
(C)最後に合わせる:役所・仕事・混雑の現実(疲れないスケジュールにする)
大安は役所が混みやすく、休日・連休前後は特に混雑しがちです。現実の負担を減らすなら、次の工夫が効きます。
- 提出は平日に:待ち時間が短く、書類不備の確認もしやすい
- 記念日は別日に足す:写真・食事会・指輪受け取りを吉日にして“気持ち”を整える
- 混雑回避:月初・連休明け・大安が重なる日は時間に余裕を
暦で良い日を選んだのに、当日バタバタして疲れてしまうと本末転倒です。穏やかに過ごせる段取りも、立派な“開運設計”です。
ステップ4:「候補日を3つ作る」だけで、家族との話し合いが一気にラクになる
家族説得で一番強いのは、理屈ではなく選択肢です。おすすめは、候補日を次の3パターンで用意すること。
- 第1候補:ふたりの希望(記念日・都合)に寄せた日(ただし不成就日は避ける)
- 第2候補:家族が安心しやすい日(大安・友引など)
- 第3候補:現実的に一番ラクな日(平日・役所が空いている等)
この3つを出すと、「これじゃなきゃダメ」という空気が消えます。話し合いの場が、“戦い”ではなく“調整”になります。
家族説得テンプレ(そのまま使える言い方)
暦の話は、正しさで押し切ろうとするとこじれやすいです。ここは“優しい言い方”が最強です。以下は、そのまま使えるテンプレです。
(1)不成就日を避けたい派のテンプレ(家族に寄り添いつつ主導権も握る)
「私たちも節目は気持ちよく迎えたいから、不成就日は避けたいと思ってるの。大安でも重なる日があるみたいで、そこだけ外して候補日を3つ用意したよ。どれが一番安心できそう?」
(2)日程が動かせない派のテンプレ(反対されにくい“二段構え”)
「仕事(引っ越し等)の都合で入籍日は動かしにくいんだけど、気持ちよくスタートしたいから、お祝いの食事会(写真撮影)は別の吉日にしようと思うの。家族の都合も聞かせてほしい。」
(3)親世代の“縁起”を否定しないテンプレ(角が立たない)
「縁起を大事にしてくれてるの、すごくありがたい。だからこそ、私たちもできる範囲で整えて進めたいの。大安で不成就日が重ならない日を優先して探してみたよ。」
(4)パートナーが暦を気にしないときのテンプレ(喧嘩を防ぐ)
「私は少し気になるタイプだから、安心して当日を迎えるために“避けたい日”だけ外したい。あなたに無理をさせたいわけじゃなくて、私が落ち着くための工夫だと思って協力してほしい。」
この言い方のポイントは、“相手を否定しない”ことと、“すでに候補を用意してある”こと。話が前に進みやすくなります。
どうしても日が決まらないときの最終ルール(迷いを終わらせる)
最後に、どうしても決めきれないときの“終わらせ方”を置いておきます。暦に詳しい人ほど迷いやすいので、ここがあると救われます。
- ルール1:不成就日だけは避ける(あなたの不安を減らすため)
- ルール2:残った中で「ふたりが笑顔になれる日」を選ぶ
- ルール3:お祝いは別の吉日に足してOK(結婚は一日で完結しない)
暦の吉凶は、あなたを縛るものではなく、あなたを守るもの。あなたが安心して「この日でよかった」と思えるなら、それはもう十分に吉日です。
よくある質問(不成就日 結婚/不成就日 入籍)
Q:不成就日と大安が重なったら、入籍はやめるべき?
A:やめるべき、と決めつける必要はありません。ですが、あなたや家族が強く気にするなら、別日にするほうが心が軽くなります。結婚は「安心してスタートする」ことがとても大切。暦はそのためのサポートとして使えます。動かせないなら、記念日を二段構えにして、心が納得する形を作るのがおすすめです。
Q:不成就日に結婚した人は実際いるの?
A:います。この記事でも、報道で確認できる範囲で「不成就日と大安が重なる日に入籍した芸能人(有名人)」を紹介しました。ただし、他人の例はあくまで参考です。あなたが納得できるか、家族が安心できるか、そして現実の段取りが整うか。その3つを軸に決めるのが、いちばん後悔しにくい選び方です。
Q:不成就日と一粒万倍日・天赦日が重なったらどうする?
A:暦の世界では「吉日が重なると良い」「凶日が重なると慎む」など諸説あります。中には「凶日と重なると吉の力が弱まる」と捉える人もいます。ここも大事なのは、あなたの心が落ち着くこと。気になるなら“重ならない日”を選ぶ、重なってしまうなら「お祝いを別日に足す」など、納得できる工夫をしてあげてください。
Q:不成就日を気にする親に、どう伝えたらいい?
A:正面から否定せず、「気持ちが分かる」から入るのが一番丸く収まります。たとえば「私たちも縁起は大事にしたい。だからこの日が難しければ別の形(食事会を吉日にする等)も考えている」と伝えると、親世代の不安が和らぎやすいです。暦は“勝ち負け”ではなく、家族の心を整える知恵でもあります。
あなたが選ぶ日が、ふたりにとって「安心して始められる日」になりますように。暦は不安を増やすためではなく、あなたの心を守るためにあります。迷ったときは、いちばん穏やかになれる選択を、どうか優先してあげてください。



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