赤口(しゃっこう)は「凶日」とされますが、実は“何もしてはいけない日”ではありません。ポイントは避けたい行動とやって良いことを分け、どうしても動くなら正午前後(11〜13時)に寄せて気持ちよく整えること。買い物やお参り、厄払いまで、2026年の赤口の扱い方を丁寧にまとめます。
赤口とは
「赤口」は暦法の一つである六曜(ろくよう/六輝)の1つ。一般的に凶日とされ、特に祝い事は避けた方がよい…と語られることが多い日です。
ただし、六曜はあくまで暦注(こよみちゅう:日に吉凶の目安を添える注記)で、宗教や法律の決まりとは別物。現代では「気にする/気にしない」も含めて、家族の価値観に合わせて運用する文化として根付いています。
赤口のいちばん大事な特徴:正午(11〜13時)だけは“吉”とされる
赤口は一日中ずっと凶…と思われがちですが、伝統的には正午前後(午の刻:11〜13時)のみ吉、それ以外は凶とされるのが特徴です。
「どうしても赤口に動かなきゃいけない」日は、“大事なことは昼に寄せる”だけでも、気持ちがスッと落ち着きます。
赤口が縁起が悪いと言われる理由
赤口の「赤」から火・血を連想し、火難やケガ、刃物ごとに注意…という意味合いが語られてきました。また「口」は争い・言い争いを連想する、とも言われます。
だから赤口は「怖がる日」ではなく、「火の元・刃物・言葉」を丁寧に扱う日。この捉え方に切り替えると、赤口がぐっと扱いやすくなります。
赤口にやって良いこと(結論:日常はOK、気になるなら“昼に寄せる”)
赤口は凶日とされますが、日常の用事まで全部ストップする必要はありません。むしろ、赤口は「外向きに大勝負する」よりも、整える・備える・感情を静めることに向く日です。
お葬式・法事・お墓参りは赤口にやって良いこと
六曜は暦注であり、宗教儀礼そのものと直結するものではありません。実際、葬儀や法事は六曜よりも、火葬場の都合や親族の予定を優先して組まれます。
むしろ、弔事でよく話題になるのは赤口より友引(「友を引く」という俗説)です。地域や親族の意向で避けることがあるため、気になる場合は確認すると安心です。
赤口に神社やお寺へのお参りはしていい?
参拝も六曜と直接の決まりがあるわけではありません。気になる方は、赤口の“吉の時間”である正午前後(11〜13時)に参拝するのがおすすめです。
赤口のお参りについてはこちらを読んでね!
お宮参り・七五三は赤口にやってもいい?
お宮参りや七五三も、六曜より主役(赤ちゃん・子ども・ママ)の体調と天候が最優先。とはいえ、祖父母世代が気にすることもあるので、家族の安心感をとるなら正午前後に寄せる/写真だけ別日にするなど柔らかい調整が上手です。
厄払いは赤口にやって良いこと
厄払いも六曜と宗教儀礼が直結するわけではありません。もし周囲に気にする方がいるなら、11〜13時の祈祷枠を選ぶと丸く収まりやすいです。
宝くじの購入は赤口にやって良いこと?
赤口に宝くじを買ってはいけない、という決まりはありません。気分よく金運を上げたいなら、赤口よりも「大安」や「一粒万倍日」「天赦日」「寅の日」「巳の日」など、金運系の吉日に合わせる人が多いです。
赤口に買うなら“昼に買う・買い方を丁寧にする”(保管場所を整える、感謝して買う)で、心のノイズが減ります。
赤口に買い物はやって良いこと?縁起は悪い?正しい知識と対処法
赤口に買い物はしてOKです。特に食材・日用品などの生活の買い物まで避ける必要はありません。問題になるのは「縁起」そのものというより、高額な買い物や重要な契約で“気持ちがザワつく”こと。それが判断を鈍らせるのが一番もったいないんです。
赤口の日でも安心して買い物ができる時間帯は?
赤口で「時間を選ぶ」なら、伝統的に11〜13時(正午前後)が吉とされます。大きな買い物や契約をその日にせざるを得ない場合は、ここに寄せるのが定番の対処法です。
赤口で避けたい“買い物”の考え方(怖がりすぎないのがコツ)
赤口に限らず、暦注で凶とされる日は、次のタイプの買い物は「延期できるなら延期」が無難です。
- 車・家・高額家電など、返品や変更が難しいもの
- ローン・保険・投資など、契約条件の確認が重要なもの
- 急いで決めると後悔しやすい“勢い買い”
これは「赤口だから不幸になる」という話ではなく、慎重に読め・見直せ、という暦のメッセージとして活かす発想です。
赤口に買い物してしまった…大丈夫?不安を消す“整え方”
まず結論から。赤口に買い物してしまったからといって、運が落ちると決まったわけではありません。気になるのは“買い物”より、あなたの心の中に残る「しまった…」というトゲ。そのトゲを抜く方法を、現実的にまとめます。
- ①レシート・保証書・契約書を整理する
いちばん効きます。「確認して整えた」という事実が、運気より先に心を安定させます。 - ②返品・交換・キャンセル期限だけチェック
不安は“知らないこと”から膨らみます。期限だけ把握すれば、必要以上に怖くならない。 - ③火の元・刃物・言葉を丁寧に
赤口は火難や口論に注意と言われる日。だからこそ、帰宅後にキッチンを整えたり、スマホの返信を丁寧にしたり、今日だけは「扱いを優しく」してみてください。 - ④「昼に買った」に置き換えられるなら置き換える
もし買い物が11〜13時にかかっていたなら、それは伝統的に“吉の時間”。堂々として大丈夫です。
“赤口に買い物してしまった”は、あなたが慎重で優しい証拠。その感性は、むしろ運を守る力になります。
赤口にお祝いを渡す・お祝いをするのはやって良いこと?
赤口にお祝いをしてはいけない、と断言できる決まりはありません。ただし日本は縁起を大切にする文化があるため、相手や相手家族が六曜を気にする場合は避けるのがスマートです。
迷ったら、次の優先順位がおすすめです。
- 最優先:相手の気持ち(気にする家かどうか)
- 次点:相手の都合(受け取りやすい日・会える日)
- どうしても気になるなら:赤口でも11〜13時に渡す/発送日をずらす
赤口に出産祝いはやってはいけない?
出産祝いは、赤口だからというより母子の体調と生活リズムが最優先。一般的に産後すぐを避け、落ち着いたタイミングで贈るのが安心です。六曜を気にする家なら日を改め、そうでなければ「体調落ち着いた?」の一言を添えて丁寧に。これがいちばんの“縁起”です。
赤口に結婚祝いはやってはいけない?
結婚祝いは縁起を気にする人が多い領域。相手が気にするタイプなら、赤口は避けるのが無難です。タイミングは招待状を受け取ってから挙式の1週間前までが目安とされますが、今どきは相手が受け取れる日が正解。迷ったら“昼に渡す”で落とし所を作れます。
赤口に快気祝いはやってはいけない?
快気祝いは「回復=上向き」の象徴なので、縁起を重視する家庭では赤口を避ける傾向があります。とはいえ、いちばん大事なのは“無理なく渡せるタイミング”。赤口しか難しいなら、言葉を丁寧にして、のしやメッセージで気持ちを整えるのがおすすめです。
赤口に入学祝いはやってはいけない?
入学祝いも、相手が気にするなら日をずらすのが無難。ただ、入学前後は忙しいので、渡しやすい日が最優先です。赤口なら“昼に渡す”“午前中に現金書留を避ける”等、あなたが納得できる形で整えれば十分です。
2026年の赤口はいつ?【赤口カレンダー一覧】
「赤口にやって良いこと」を計画したい人向けに、2026年(令和8年)の赤口を月別にまとめます。
- 1月:2日(金)・8日(木)・14日(水)・19日(月)・25日(日)・31日(土)
- 2月:6日(金)・12日(木)・22日(日)・28日(土)
- 3月:6日(金)・12日(木)・18日(水)・23日(月)・29日(日)
- 4月:4日(土)・10日(金)・16日(木)・20日(月)・26日(日)
- 5月:2日(土)・8日(金)・14日(木)・19日(火)・25日(月)・31日(日)
- 6月:6日(土)・12日(金)・16日(火)・22日(月)・28日(日)
- 7月:4日(土)・10日(金)・14日(火)・20日(月)・26日(日)
- 8月:1日(土)・7日(金)・18日(火)・24日(月)・30日(日)
- 9月:5日(土)・15日(火)・21日(月)・27日(日)
- 10月:3日(土)・9日(金)・14日(水)・20日(火)・26日(月)
- 11月:1日(日)・7日(土)・11日(水)・17日(火)・23日(月)・29日(日)
- 12月:5日(土)・10日(木)・16日(水)・22日(火)・28日(月)
赤口に関するよくある質問(FAQ)
赤口にやって良いことって、結局なに?
日常の用事は基本OKです。気になる人は「正午前後(11〜13時)に寄せる」「火の元・刃物・言葉を丁寧にする」を意識すると、赤口をうまく乗りこなせます。
赤口に買い物はダメ?赤口に買い物してしまったら運が落ちる?
ダメではありません。買い物自体より、気持ちが不安定なまま高額決断をすることがリスクです。「昼に買う」「書類を確認して整える」で十分リカバリーできます。
赤口の正午だけ吉って本当?
暦注としての一般的な解釈で、赤口は正午が吉、朝夕が凶と説明されています。
赤口にお参りしてしまった…だめ?
参拝自体は問題ありません。気持ちが引っかかるなら、「お礼を丁寧に言う」「帰宅後に玄関を整える」など、あなたの中の“整え”を入れて締めれば大丈夫です。
赤口と仏滅、どっちが悪いの?
一般的には仏滅をより凶と捉える人が多いですが、どちらも暦注です。大事なのはあなた(家族)が何に納得できるか。赤口は「時間帯で整えやすい」のが特徴です。カレンダーによって六曜が違うことがあるのはなぜ?
六曜は旧暦(太陰太陽暦)ベースの要素が絡むため、扱い方で差が出ることがあります。だからこそ「絶対」ではなく、生活の知恵として使うのが上手な付き合い方です。まとめ:赤口は「止まる日」ではなく、「整える日」
赤口にやって良いことはたくさんあります。買い物も、参拝も、厄払いも、あなたが納得できる形で整えれば大丈夫。どうしても気になる日は、11〜13時に寄せる、そして火の元・刃物・言葉を丁寧に。赤口は、怖がるよりも“扱い方”で味方にできます。



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