「草むしりをしてはいけない日はいつ?」「草刈りや土いじりは、2026年と2027年のどこを避ければいいの?」と気になっている方へ。庭が荒れてくると早く手を入れたくなりますが、暦の上では土用の期間は土を大きく動かす作業を控える時期として知られています。
ただ、草むしりそのものがいつでも悪いわけではありません。むしろスピリチュアルな見方では、雑草を整えることは停滞を掃き出し、暮らしの気を整える行動と受け取られることもあります。大切なのは、いつ行うかとどこまで土を動かすかです。
この記事では、草むしり・草刈り・土いじりを避けたい日の考え方を、2026年と2027年の具体的な日付に落としてわかりやすく整理します。あわせて、土用に草むしりしてしまった時の考え方、農家や家庭菜園、プランターの場合の見方まで、日常で使いやすい形でまとめました。
草むしりをしてはいけない日はいつ?まず知りたい結論
結論からいうと、草むしりを避けたい日としてまず名前があがるのは土用の期間です。土用は、立春・立夏・立秋・立冬の前にめぐってくる季節の変わり目で、昔から土を司る神である土公神(どくじん・どこうじん)が土を治める時期と考えられてきました。
このため、根を抜く草むしり、畑を耕す、穴を掘る、植え替えをするなど、土を掘り返したり、土の状態を大きく変えたりする作業は控えるのが一般的です。検索でよく見かける「草取りをしてはいけない日」「土を掘ってはいけない日」「庭いじりをしてはいけない日」という疑問も、まずはこの土用を確認すると整理しやすくなります。
ただし、土用の間ずっと絶対に何もできないわけではありません。土用には間日(まび)という例外の日があり、この日は土を動かしてもよいとされます。草むしりや軽い庭仕事を気にせず進めたいなら、まずは土用かどうか、その日が間日かどうかを見るのが基本です。
なお、よく混同されますが、土用の丑の日は「うなぎを食べる日」として知られる日のことで、草むしり向きの日を意味するわけではありません。草むしりの可否は、丑の日かどうかよりも、土用の期間中か、そして間日かで判断するほうがわかりやすいです。
土用とは何か?六曜や旧暦との違いも整理
土用は六曜ではなく、雑節です。大安・仏滅・先勝のような六曜とは役割が違い、土用は季節の切り替わりを示す目安のひとつです。つまり、大安だから土いじりに向くという見方と、土用だから控えたいという見方は、別のレイヤーの話になります。
また、土用は旧暦の月日そのものではなく、二十四節気と同じく季節の流れを見る考え方に近いものです。暦を読むときに混乱しやすいのですが、旧暦・六曜・干支・九星・土用は、それぞれ見ているものが違うと覚えておくと整理しやすくなります。
このページでは、草むしりや草刈りに関係の深い「土用」と「間日」を中心に扱います。土用そのものの意味や、引っ越し・契約・髪を切ることなど土用全般で避けたいことを広く知りたい方は、土用にやってはいけないことをまとめた記事もあわせて読むと全体像がつかみやすいです。
草むしり・草刈り・土いじりは、どこまで避けるべき?
ここで迷いやすいのが、「草むしり」と「草刈り」と「土いじり」は全部同じなのか、という点です。結論をいうと、暦の上で最も典型的に避けたいのは根を抜く、掘る、植え替える、耕すなど、土の状態を変える作業です。
- 特に控えたい作業:草むしり、草取り、畑や花壇の掘り返し、植え替え、植え付け、耕運、穴掘り、庭木の移植、基礎工事
- 判断が分かれやすい作業:草刈り、芝刈り、浅い除草、支柱立て、表面の土ならし
- 比較的しやすい軽作業:水やり、収穫、落ち葉掃除、枯れ葉取り、道具の手入れ、庭の計画を立てること
草刈りは地上部分だけを切るので、草むしりより軽いと考える人もいます。ただ、実際には鎌や草刈機が土を削ったり、株元を傷つけたりしやすいため、気にするなら草刈りも間日に回すほうが安心です。とくに「草刈りしてはいけない日が知りたい」と感じる方は、草刈りも草むしりと同じ枠で見ておくと迷いにくくなります。
一方で、雑草が伸び放題になって庭の風通しが悪くなっているなら、何か月も放置するのがよいとは限りません。暦は不安をあおるためのものではなく、季節の境目では大きく土を動かしすぎないという暮らしの知恵として使うと、無理なく取り入れやすくなります。
2026年・2027年の土用期間と間日、草むしりを避けたい日
ここでは、草むしりや土いじりを避けたい日の目安として、2026年と2027年の土用期間と間日を整理します。土用期間は「なるべく控える時期」、間日は「土を動かすなら候補にしやすい日」と考えてください。
2026年の土用期間と間日
- 冬土用:1月17日〜2月3日。間日は1月17日、1月19日、1月28日、1月29日、1月31日です。
- 春土用:4月17日〜5月4日。間日は4月17日、4月25日、4月26日、4月29日です。
- 夏土用:7月20日〜8月6日。間日は7月21日、7月28日、7月29日、8月2日です。
- 秋土用:10月20日〜11月6日。間日は10月24日、10月26日、10月28日、11月5日です。
2026年は、春土用の入りが4月17日、夏土用の入りが7月20日と覚えておくと、ゴールデンウィーク前後や真夏の庭作業計画が立てやすくなります。年の途中で「今、草むしりして大丈夫かな」と迷ったら、まずこの4つの土用に当たっていないか確認してみてください。
2027年の土用期間と間日
- 冬土用:1月17日〜2月3日。間日は1月23日、1月24日、1月26日です。
- 春土用:4月17日〜5月5日。間日は4月20日、4月21日、4月24日、5月2日、5月3日です。
- 夏土用:7月20日〜8月7日。間日は7月23日、7月24日、7月28日、8月4日、8月5日です。
- 秋土用:10月21日〜11月7日。間日は10月21日、10月23日、10月31日、11月2日、11月4日です。
2027年は、春土用・夏土用・秋土用に19日間の土用が入るため、2026年より間日がやや多い季節があります。とくに夏土用は8月7日まで続くため、8月に入ってからの草むしりや家庭菜園の植え替えを考えている人は見落としやすいところです。
季節ごとの養生や食べ物、暮らし方まで詳しく知りたい方は、春土用、夏土用、秋土用、冬土用の記事も参考になります。このページではあくまで「草むしり・草刈り・土いじり」の判断に絞って整理しています。
草むしりは運気を下げる?スピリチュアルな意味をどう考えるか
「草むしりは運気が下がるの?」「雑草があると運気が悪くなる?」という不安を持つ方もいますが、ここは分けて考えると落ち着きます。草むしり自体が悪い行為というわけではありません。むしろ、荒れた場所を整え、風通しや見通しをよくすることは、気の流れを整える行動と受け取られることもあります。
ただし、土用は別です。土用は、土の気が切り替わる不安定な時期と考えられてきたため、そこで無理に根を抜いたり、広い範囲を掘り返したりすると、心の面でも「なんとなく落ち着かない」と感じやすくなります。暦の上の注意は、単なる迷信として切り捨てるより、季節の境目は体も気持ちも揺れやすいから、作業を詰め込みすぎないと受け止めると実生活に生かしやすいです。
雑草が気になっているのに、土用だからと何もしないでイライラするくらいなら、間日に本格的な除草日を作る、土用中は道具の準備や袋詰め、掃き掃除だけ進める、という形でも十分です。大事なのは、気持ちよく整えるタイミングを選ぶことです。
土用に草むしりしてしまった時はどうする?
「知らずに草むしりしてしまった」「土用に草刈りしてしまった」と後から気づくことは珍しくありません。こういう時にいちばん避けたいのは、必要以上に不安になることです。暦の考え方では慎重にしたい時期ではありますが、一度やってしまったから必ず悪いことが起こるというふうに受け取る必要はありません。
気になる時は、まずその日の大きな追加作業をいったん止め、掘り返した場所を軽く整えて片づけましょう。そして、心の中で土地に一礼するような気持ちで「今日はここまで」と区切ると、気持ちも落ち着きやすくなります。次の本格作業は、間日や土用明けに回せば十分です。
塩で清める、神社に行くなどの対処をする人もいますが、これは地域や信仰によって考え方が分かれます。大げさに構えすぎるより、無理をしない、休む、片づける、次の良い日に整え直すという順番で考えるほうが、暮らしの中では実践しやすいです。不安が強い方は、土用にやってしまった時の考え方をまとめた記事も参考にしてください。
農家・家庭菜園・プランターはどう考える?
農家や仕事として土を扱う場合
農家や造園、現場仕事では、土用だから一切止めるというのは現実的ではありません。昔から実際の暮らしの中でも、収穫、水管理、見回り、病害虫対策まで全部を止めていたわけではなく、特に大きく土を返す作業、新しい畝づくり、植え付けの開始などを慎重にしてきました。
そのため、現実的には大きな作業は間日に寄せる、すでに進行中の作業は区切りのよいところまで進める、新規着手は急がないという考え方が使いやすいです。暦を守ることと生活を守ることは対立ではなく、折り合いのつけ方が大切です。
家庭菜園やプランター、ガーデニングの場合
家庭菜園やプランターは、地面の畑より気にしない流派もあります。特にベランダの鉢植えは「地面を掘るのとは少し違う」と考える人もいますが、それでも植え替えや用土の総入れ替えのように土を大きく動かす作業は、気になるなら間日や土用明けに回すと安心です。
- 控えたいこと:植え替え、新しい苗の植え付け、株分け、用土の大きな入れ替え
- 比較的しやすいこと:水やり、観察、収穫、枯れた葉を取る、支柱の調整、道具洗い
- 迷った時の考え方:根を動かすか、土を深く触るかを基準にする
元の記事では「手袋を使えば大丈夫」という印象になりやすい部分がありましたが、実際には手袋をしたから暦の意味が変わる、とは言い切れません。手袋はあくまで作業の補助です。気になるなら、手袋の有無よりも、作業日を間日にずらすほうが考え方としてはすっきりします。
土用以外にも、土いじりを慎重に考える日がある
草むしりを避けたい日として最も有名なのは土用ですが、それだけではありません。地域や流派によっては、大犯土・小犯土、彼岸土などを気にすることもあります。検索で「大つち」「大犯土」「お彼岸に土いじり」などが出てくるのはそのためです。
ただし、これらは土用と同じ意味ではありません。土用は季節の変わり目の雑節ですが、大犯土・小犯土は方位や土を犯すことに関する別の暦注として扱われることがあります。彼岸土も、彼岸の時期に土を動かすことを慎む地域習俗として語られることがあります。同じ「土いじり注意」でも、背景はそれぞれ違うのです。
このページでは「草むしりしてはいけない日」の中心として土用を扱いましたが、土用以外の注意日も知っておきたい方は、大犯土・小犯土との違いや、お彼岸の土いじりの記事を合わせて読むと、混同しにくくなります。
Q&A
Q1. 草むしりをしてはいけない日は、結局いつですか?
もっとも基本になるのは土用の期間です。2026年・2027年なら、この記事にまとめた4回の土用をまず確認してください。そのうえで、どうしても作業したい場合は間日を候補にすると考えやすいです。
Q2. 土用の丑の日なら、草むしりしてもいいのですか?
土用の丑の日は、夏土用の中の丑の日を指す呼び名です。草むしり向きの日という意味ではありません。草むしりの判断は、丑の日かどうかではなく、土用の期間中か、そして間日かで見るほうが適しています。
Q3. 間日なら何をしても大丈夫ですか?
一般には、間日は土を動かしてよい日とされます。ただし、流派によって慎重な見方もあるため、絶対視しすぎないほうが自然です。気になる方は、間日に作業を集約しつつ、無理な大仕事を詰め込みすぎないという使い方がおすすめです。
Q4. 土用に草むしりしてしまったら、お祓いは必要ですか?
必ず必要とはいえません。まずは作業を区切り、片づけをして、次の本格作業を間日や土用明けに回せば十分です。大切なのは、必要以上に怖がらず、気持ちを整えて暮らしを立て直すことです。
Q5. プランターの植え替えや土の入れ替えも避けた方がいいですか?
気にしない人もいますが、植え替えや用土の総入れ替えは土を大きく動かす作業なので、気になるなら間日か土用明けに回すと安心です。水やりや収穫、枯れ葉取りなどの軽作業は比較的しやすいでしょう。
Q6. 雑草を放置すると運気が下がりますか?
放置された庭は湿気や停滞の印象を強めやすく、気分も重くなりがちです。ただし、だからといって不向きな日に無理に草むしりする必要はありません。間日にまとめて整える、土用前に計画的に済ませるというやり方でも十分です。
Q7. 大安なら土用中でも草むしりしてよいですか?
大安は六曜、土用は雑節で、見ているものが違います。そのため、大安だから土用の注意が消えるとは考えないほうが整理しやすいです。土用中に作業日を選ぶなら、大安かどうかよりも間日かどうかを優先して見る人が多いです。
まとめ
草むしりをしてはいけない日として、まず意識したいのは土用の期間です。けれども、草むしり自体が悪いわけではなく、むしろ庭や暮らしの停滞を整える行動として前向きにとらえることもできます。大切なのは、季節の境目に無理をしないこと、そして間日を上手に使うことです。
2026年と2027年は土用の日程にも違いがあり、特に2027年は春・夏・秋で間日が多めの季節があります。焦ってその日に済ませようとするより、日取りをひとつ確認してから動くだけで、気持ちの落ち着き方が変わってきます。
庭を整えることは、本来は暮らしを整えることです。暦を必要以上に怖がるのではなく、自分の暮らしに合う形で土用を取り入れながら、気持ちよく草むしりや庭仕事ができる日を選んでいきましょう。



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