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晦気殺とは?四柱推命の晦気(天地徳合)の意味、命式内の見つけ方と相性・年運・大運の読み方

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四柱推命で「晦気殺(かいきさつ)」と呼ばれるものは、別名「晦気(かいき)」、そして「天地徳合(てんちとくごう)」としても知られます。出会い・結婚・仕事など、人生の節目に“引力”のような出来事が起きやすい一方、良いことと揺さぶりが同時に来やすい――そんな不思議な配置です。

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晦気殺(晦気・天地徳合)とは何か

四柱推命において、晦気殺(晦気/天地徳合)とは、二つの干支が「天干は干合(かんごう)」「地支は支合(六合/りくごう)」という二重の結びつきを作る状態を指します。つまり、天(天干)と地(地支)の両方が“合う”ので、天地徳合と呼ばれます。

命式(年柱・月柱・日柱・時柱)にこの組み合わせが入ると、全体としては人の縁・引き立て・引き寄せが起こりやすい配置とされます。ところが、その結びつきが強いぶん、展開が速くなりやすく、心が追いつかないような「濃い出来事」になりやすい――ここが、晦気殺が“ただの吉”として語られにくい理由です。

「晦気」という言葉の由来と象意

「晦気」は本来、太陽が隠れて暗くなる・見えにくくなる、というニュアンスを持つ言葉です。四柱推命で晦気(天地徳合)が語られるときも、表面は華やかでも、裏側に調整や揺らぎが隠れやすいという象意として扱われます。

たとえば、恋愛なら一目惚れのように進みやすい一方で、気持ちが盛り上がりすぎて不安になったり、相手の反応に過敏になったり。仕事なら引き立てが来る反面、責任や環境変化が同時に来たり。晦気(天地徳合)は、光と影がセットで現れやすい“濃度の高い運”と考えると腑に落ちます。

天地徳合と晦気殺は同じ?呼び方の違い

実務上は、晦気・天地徳合・晦気殺は同じ現象を指していることが多いです。ただし流派によっては、命式内の配置を「天地徳合」、年運・大運など運の巡りで強く作用するときに「晦気(晦気殺)」と呼び分ける場合もあります。

このページでは混乱を避けるため、「晦気殺=晦気=天地徳合」として整理しつつ、どこに出たか(命式内/年運/大運)で読み方が変わる、という形で解説します。

命式内に天地徳合があるとどうなる?

命式内に天地徳合がある人は、ざっくり言うと「人に恵まれやすい」「縁の引力が強い」タイプになりやすいです。助け舟が出やすい、紹介が入りやすい、出会いが決まりやすい、という形で現れることもあれば、逆に「断ち切れない縁」として現れることもあります。

ただし、天地徳合は“良縁だけ”を保証する印ではありません。結びつきが強いぶん、関係が濃くなりすぎて、依存・束縛・誤解が膨らむこともあります。「仲が悪いのに離れられない」という形で悩みとして出る人もいます。

どの柱に出るかで意味が変わる

同じ天地徳合でも、どの柱同士で成立しているかで体感が変わります。

  • 年柱に関わる天地徳合:家系・家族の縁、環境の引力。若い時期の“導き”や価値観に影響しやすい。
  • 月柱に関わる天地徳合:社会運・仕事運・親縁。職場の引き立て、評価の上がり下がりがドラマチックになりやすい。
  • 日柱に関わる天地徳合:自分自身と配偶者運。恋愛・結婚・夫婦関係のテーマが濃くなりやすい。
  • 時柱に関わる天地徳合:晩年運・未来・子ども縁。後半生での縁の伸び、創作や活動の追い風として出ることも。

特に「月柱と日柱が天地徳合」など、日常の中心に近い柱で成立していると、恋愛・夫婦・仕事の“中心テーマ”になりやすいでしょう。

「晦気殺=悪い」になりやすいパターン

天地徳合自体は“結びつき”ですが、命式全体の噛み合わせ次第で、揺れが強く出ることがあります。たとえば、衝突の配置(冲)や、プレッシャーが強くなる要素が同時に重なると、良い縁が来ても「心が落ち着かない」「決めたのに迷う」など、晦気っぽさ(暗さ・不透明さ)を感じやすくなります。

晦気殺を怖がるよりも、「大事なことほど、準備・確認・ペース調整が必要になる合図」と捉えるほうが、現実的に活かせます。

天地徳合(晦気殺)の調べ方

調べ方はシンプルです。あなたの命式(年柱・月柱・日柱・時柱)にある干支を見て、干合+支合(六合)になる“相手の干支”が同じ命式内にあるかを確認します。

また、相性を見るときは、二人の命式を並べて、特に日柱どうし(または日柱と相手の月柱など)で天地徳合が成立しているかを見る方法がよく使われます。相性としては強く引き合いやすい一方、理解が深すぎて衝突することもあるため、扱い方が大切です。

天地徳合のペア(干支の組み合わせ)

天地徳合は「ある干支に対して、天地徳合になる干支が一つ決まる」ペア構造です。代表的には次のように並びます(左右どちらでも成立します)。

  • 甲子 ↔ 己丑
  • 乙丑 ↔ 庚子
  • 丙寅 ↔ 辛亥
  • 丁卯 ↔ 壬戌
  • 戊辰 ↔ 癸酉
  • 己巳 ↔ 甲申
  • 庚午 ↔ 乙未
  • 辛未 ↔ 丙午
  • 壬申 ↔ 丁巳
  • 癸酉 ↔ 戊辰
  • 甲戌 ↔ 己卯
  • 乙亥 ↔ 庚寅

この並びがさらに60干支すべてに広がっていきます。下の年表(60年サイクル表)は、干支が60年で一巡することを利用して、毎年の干支と“天地徳合になる相手干支”を一覧にしたものです。

年運で巡る「天地徳合の年」

年運(その年の干支)であなたの命式と天地徳合が成立する年は、一般に節目になりやすいとされます。特に「出会い」「一目惚れ」「離れられない縁」という形で話題になりやすいのは、天地徳合が“人の縁”に強く出やすいからです。

ただし、年運の天地徳合は「良いことだけ」を約束しません。良い出会いがある一方で、過去の関係が再燃したり、関係の整理が必要になったりと、揺れも起こりがちです。晦気殺という呼び方が残るのは、「光が強いぶん、影も濃くなる」体験をする人がいるからでしょう。

年運で出やすいサイン:出会い・一目惚れ・前世の縁

天地徳合の年に「なぜか気になる人が現れた」「初対面なのに懐かしい」「離れられない」と感じることがあります。スピリチュアル寄りに言えば、前世からの縁のように語られることもありますが、現実面では価値観が噛み合いやすい/相手の心理が読めてしまうなど、関係が加速しやすい要素が働いた結果と考えると納得しやすいです。

この年に重要なのは、気持ちが強く動くほど、約束・お金・同居・契約など現実の決定は丁寧にすること。勢いで決めると、後から「こんなはずじゃなかった」と揺れが出やすいのも、晦気(見えにくさ)の象意と重なります。

大運で巡る「天地徳合 大運」

大運は10年単位で巡る運気の柱です。ここに天地徳合が入ると、10年スケールで人脈・引き立て・大きな転機が起こりやすくなります。結婚、転職、独立、住環境の変化など、人生の骨格が変わる出来事が起きたと感じる人もいます。

大運の天地徳合は、年運よりも長く作用しやすいぶん、恋愛・夫婦・仕事のテーマが「濃く、長く」続きます。追い風を受ける人もいれば、課題を突きつけられて成長する人もいます。どちらに転んでも、天地徳合は“縁を動かすスイッチ”になりやすい、と覚えておくと使い方が変わります。

天地徳合の相性:恋愛・結婚・男女の関係、体の相性

二人の日柱が天地徳合になる場合、相性は強烈です。引き合い、理解し合い、関係が深まりやすい。一方で、その深さが“距離の詰めすぎ”になりやすく、仲が悪い時期が出ることもあります。

なぜ「離れられない」ほど惹かれ合うのか

天地徳合は、天干と地支の両方が合うため、気質(天干)も、生活感覚や反応(地支)も噛み合いやすいと考えられます。だからこそ、男女の関係では「会った瞬間にスイッチが入る」「一目惚れしやすい」と感じる人がいます。

さらに、関係が深まると体の相性(フィジカル面)も“気持ちが連動しやすい”形で語られがちです。ただし、これは魔法ではなく、心が近いぶん身体も近くなりやすい、という心理面の連鎖として理解しておくと安心です。

天地徳合なのに「仲が悪い」「喧嘩が増える」理由

天地徳合のカップルや夫婦でも、仲が悪い時期は起こり得ます。理由は単純で、理解が深いぶん、相手の地雷も早く見抜くからです。言わなくても分かるはず、という期待が強くなると、すれ違いが怒りに変わりやすい。

また、離れられない感覚が強いほど、束縛・嫉妬・依存に寄りやすい面もあります。天地徳合は「相性が良いから放っておいても上手くいく」ではなく、相性が良いからこそ、扱い方で天国にも地獄にも振れやすいと捉えるほうが現実的です。

夫婦になったとき:円満を続けるコツ

夫婦の天地徳合は、心の距離が近いぶん、日常の小さな不満が積み重なると破壊力も出ます。円満のコツは、意外とシンプルです。

  • 「分かってくれるはず」を減らす:言葉にして確認する。
  • 境界線を持つ:趣味・交友・時間に“各自の余白”を作る。
  • 決め事は紙に落とす:お金・家事・実家対応など、曖昧を減らす。

天地徳合の夫婦は、ルールが固まるほど強い味方になります。近さを武器にするか、近さに溺れるか――ここが分かれ道です。

天地徳合と算命学の解釈

天地徳合は算命学でも扱われ、恋愛・結婚・人間関係の縁として語られることがあります。用語や細部の読み方は流派で差があっても、根っこは「天と地が合う=結びつきが強い」という理解で共通しやすいでしょう。

四柱推命でも算命学でも、最終的には命式全体(五行バランス、通変星、十二運、そして大運・年運)と合わせて読むことが大切です。天地徳合だけで全てを決めない――この姿勢が、晦気(見えにくさ)に飲まれないポイントになります。

天地徳合と月徳合・天徳合・日徳の違い

「月徳合」「天徳合」「日徳(にちとく)」なども、四柱推命でよく話題になる吉要素です。ただ、天地徳合(晦気殺)は“干支どうしの結びつき”であり、月徳合・天徳合などは“保護や援助の象意を持つ特殊星・神煞として語られることが多い”という違いがあります。

これらをまとめて確認したい場合は、特殊星全般の解説も合わせて読むと理解が整理しやすいでしょう。たとえば四柱推命の特殊星一覧では、天徳合や月徳合などの考え方を含めて俯瞰できます。

よくある質問(晦気殺・天地徳合)

庚子は美人が多い?天地徳合(晦気殺)と関係ある?

「庚子は美人」という話は、性格傾向や雰囲気(冷静さ・芯の強さ・ミステリアスさ)を“魅力”として捉えた表現が広がったものとして語られがちです。天地徳合(晦気殺)とは別枠で、庚子そのものの性質を知りたい場合は、干支単体の解説も参考になります。たとえば庚子の性格と特徴のように、干支の読み解きとして整理すると混乱しにくいでしょう。

甲戌は天地徳合があると特別?

甲戌は、干支としても関心が集まりやすい存在です。天地徳合のペアで言えば、甲戌 ↔ 己卯が基本形です。甲戌そのものの性格や恋愛傾向を深く知りたい場合は、日座中殺など周辺概念と合わせて読むと解像度が上がります。関連として甲戌の性格や、概念整理として日座中殺も合わせてどうぞ。

辛亥日柱・癸亥は天地徳合(晦気)でどう読む?

辛亥日柱、癸亥など、亥を含む干支は、感受性や内面性のテーマが強く出やすいと語られます。天地徳合が絡むと、縁が濃くなりやすいぶん、気持ちの波も大きく感じることがあります。干支そのものの傾向を押さえたうえで天地徳合を重ねると読みやすいでしょう。例として辛亥の性格癸亥の性格も参照できます。

午未天中殺は孤独になりやすい?天地徳合と関係ある?

午未天中殺が「孤独」と結びつけて語られるのは、内側の世界に力を注ぎやすく、周囲と歩幅がズレる時期が出やすい、という読みがあるからです。ただし、これは“孤独が確定する”ではなく、一人の時間が増える局面で自分を整えることがテーマになりやすい、という意味合いで捉えるのがおすすめです。天中殺の考え方自体は、天中殺(空亡)の解説などで全体像を掴むと安心です。

晦気殺(天地徳合)の過ごし方:対処法と整え方

晦気殺(天地徳合)が命式内にあっても、年運・大運で巡っても、恐れるより「扱い方」を知ることが大切です。おすすめの整え方は次の通りです。

  • 陽の気を補う:規則正しい生活、適度な運動、日光浴などで心身に“明るさ”を入れる。
  • 自己表現で昇華する:創作・執筆・アート・歌などで、内側の圧を外へ流す。
  • 信頼できる人と対話する:一人で抱えるほど晦気(見えにくさ)が濃くなるため、言語化して整える。
  • 決断は二段階にする:即決で走らず、いったん寝かせてから最終決定する。
  • 境界線を作る:恋愛・夫婦・仕事で距離が近くなりすぎるほど、ルールと余白が開運になる。

晦気殺(天地徳合)は、あなたの人生を暗くするための印ではありません。縁が動くときほど、現実を整える。これが一番の開運法です。

晦気殺(天地徳合)の年表(60年サイクル)

干支 晦気殺(天地徳合)
2020 庚子 乙丑
2021 辛丑 丙子
2022 壬寅 丁亥
2023 癸卯 戊戌
2024 甲辰 己酉
2025 乙巳 庚申
2026 丙午 辛未
2027 丁未 壬午
2028 戊申 癸巳
2029 己酉 甲辰
2030 庚戌 乙卯
2031 辛亥 丙寅
2032 壬子 丁丑
2033 癸丑 戊子
2034 甲寅 己亥
2035 乙卯 庚戌
2036 丙辰 辛酉
2037 丁巳 壬申
2038 戊午 癸未
2039 己未 甲午
2040 庚申 乙巳
2041 辛酉 丙辰
2042 壬戌 丁卯
2043 癸亥 戊寅
2044 甲子 己丑
2045 乙丑 庚子
2046 丙寅 辛亥
2047 丁卯 壬戌
2048 戊辰 癸酉
2049 己巳 甲申
2050 庚午 乙未
2051 辛未 丙午
2052 壬申 丁巳
2053 癸酉 戊辰
2054 甲戌 己卯
2055 乙亥 庚寅
2056 丙子 辛丑
2057 丁丑 壬子
2058 戊寅 癸亥
2059 己卯 甲戌
2060 庚辰 乙酉
2061 辛巳 丙申
2062 壬午 丁未
2063 癸未 戊午
2064 甲申 己巳
2065 乙酉 庚辰
2066 丙戌 辛卯
2067 丁亥 壬寅
2068 戊子 癸丑
2069 己丑 甲子
2070 庚寅 乙亥
2071 辛卯 丙戌
2072 壬辰 丁酉
2073 癸巳 戊申
2074 甲午 己未
2075 乙未 庚午
2076 丙申 辛巳
2077 丁酉 壬辰
2078 戊戌 癸卯
2079 己亥 甲寅

まとめ

晦気殺(晦気/天地徳合)は、天干と地支の両方が合う、縁の引力が強い配置です。命式内にあると“人の縁”が人生テーマになりやすく、年運や大運で巡ると、出会い・結婚・仕事の節目が動きやすくなります。

大切なのは、良い縁が来たときほど現実を整えること。焦らず確認し、余白を作り、言葉にしてすり合わせる。その丁寧さが、晦気殺を「怖いもの」ではなく「味方」に変えてくれます。

この記事を書いた人
吉日暦占研究家うらない

「運気は『タイミング』で9割決まる。」

omajinai.co.jpの運営責任者兼編集長。 厳しい自然の中で園芸や生活を営むうちに、「種をまくべき日」と「休ませるべき日」があるように、人間の行動にも「最適なタイミング」があることを痛感し、暦(こよみ)の研究を始めました。

専門分野:
暦(こよみ)の解読と吉日選定
開運アクションの実践検証
風水を取り入れたライフスタイル提案
吉日や占いのapi作成
九星気学や四柱推命占いも行っています。
日本占い師協会認定占い師

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