四柱推命の60干支の30番目に当たる癸巳についてです。
癸巳は粘り強くて絶対に諦めない…そのため強運の持ち主です。
癸巳とは
癸巳は四柱推命の60干支の30番目になります。癸巳(みずのとみ、きすいのみ、きし)とは、干支の組み合わせの30番目で、十干の辛と十二支の巳の年月日を指します。
四柱推命では日柱と呼ばれる生まれた日の干支=日干から、その人の本質や性格、運勢を読みとることができます。


癸巳のイメージ
癸巳(みずのとみ)は、十干の「癸(みずのと)」と十二支の「巳(み)」が組み合わさった干支です。癸は「柔らかい水」を表し、霧や雨のように繊細で柔軟な性質を持っています。一方の巳は「火」の性質を持ち、知恵や直感、情熱、そして変化への対応力を象徴します。
この2つが組み合わさる癸巳の人は、繊細で直感力がありながらも、内に秘めた情熱を持つ神秘的な雰囲気を持つ人物です。
癸巳は異常干支
癸巳は、四柱推命の中でも**「異常干支」と呼ばれる干支のひとつ**です。異常干支とは、特殊なエネルギーや個性を持ち、一般的な枠に収まりにくい運命を持つ干支を指します。「異常干支」と聞いて心配する方もいるかもしれませんが、癸巳には多くの魅力とポテンシャルがあります。この干支の人々は、特にアーティスティックな才能に恵まれています。豊かな感性を持ち、創造性豊かな活動で大きな成果を上げることができるため、芸術や創作の分野での活躍が期待されます。
- 独自の感性や世界観を持ち、周囲と違った視点で物事をとらえる
- 常識にとらわれない自由な発想力
- 普通の道を選ばず、人生が波乱万丈になりやすい
そのため、「変わっている」「クセが強い」と言われることもありますが、他の人にはない才能や強運を秘めているのが異常干支の魅力です。

癸巳はしつこいが強運?
癸巳の人は、物事に対して一途で粘り強く、簡単には諦めない性質があります。そのため、周囲からは「しつこい」と思われることもあるかもしれません。
しかし、それは裏を返せば、
- 一度決めたことを最後までやり通す覚悟がある
- 自分の信念に忠実でブレない
- 粘り勝ちできる運を持っている
ということでもあります。
癸巳の人は、静かに見えて実は非常に負けず嫌い。ライバルが多い環境でも、最終的には自分の道を切り開いていく強さと運を持っています。
癸巳は霊感持ち?
癸巳は「癸=水」と「巳=火と霊性」を持つことから、非常に感性が鋭く、霊感の強い人が多い干支とされています。
- 人の感情の流れを敏感に察知する
- 場の空気やエネルギーの変化に敏感
- スピリチュアルや神秘的なことに惹かれやすい
癸巳の人は、目に見えない「気」や「雰囲気」に影響されやすい傾向があります。直感を信じて行動すると、不思議と良い方向に導かれることも多いでしょう。
特に、芸術や占い、ヒーリング、宗教、精神世界などに自然と縁ができやすいのも特徴です。
癸巳の性格と特徴
神秘的で魅力的な雰囲気
癸巳の人は、一見おだやかで物静かに見えますが、内面には強い意志と直感力があり、独自の世界観を持っています。
- 神秘的で人を惹きつけるオーラを持つ
- 直感力が高く、人の気持ちを敏感に察知する
- 表面的には穏やかでも、内面は情熱的
- 頭の回転が早く、アイデアが豊富
柔らかく見えて実は芯が強く、**「静かなる炎」**のような性格といえるでしょう。
癸巳は性格が悪い?
インターネット上では「癸巳は性格が悪いのでは?」という声が出ることもありますが、これは誤解です。 癸巳の人は自分の考えをあまり外に出さないため、ミステリアスでつかみにくく、誤解されやすい傾向があります。
- 感情を隠すのが上手
- 自分の時間やペースを大切にする
- 表面だけの関係には無関心
実際は、深く思いやりがあり、信頼した人にはとても優しい性格です。信頼されるまで時間がかかるぶん、付き合うほどに本当の魅力が見えてくるタイプです。
癸巳の恋愛運と結婚運
癸巳の恋愛傾向
癸巳の人は、恋愛においてもミステリアスな魅力を放つタイプです。
- 自分から積極的にアプローチすることは少ない
- じっくりと時間をかけて相手を観察する
- 相手に強く依存するより、精神的な繋がりを大切にする
一度心を許した相手には、深い愛情と献身的なサポートを注ぎます。見た目以上に愛情深く、相手のことをとても大事にします。
癸巳の女性の恋愛運
癸巳の女性は、落ち着いた雰囲気と内面の情熱のギャップが魅力的です。年上男性や精神的に成熟した人に好かれやすいです。
- 控えめで聞き上手
- 男性にとって「癒し」の存在
- 一途で浮気の心配が少ない
結婚後は知的でしっかり者のパートナーとして家庭を支えます。ただし、感情を溜め込みやすいので、夫婦間での対話が大切です。
癸巳の男性の恋愛運
癸巳の男性は、一見クールで無関心そうに見えるが、内面はとても誠実で情熱的です。
- 女性の細かな気持ちに気づく優しさがある
- 奥手に見えて、本気になると一途
- ちょっとミステリアスで女性にとっては魅力的
恋愛では精神的なつながりを何よりも重視するため、会話の合う相手とは長く続きやすいです。
癸巳は結婚できない?
癸巳は恋愛に慎重で、結婚にはかなり時間がかかるタイプです。そのため「結婚できないのでは?」と不安になる人もいますが、それは心配無用です。
- 自分に合う人をじっくり選ぶため時間がかかる
- 焦って結婚することはないが、晩婚傾向
- 一度結婚すれば離婚率は低い
精神的な安心感を得られる相手となら、癒しと信頼に満ちた結婚生活が送れるでしょう。
癸巳の仕事運と適職
癸巳の人は、頭の回転が速く、直感力と発想力に優れているため、アイデアを生かせる仕事や一人で集中できる仕事に向いています。
向いている仕事
- デザイン、イラスト、音楽などのクリエイティブ系
- カウンセラー、占い師、心理系などの感性重視の職業
- 研究職やプログラミングなど、集中力を活かせる分野
- 執筆業、編集、映像制作など
表に出るよりも、裏方や独自の分野で力を発揮しやすいのが癸巳の特徴です。
向かない仕事
- 体育会系や上下関係が厳しい職場
- せかせかした環境やチームプレッシャーの強い場所
自分のペースを守れる環境が長続きのカギとなります。
癸巳の金運
癸巳の金運は、波があるものの、勘の良さでチャンスをつかむタイプです。
- 派手に使うよりも「使いどころ」を大事にする
- 浪費家ではないが、気まぐれに大きな買い物をすることも
- 投資や副業にも向いている(ただし勘頼みになりがち)
貯金上手というより、「必要なときに必要なお金を引き寄せる」運の持ち主です。地道にためるより、流れを読む感覚を活かした金運スタイルが合っています。
癸巳と相性の良い六十干支
癸巳と相性が良いのは、穏やかで感性が合う、あるいは癸巳の自由さを受け入れてくれる干支です。
相性の良い干支
- 辛酉(かのととり):価値観が合い、話が通じやすい
- 癸丑(みずのとうし):同じ癸同士で共感しやすい
- 己未(つちのとひつじ):癸巳を支えてくれる安心感
- 庚子(かのえね):行動力と癸巳の柔らかさが調和
- 丁亥(ひのとい):精神的なつながりを感じやすい
癸巳と相性の悪い六十干支
一方で、癸巳と相性が良くないのは、感情表現がストレートすぎる干支や、支配的な性格の干支です。
相性が悪くなりやすい干支
- 丙午(ひのえうま):情熱のぶつかり合いで疲れる
- 戊辰(つちのえたつ):考え方のズレが大きい
- 壬寅(みずのえとら):自由すぎて安定しない
- 甲申(きのえさる):表現が真逆で誤解が生まれやすい
- 庚辰(かのえたつ):支配的で息が詰まることも
とはいえ、相性はあくまで傾向であり、努力次第で良好な関係は築けます。
癸巳の芸能人有名人
No. | 名前 | 誕生日 |
---|---|---|
1 | 渡瀬 恒彦 | 1944年7月28日 |
2 | 泉 ピン子 | 1947年9月11日 |
3 | ジャッキー・チェン | 1954年4月7日 |
4 | 玉置 浩二 | 1958年9月13日 |
5 | 阿南 健治 | 1962年2月24日 |
6 | 六角 精児 | 1962年6月24日 |
7 | 松居 直美 | 1968年1月14日 |
8 | 槇原 敬之 | 1969年5月18日 |
9 | 北村 一輝 | 1969年7月17日 |
10 | 堀江 貴文 | 1972年10月29日 |
11 | 相川 七瀬 | 1975年2月16日 |
12 | 迫田 孝也 | 1977年4月6日 |
13 | 小嶺 麗奈 | 1980年7月19日 |
14 | 三山 ひろし | 1980年9月17日 |
15 | 小島 よしお | 1980年11月16日 |
16 | 小倉 優子 | 1983年11月1日 |
17 | 吉岡 聖恵(いきものがかり) | 1984年2月29日 |
18 | 佐々木 希 | 1988年2月8日 |
19 | 窪田 正孝 | 1988年8月6日 |
20 | 浅田 真央 | 1990年9月25日 |
21 | 髙地 優吾 | 1994年3月8日 |
22 | ゆきぽよ | 1996年10月23日 |
癸巳のまとめ
癸巳は、繊細な水のように柔らかく、巳の火のように知恵と情熱を内に秘めた人物です。見た目の穏やかさとは裏腹に、強い意志と感性を持ち、恋愛でも仕事でも独自の魅力を発揮します。
- 恋愛ではミステリアスで深い愛情を持つ
- 仕事ではクリエイティブな分野や感性を活かせる職場に向く
- 金運は流れに乗るのが得意な勘型タイプ
- 相性は柔らかく受け入れてくれる干支と好相性
癸巳は、表には見せない強さと優しさを併せ持つ、まさに「静かなる情熱家」。人生の中でじわじわと評価されていく、奥深い魅力を持つ干支です。
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