訪れる神社や地域、信仰によって、特定の日に参拝を避ける風習があるところもあります。ここでは、一般的な吉凶で、参拝を避けたくなる凶日や参拝するといいことがありそうな吉日である良い日、そしてそれらの意味について詳しくご紹介します。
神社にお参りしてはいけない日とは?
古くから日本には、良い日や縁起が悪い日が存在するとされています。これは、暦の中での日の位置や流れによる吉凶を示すものです。
基本的にお参りは自分が神に祈りを捧げたいときに行くもので、そう感じたなら吉日だろうと凶日だろうと行くべきです。
しかし、七五三や百日参りなど慶事であれば吉日を選んで縁起を担ぎたいもの…特に年配の方と一緒に行くのであれば気にする方も多いでしょう。
その場合はぜひ吉日を選びましょう!
神社にお参りしてはいけない日、不成就日
「願いが成就しない日」として、この日に始めたことはうまくいかないとされています。特に顔合わせ、結婚、子どもの命名、新しい事業、引越しは避けるべきです。
神社にお参りしてはいけない日、赤口
午前11時から午後1時の間だけが吉とされ、それ以外の時間の参拝は避けた方が良いとされています。
神社にお参りしてはいけない日、仏滅
仏滅は、様々な出来事や祝い事を避けるべき日とされていますが、神社にお参りすること自体は特に禁止されていません。
神社にお参りしてはいけない日、鬼宿日(婚礼関係)
鬼宿日は一般的には吉日とされるものの、婚礼に関することだけは凶日とされています。
神社にお参りしてはいけない日、その他の日
- 忌中 – 亡くなってから49日までの期間。
- 生理中 – 女性が生理の時期は参拝を避ける。
不成就日に参拝してしまった場合
もし、知らない間に不成就日などで参拝してしまった場合、過度に心配する必要はありません。むしろ、凶日の不運を払ったと思って、次回から注意するよう心掛けましょう。
神社にお参りしてはいけない日2024
2024年1月から12月までの神社にお参りしてはいけない日をご紹介していきます。「赤口」「仏滅」「鬼宿日」「不成就日」です。
2024年の仏滅
月 | 日付 |
---|---|
1月 | 5日(金), 15日(月), 21日(日), 27日(土) |
2月 | 2日(金), 8日(木), 13日(火), 19日(月), 25日(日) |
3月 | 2日(土), 8日(金), 12日(火), 18日(月), 24日(日), 30日(土) |
4月 | 5日(金), 10日(水), 16日(火), 22日(月), 28日(日) |
5月 | 4日(土), 8日(水), 14日(火), 20日(月), 26日(日) |
6月 | 1日(土), 11日(火), 17日(月), 23日(日), 29日(土) |
7月 | 5日(金), 10日(水), 16日(火), 22日(月), 28日(日) |
8月 | 3日(土), 7日(水), 13日(火), 19日(月), 25日(日), 31日(土) |
9月 | 5日(木), 11日(水), 17日(火), 23日(月), 29日(日) |
10月 | 4日(金), 10日(木), 16日(水), 22日(火), 28日(月) |
11月 | 1日(金), 7日(木), 13日(水), 19日(火), 25日(月) |
12月 | 6日(金), 12日(木), 18日(水), 24日(火), 30日(月) |
2024年の赤口
- 2024/1/1(月)
- 2024/1/7(日)
- 2024/1/11(木)
- 2024/1/17(水)
- 2024/1/23(火)
- 2024/1/29(月)
- 2024/2/4(日)
- 2024/2/15(木)
- 2024/2/21(水)
- 2024/2/27(火)
- 2024/3/4(月)
- 2024/3/14(木)
- 2024/3/20(水)
- 2024/3/26(火)
- 2024/4/1(月)
- 2024/4/7(日)
- 2024/4/12(金)
- 2024/4/18(木)
- 2024/4/24(水)
- 2024/4/30(火)
- 2024/5/6(月)
- 2024/5/10(金)
- 2024/5/16(木)
- 2024/5/22(水)
- 2024/5/28(火)
- 2024/6/3(月)
- 2024/6/7(金)
- 2024/6/13(木)
- 2024/6/19(水)
- 2024/6/25(火)
- 2024/7/1(月)
- 2024/7/6(土)
- 2024/7/12(金)
- 2024/7/18(木)
- 2024/7/24(水)
- 2024/7/30(火)
- 2024/8/9(金)
- 2024/8/15(木)
- 2024/8/21(水)
- 2024/8/27(火)
- 2024/9/2(月)
- 2024/9/7(土)
- 2024/9/13(金)
- 2024/9/19(木)
- 2024/9/25(水)
- 2024/10/1(火)
- 2024/10/6(日)
- 2024/10/12(土)
- 2024/10/18(金)
- 2024/10/24(木)
- 2024/10/30(水)
- 2024/11/3(日)
- 2024/11/9(土)
- 2024/11/15(金)
- 2024/11/21(木)
- 2024/11/27(水)
- 2024/12/2(月)
- 2024/12/8(日)
- 2024/12/14(土)
- 2024/12/20(金)
- 2024/12/26(木)
- 2024/12/31(火)
2024年の不成就日
- 2024/1/2(火)
- 2024/1/10(水)
- 2024/1/16(火)
- 2024/1/24(水)
- 2024/2/1(木)
- 2024/2/9(金)
- 2024/2/12(月)
- 2024/2/20(火)
- 2024/2/28(水)
- 2024/3/7(木)
- 2024/3/11(月)
- 2024/3/19(火)
- 2024/3/27(水)
- 2024/4/4(木)
- 2024/4/9(火)
- 2024/4/17(水)
- 2024/4/25(木)
- 2024/5/3(金)
- 2024/5/11(土)
- 2024/5/19(日)
- 2024/5/27(月)
- 2024/6/4(火)
- 2024/6/10(月)
- 2024/6/18(火)
- 2024/6/26(水)
- 2024/7/4(木)
- 2024/7/11(木)
- 2024/7/19(金)
- 2024/7/27(土)
- 2024/8/6(火)
- 2024/8/14(水)
- 2024/8/22(木)
- 2024/8/30(金)
- 2024/9/4(水)
- 2024/9/12(木)
- 2024/9/20(金)
- 2024/9/28(土)
- 2024/10/3(木)
- 2024/10/11(金)
- 2024/10/19(土)
- 2024/10/27(日)
- 2024/11/4(月)
- 2024/11/12(火)
- 2024/11/20(水)
- 2024/11/28(木)
- 2024/12/5(木)
- 2024/12/13(金)
- 2024/12/21(土)
- 2024/12/29(日)
2024年の鬼宿日
- 2024年1月5日(金)
- 2024年2月2日(金)
- 2024年3月1日(金)
- 2024年3月29日(金)
- 2024年4月26日(金)
- 2024年5月24日(金)
- 2024年6月21日(金)
- 2024年7月19日(金)
- 2024年8月16日(金)
- 2024年9月13日(金)
- 2024年10月11日(金)
- 2024年11月8日(金)
- 2024年12月6日(金)
神社参拝に良い日
神社参拝は、清めの場として多くの人々が訪れる場所です。絶対に吉日にお参りしなければならない、ということはないですが、吉日に参拝することで、その効果やご利益が増すように感じますよね。今回は、そんな参拝に最適な日な吉日とその意味をご紹介します。
神社参拝に良い日、一粒万倍日:始めの一歩が大きな幸せに
「一粒万倍日」とは、文字通り一つの行動や努力が何倍にも実を結ぶ日とされています。小さな願いや努力が大きな成果や喜びにつながることを期待して、この日に神社を訪れることは特におすすめです。事業を始める際や新しい挑戦をする前に、神社でのお参りはいかがでしょうか。
神社参拝に良い日、天赦日:全てが守られる日
年に5~6回しか訪れない「天赦日」。この日は「天がすべての行いを赦してくれる」と言われ、何を始めても成功するとも言われています。新しいことを始める際や大切なイベントが控えている人は、この日に特に参拝をおすすめします。
神社参拝に良い日、他の吉日:さまざまな願いを叶える日
- 大安:「大いに安し」という意味を持つこの日は、結婚式や移転、新たな始まりに関する事柄に特に良いとされています。
- 神吉日:神事に関連するものに特に吉とされるこの日。神社参拝はもちろん、お墓参りなどにも最適です。
- 寅の日:毘沙門天を祀る神社で特におすすめの日。金運アップを期待して、この日にお参りをすると良いでしょう。
神社にお参りしてはいけない時間
神社へのお参りは、日本の伝統文化の一環として、多くの人にとって大切な宗教的行事です。しかし、特定の時間帯には神社を訪れることが推奨されていないため、参拝を計画する際には以下の情報を参考にしてください。
1. 忌中の期間中の参拝は避ける
神道では、死は「穢れ」とみなされ、死の気配に触れることで神様の力が弱まるとされています。そのため、忌中(死後の忌明け1周忌までの喪中期間)は神社へのお参りを避けるべきです。ただし、お寺では忌中でもお参りが可能です。
2. 赤口の時間帯
赤口は、午前11時から午後1時を除く時間帯、特に大安や仏滅で知られる「六曜」の一つです。この時間帯は、神聖な場所である神社に殺生や血に関する物事を持ち込んではならないとされています。赤口の時間帯に神社へお参りすることは、神様への不敬にあたると考えられているため、避けた方が良いとされています。
3. 夕方以降の参拝
夕方17時以降は、一般的に「陰の気」が満ちるとされ、縁起が良くないと言われています。特に日暮れ時は「逢魔が時(おうまがとき)」と呼ばれ、妖怪や魔物が出現する危険な時間帯として知られています。そのため、夕方以降の参拝は避け、可能な限り15時または16時までにお参りを済ませることが推奨されます。
4. 早朝から午後2時までの参拝が理想
風水の観点からも、神社への参拝は早朝から午後2時までが好ましいとされています。特に午前中は「気が生まれる時間帯」とされ、良い運気を吸収しやすいため、早朝の参拝がおすすめです。また、鳥居は午後4時までにくぐるのが望ましいとされています。
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