大阪最強のパワースポットとして名高い「住吉大社」。SNSでも話題のこの神社には、ちょっとドキドキするようなおみくじがあるんです。その名も――「大凶」が出るおみくじ。
今回は、「住吉大社のおみくじに大凶は本当にあるの?」という疑問に答えるべく、出る確率や吉凶の順番、引ける場所や種類まで、徹底的に調査&解説していきます。
住吉大社ってどんな神社?
「すみよっさん」の愛称で親しまれている住吉大社は、全国の住吉神社の総本社であり、創建は西暦211年と伝えられています。日本最古の神社建築様式である「住吉造」を現在も残しており、本殿4棟は国宝に指定されています。
ご祭神は「住吉三神」と称される底筒男命・中筒男命・表筒男命、そして神功皇后。特に住吉三神は航海の守護神として古代から篤く信仰され、海上安全・商売繁盛・交通安全のご利益があります。
地元の人々だけでなく、全国から多くの参拝客が訪れ、初詣の時期には数十万人の人出でにぎわいます。また、SNSや口コミを通じて美しい「太鼓橋」や「住吉神兎(すみよしうさぎ)」の写真が海外観光客にも人気を呼び、インバウンド観光の名所にもなっています。
境内には、「五大力の石拾い」や「なでうさぎ」、「おもかる石」などのユニークな祈願スポットもあり、縁結び・開運・厄除け・安産・商売繁盛など多彩なご利益を求めて、幅広い世代に親しまれています。
住吉大社のおみくじに「大凶」はある?
結論からいうと、あります!
住吉大社のおみくじには、なんと【大凶】が含まれています。最近では大凶を排除する神社も増えてきましたが、住吉っさんではしっかり健在。

大凶が出る確率は?
- 全16種類のおみくじのうち【第十五番】が大凶。
- つまり確率は 1/16(約6.25%)!
- おみくじを14人が引いたら、1人は大凶に出会う計算です。
他の神社より大凶の確率は高めですが、それでも6.25%は低いレア率。引けた人はある意味“強運”かも?
1番から16番までのおみくじ内容一覧
住吉大社では、番号ごとに異なる運勢が設定されています。以下はその一覧です。
番号 | 運勢 |
---|---|
1番 | 大吉 |
2番 | 小吉 |
3番 | 中吉 |
4番 | 凶 |
5番 | 中吉 |
6番 | 中吉 |
7番 | 小吉 |
8番 | 大吉 |
9番 | 小吉 |
10番 | 小吉 |
11番 | 小吉 |
12番 | 小吉 |
13番 | 中吉 |
14番 | 凶 |
15番 | 大凶 |
16番 | 大吉 |
このように、最も多いのが「小吉」、次いで「中吉」となっており、「大吉」はややレア枠。そして「凶」と「大凶」は合わせて3本のみと、印象的な構成になっています。
吉凶の順番はどうなってるの?
住吉大社のおみくじの運勢は以下の5種類です。
- 大吉(最も良い運勢)
- 中吉
- 小吉
- 凶
- 大凶(最も悪いが、これ以上落ちない運勢)
意外なのは【吉】や【末吉】がないこと。大中小の吉に加え、しっかり凶と大凶も入っている潔さがすみよっさんらしいですね。
大凶の出る確率
実際に番号ごとの結果を調査したところ、出現率は以下の通りになっていました。
運勢 | 出る確率 |
小吉 | 37.5% |
中吉 | 25% |
大吉 | 18.75% |
凶 | 12.5% |
大凶 | 6.25% |
最も出やすいのは小吉、最もレアなのは大凶。
ちなみに一般的な神社では「大吉」が最も出やすい設定が多く、住吉大社のように大凶や凶がこんなに多いのは珍しいのです。
おみくじの種類はたくさん!どれを引く?
住吉大社では、以下のようなおみくじを楽しめます。それぞれに特徴があり、運勢の結果だけでなく、見た目の楽しさや引く体験そのものも魅力のひとつです。
- 通常のおみくじ(筒タイプ):最もスタンダードなタイプ。筒を振って番号の棒を出し、その番号に対応するおみくじを自分で引くセルフ方式です。
- うさぎみくじ:住吉大社の神使であるうさぎをモチーフにした可愛い置き物型おみくじ。底の穴に入っている紙を引き出して運勢を読みます。運勢に加えて「幸運のカギ」も書かれています。
- 一年安鯛みくじ:釣竿で小さなタイ(鯛)を釣り上げておみくじを引くユニークな形式。子ども連れやカップルにも人気で、お正月シーズンには混雑するほどです。
- 納涼みくじ(夏季限定):夏季だけ登場する季節限定のおみくじ。涼しげなデザインや特別な言葉が楽しめることで知られています。
- 釣りみくじ:鯛とは別の釣り形式で、小槌や飾り物がついたユニークなおみくじ。運試しにぴったり。
- 和歌みくじ(楠珺社):古典的な和歌とともに運勢を示してくれる格式高いおみくじ。特に文学好き・歴史好きにおすすめです。
種類豊富なおみくじは、運勢を占うだけでなく、選ぶ楽しさ・引くワクワク感を味わえるのが魅力。記念に持ち帰ったり、SNSでシェアしたり、思い出にも残る体験になるでしょう。
- 通常のおみくじ(筒タイプ)
- うさぎみくじ(神使であるウサギの形がかわいい)
- 一年安鯛みくじ(釣竿でタイを釣り上げる!)
- 納涼みくじ(夏季限定)
- 釣りみくじ(リアルな釣り体験型)
- 和歌みくじ(楠珺社で引けます)
うさぎや鯛など、見た目もかわいくてSNS映えバツグン!おみくじが苦手な人も、ちょっと気軽に試せそうですね。
引いたおみくじは結ぶべき?それとも持ち帰る?
どちらでもOK!
- 持ち帰る派: お守り代わりに財布や手帳に入れる
- 結ぶ派: 気持ちの整理を込めて境内に結ぶ
ただし丸めて捨てるのはNG。大凶だったとしても、意味のあるご縁と受け止めましょう。
おみくじを結ぶ場所
住吉大社でおみくじを引いた後の取り扱いについて、特に「結ぶ場所」や「持ち帰り方」について詳しくご説明します。住吉大社の境内には、おみくじを結ぶための「おみくじ掛け」が設置されています。
- 一般的なおみくじ掛け:境内の所定の場所に設置されており、引いたおみくじを結ぶことができます。
恋みくじの場合:縁結びの神様を祀る「侍者社(おもとしゃ)」の近くにあるおみくじ掛けに結ぶのが特におすすめです。
おみくじを結ぶ行為には、「神仏との縁を結ぶ」「悪い運勢を留める」といった意味が込められています。ただし、神道においておみくじを結ぶことが必須とされているわけではないため、結ぶかどうかは個人の自由です。
おみくじを持ち帰る場合
おみくじを持ち帰ることも問題ありません。特に良い結果が出た場合は、お守りとして財布やカバンに入れて携帯する方も多いです。自宅で保管する際は、神棚や机の引き出しなど、清潔な場所に保管すると良いでしょう。
持ち帰ったおみくじを処分する際は、以下の方法が一般的です:
神社の納札所に納める:不要になったおみくじは、神社の納札所に納めることで、適切に処分してもらえます。
「どんど焼き」で焚き上げる:正月明けに行われる「どんど焼き」で、おみくじを焚き上げてもらうことも可能です。
いずれの場合も、感謝の気持ちを込めて丁寧に扱うことが大切です。
大凶を引いたらどうする?
大凶を引くとショック…という方も多いですが、実はこれって【運気の底】を意味するラッキーサインでもあるんです。
「ここから上がるだけ!」と前向きに捉えるのが吉。
住吉大社では、和歌や現代語訳、ラッキーアイテムなどポジティブなヒントも書かれていて、凶や大凶も「行動指針」として役立つんです。
おみくじを引ける場所と初穂料
主なおみくじスポットは以下の通り。
- 第四本宮前(住吉神兎の近く)
- 楠珺社のそば(和歌みくじあり)
初穂料は1回200円。無人スペースが多いので、お賽銭箱に忘れずに入れましょう。
まとめ:住吉大社のおみくじは“強運”を引き寄せる鍵!
住吉大社のおみくじは、大吉も大凶も含まれたリアルな運試し。6.25%の確率で大凶が出る神社はレア!
もしあなたが大凶を引いても、それは神さまからの**「今こそ変われるチャンス」**のメッセージかもしれません。
うさぎみくじや釣りみくじも楽しみながら、ぜひ住吉大社で運を感じてみてくださいね!
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