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偏財とは?四柱推命における偏財の意味と性格と相性、偏財が2つ以上ある場合は?

偏財とは?四柱推命における偏財の意味と性格と相性、偏財が2つ以上ある場合は? 四柱推命

偏財(へんざい)は、四柱推命の通変星の一つで、「財の星」とも呼ばれます。偏財を持つ人は、社交性が高く、人付き合いが得意です。この星が命式に現れると、どのような特徴や運勢があるのでしょうか?ここでは、偏財の基本的な意味と、その性格、向いている職業、恋愛傾向、相性について詳しく解説します。

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偏財の意味

偏財(へんざい)は、日干から剋(こく)される五行であり、日干と同じ陰陽の関係性になる場合の通変星です。通変星は、日干(自分自身を表す性質)に対し、ほかの天干と蔵干がどういう意味を持つかを表す用語で、命式を読み取りやすくする補助的な意味を持ちます。通変星は全部で10種類あり、それぞれに特徴があります。

偏財の性格と特徴

偏財を持つ人は、人付き合いが得意で社交的な性格です。「財が流動する」という意味から、稼いだ分は使うお金の回りがいい星で、「金は天下の回りもの」を体現するような気持ちのいい性格です。また、サービス精神も旺盛なため、人気者でもあります。

社交的で人気がある

偏財を持つ人は、人付き合いがうまく、とても社交的です。感情を表現するのが得意で、面倒見もよいため、周囲の人から好かれるのが特徴です。

商才がありよく働く

「財が流動する」と言われる偏財を持つ人は、商売がうまく、お金を稼ぐのが得意です。稼いだ分は、使ってしまうのも特徴ですが、使った分はまたしっかりと商いで稼げるのが偏財の特徴です。

多趣味で行動的

偏財を持つ人は、さまざまな趣味を持ち、人生を謳歌します。行動的な性格でもあり、趣味を通じて多くの人と知り合い、元来の魅力で非常に多くの友人に恵まれるでしょう。

偏財の短所

偏財を持つ人には、長所の裏返しとして短所も存在します。

落ち着きがない

偏財を持つ人は、社交的で人付き合いも多くなるのですが、いろいろなことに頭を突っ込みがちで、八方美人と思われたり、落ち着きがない人であるとの評価を受けやすいのが特徴です。

お金を残すのが下手

偏財を持つ人は、右から左へとお金が流れていきます。商売がうまくいったり、出ていくお金が常識的な範囲であれば問題はないのですが、義理や人情を重んじるあまり、身の丈に合わないお金を使い込んでしまうことも。

粘り強さが足りない

頭の回転が速く、人よりも機転が利く偏財の人ですが、なまじ先の展開が読めるため、ふいにやりかけたことを投げ出してしまいます。周囲の人から、その様子が理解されず、物事を簡単に諦める人間であるとみられてしまうことがあります。

偏財の向いている職業・適職

偏財を持つ人は、多くの人の中で仕事をする方が向いています。接客業やサービス業などが適職です。また、「財が流動する」の名は伊達ではなく、経営者の素質もあります。人と人をつなぐ仲介業や、広告代理店業なども適職です。さらに、偏財のコミュニケーション力の高さは、セールスの仕事にもうってつけです。

接客業

飲食店などの接客業は、人と接する機会が多く、偏財の社交性を活かすことができます。

サービス業

ホテルや観光業などのサービス業も、偏財の人に向いています。お客様とのコミュニケーションを大切にすることで、信頼関係を築くことができます。

経営者

経営者としての素質もあるため、自分でビジネスを立ち上げることも適しています。柔軟な発想と人脈を活かして成功を収めることができるでしょう。

広告代理店

広告代理店業も、人と人をつなぐ役割を果たすため、偏財の人に向いています。クリエイティブな発想を活かして、効果的な広告を作成することができます。

セールス

セールスの仕事は、偏財のコミュニケーション力を最大限に活かすことができます。顧客との信頼関係を築き、成績を上げることができるでしょう。

偏財の恋愛傾向

偏財を持つ人は、恋愛でも社交的で聞き上手です。自然と周りに人が集まり、異性から好かれることが多いでしょう。

モテる理由

偏財を持つ人は、相手のニーズを察知する能力に長けており、相手が喜ぶことを自然と行うことができます。そのため、相手から感謝され、恋愛関係が深まることが多いです。

恋愛の課題

ただし、偏財を持つ人は、移り気なところがあり、恋人や配偶者をやきもきさせることもあります。また、好きになった人の良い面だけを見てしまい、悪い面が見えなくなることがあるため、相手に利用されるリスクもあります。

恋愛のアドバイス

偏財を持つ人が幸せな恋愛をするためには、心から信頼し、尊敬しあえる相手であるかを時間をかけて見極めることが大切です。また、自分の気持ちをしっかりと相手に伝えることで、お互いにとって心地よい関係を築くことができます。

命式に偏財が現れる場所

命式の中で、偏財が表れる場所によって、その意味や影響が異なります。ここでは、年柱、月柱、日柱に偏財が現れる場合について説明します。

年柱に偏財がある場合

年柱に偏財がある場合、その人の第一印象や社会的な立場に関する影響が強くなります。偏財を持つ人は、人当たりが良く、初対面でも好印象を与えることが多いです。また、年柱に偏財があると、その人が親や先祖から受け継いだ才能や資質が強調されます。

月柱に偏財がある場合

月柱に偏財がある場合、その人の仕事のスタイルや職業運に関する影響が強くなります。偏財を持つ人は、商才や投資の才能に長けており、柔軟な判断力を持って大きな資産を築くことができます。また、月柱に偏財があると、その人が自然と得意なことや適職が強調されます。

日柱に偏財がある場合

日柱に偏財がある場合、その人の本質的な性格や恋愛傾向に関する影響が強くなります。偏財を持つ人は、面倒見がよく、優しい性格です。多趣味で社交的な性格が強調され、多くの人と関わりを持つことが多いです。また、日柱に偏財があると、その人の配偶者や恋人に対する影響も強くなります。

命式に偏財が2つ以上ある場合

命式に偏財が複数ある場合、その性質が強まります。偏財の柔軟に物事を捉える能力、奉仕精神、大きく財を築く能力が強くなり、人脈も広がりやすくなります。

偏財が2つの場合

偏財が2つある場合、その性質がさらに強くなり、周囲が驚くようなネットワークを築き上げることができます。気遣い上手なところも表に現れやすくなり、周囲の人々に対しても自分に対しても心地よい人生を送ることができます。

偏財が3つの場合

偏財が3つある場合、偏財と兄弟星である正財の性質をあわせ持つことになります。「財の星」の性質が強まり、人やお金の縁がより深まります。正財の真面目にコツコツと財を築いていく姿勢や、細かい作業が得意な性質がプラスされ、堅実な計画立てが得意になる可能性もあります。

偏財がない場合

一方で、命式に偏財がない場合、人を喜ばせようとしたり、楽しませようとしたりする気持ちは少し弱くなるかもしれません。長期的な視点よりも、目の前の損得感情で物事を判断したり進めたりする面も強くなります。

偏財の相性

偏財を持つ人は、他の通変星との相性によって、人間関係や運勢が大きく変わります。ここでは、偏財と他の通変星との相性について詳しく解説します。

偏財と比肩の相性

偏財と比肩の組み合わせは、お互いにルールがあると安心して付き合える相性です。偏財の柔軟な対応力で、比肩の頑張りを認めてあげると、それぞれの性質がぶつかることなく活かし合えます。比肩のまっすぐに努力する姿勢が、偏財のアイデア力を刺激するかもしれません。

偏財と劫財の相性

偏財と劫財の組み合わせは、共通の趣味や話題があることで楽しく付き合える相性です。会話上手な2人なので、一緒にいて楽しい時間を共有できます。人の意見を尊重する偏財にとって、劫財の決断力はカッコよく映ります。お互いに歩み寄りを見せることで、大きな成果を出せるビジネスも生み出せるかもしれません。

偏財と食神の相性

偏財と食神の組み合わせは、一緒にいると精神的に満たされる相性です。お互いに「人のために何かしたい」というサービス精神旺盛なため、楽しいアイデアがひらめきやすいです。おおらかな食神といることで、偏財も無理することなくありのままリラックスして過ごせます。

偏財と傷官の相性

偏財と傷官の組み合わせは、お互いを理解し合えるベストパートナーです。感受性豊かな傷官は、偏財の他者に愛を向ける奉仕精神に気づくことができます。生活に芸術の要素を取り入れることで、2人はたくさんの人を癒していけるでしょう。

偏財と正財の相性

偏財と正財の組み合わせは、互いを補い合える相性です。同じ「財の星」を持つ2人は、共通の話題も多く、親友のような関係を築けます。ただお金に対する考え方は、コツコツ貯める正財と、大きく使って回す偏財とでは正反対。お金の使い道で揉めないよう、きちんと相談することが絆をさらに深めるポイントです。

偏財と正官の相性

偏財と正官の組み合わせは、自然体で付き合えるとても良い相性です。責任感が強くルールを重んじる正官にとって、柔軟に物事を捉えて行動していける偏財は尊敬できる相手です。人に対する誠実な態度を見て、お互いを高め合うことができます。周囲が憧れるような、気品あふれる雰囲気を持つ2人になりそうです。

偏財と偏官の相性

偏財と偏官の組み合わせは、一緒に変化を楽しめる相性です。エネルギッシュな偏官は、偏財の好奇心を刺激してくれる相手です。偏官にプランを任せる機会を持つと、話が弾むようなワクワクする時間になりやすく、長く楽しい付き合いが続きます。

偏財と印綬の相性

偏財と印綬の組み合わせは、幅広いジャンルの会話を通して関係を深められる相性です。出会ってすぐに打ち解けるのは難しいかもしれませんが、物事を深く探求していく印綬の姿勢から、偏財は多くのことを学べます。印綬が積み上げてきた深いものの見方は、偏財の器をひとつ広げてくれるきっかけになります。

偏財と偏印の相性

偏財と偏印の組み合わせは、一緒にする趣味や仕事があるとひらめきが生まれる相性です。自由を好む偏印と好奇心旺盛な偏財は、どこか同じような空気をまとっています。柔軟に変化の中で自分の感性を育てていく、お互いを理解し合える貴重な存在です。

偏財の運勢と開運ポイント

偏財を持つ人が開運するためには、人と会うこと、お金にふれることが大切です。偏財は、お金を大きく使い、大きく稼ぐ星です。困っている人がいたら、躊躇なくお金を貸すこともあるかもしれません。

お金の流れを把握する

大らかさがどんぶり勘定につながってしまわないように、自分の資産や使ったお金をしっかり把握することが重要です。

長期的な視点を持つ

偏財は長期的な視点を持っています。目先の欲で判断することなく、価値のある高級品、質の高い本物を選ぶ傾向があるでしょう。自分にとって価値があると感じるものにお金を使うことで、運気がアップします。

偏財の著名人

偏財を持つ著名人には、以下のような人々がいます。

  • 明石家さんま
  • 有吉弘行
  • 長嶋一茂
  • 松岡修造
  • 滝沢秀明
  • 橋田壽賀子
  • 松任谷由実
  • 若槻千夏
  • 中川翔子
  • 蒼井優

偏財のまとめ

偏財は、人付き合いが得意で社交的な性格を持つ星です。そのため、偏財を持つ人は多くの人に好かれ、豊かな人脈を築くことができます。商才に長け、お金を稼ぐのも得意ですが、お金を使うことも多いため、資産管理には注意が必要です。

恋愛面でも社交的で聞き上手な偏財の人はモテることが多いですが、移り気なところや相手の良い面だけを見てしまう傾向があるため、信頼できる相手を見極めることが重要です。

偏財を持つ人が開運するためには、人と会うことやお金にふれることが大切です。大らかさがどんぶり勘定につながらないように、お金の流れをしっかり把握し、自分にとって価値があるものにお金を使うことで運気がアップします。

偏財を持つ著名人の例からもわかるように、偏財の人は多才で魅力的な人物が多いです。あなたの命式に偏財があるかどうかを確認し、偏財の特徴を活かして人生を豊かに過ごしていきましょう。

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