四柱推命の60干支の60番目に当たる癸亥についてです。
癸亥は強運の持ち主でモテる人が多いです。
癸亥とは
癸亥は四柱推命の60干支の60番目になります。癸亥(みずのとい、きすいのいのしし、きがい)とは、干支の組み合わせの60番目で、十干の辛と十二支の寅の年月日を指します。
四柱推命では日柱と呼ばれる生まれた日の干支=日干から、その人の本質や性格、運勢を読みとることができます。


癸亥のイメージ
四柱推命で「癸亥(みずのと・い)」は、十干の「癸(みずのと)」と十二支の「亥(い)」が組み合わさった干支です。「癸」は雨や霧のように繊細な水を意味し、「亥」は冬の始まりを象徴する水の性質を強く持った動物で、精神性や内面世界を大切にする意味があります。
この二つの水が重なることで、癸亥は非常に深い感受性と直感力を持ち、神秘的で独特の存在感を放つ干支となります。
癸亥は異常干支ではない
癸亥は異常干支ではありません。
癸亥は異常干支ではないが倒異の業
四柱推命の中でも特に強い因縁を持つ「倒異の業(とういのごう)」は、癸酉(みずのととり)・癸亥(みずのとい)の人に現れやすいとされます。これは、「家に外からやってきた人間を倒す」という非常に強い作用を持つ業です。
具体的には、以下のような形であらわれることがあります:
- 男性の場合、妻や息子の妻(嫁)が不幸になりやすい
- 女性の場合、夫には影響は出にくいが、娘の夫(婿)が不幸になりやすい
この業は、家系に外部からやってきた“義理の家族”に作用すると言われており、結婚や親族との縁に特別な注意が必要とされます。
もちろんすべての癸酉・癸亥の人にこの業が現れるわけではありませんが、家族関係にトラブルが続くような場合は、精神的な距離感や関係のバランスを見直すことが改善の糸口になることもあります。
因縁の重さを知った上で、自分や周囲の関係性を丁寧に築くことで、この業の凶意は大きく和らげることができます。


癸亥は不思議と強運
癸亥は、表面上は繊細で内向的に見えるかもしれませんが、実は非常に強い運勢とエネルギーを秘めた干支です。人と違う視点や深い精神性が、人生においてユニークなチャンスや出会いを引き寄せる力となります。
また、常識にとらわれず、自分の直感や理想を信じることで、誰にも真似できない道を切り開く力を持っているのが癸亥の魅力です。この「異質さ」こそが、最強の運を呼び寄せる源なのです。
癸亥は帝旺
癸亥は十二運の中で「帝旺(ていおう)」にあたります。「帝旺」とは、運気の絶頂、ピークを意味し、その人の才能やパワーが最も高まる時期や状態を示します。
この帝旺を命式に持つ癸亥の人は、一度やると決めたことには強い意志と集中力を発揮できるタイプです。特に、精神面や感性を活かした分野で、天才的な才能を発揮することが多いのが特徴です。
また、帝旺の気を持つ人は、人から見てどこか圧倒的な存在感やカリスマ性を放つ傾向があり、自然と人を惹きつける力があります。リーダー的な立場や、人に影響を与える仕事にも向いているでしょう。
ただし、帝旺はエネルギーが強すぎるがゆえに、自分の感情や衝動をうまくコントロールすることが課題となります。精神的な安定と自制心を持つことで、その強さは大きな成功へとつながるでしょう。
癸亥は強運で美人?天然の不思議ちゃん?
癸亥は、見た目が柔らかく、ナチュラルな美しさを持つ人が多い傾向があります。作り込まれた美しさよりも、内面からにじみ出るような透明感があり、「何となく目が離せない」と感じさせる魅力を持っています。
また、独特の感性や言動から、「天然」「不思議ちゃん」と呼ばれることもしばしば。しかしそれは、周囲に合わせずに自分のペースを大切にできる癸亥の個性の表れです。
このような雰囲気が、他の人には真似できないオーラとなって表れ、癸亥は男女ともに密かにモテるタイプでもあります。恋愛では、自分の魅力に気づかないまま相手を惹きつけていることもあるでしょう。
癸亥は最強で怖い?
癸亥は、見た目の柔らかさとは裏腹に、芯が非常に強く、物事を冷静に見通す目を持つ人です。そのため、「怖い」「近寄りがたい」と感じられることもあるかもしれません。
また、鋭い直感と真理を見抜く力を持っているため、嘘やごまかしを見抜いてしまい、人間関係において衝突を起こすことも。しかしそれは、真実を大切にする癸亥の誠実さから来るものです。
癸亥は霊感を持つ?
癸亥は、四柱推命の中でも霊感やスピリチュアルな才能を持ちやすい干支とされています。「癸」も「亥」もどちらも水の気質を持ち、目に見えない世界との繋がりを象徴するためです。
無意識の世界に敏感で、夢の中でのメッセージを受け取ったり、直感的に真実を見抜く能力が高い人もいます。そのため、霊的な世界や占い師、ヒーラーなどの道に進むことも珍しくありません。
癸亥の性格と特徴
繊細で深い感受性を持つ
癸亥の人は、非常に感受性が高く、他人の気持ちを敏感に感じ取るタイプです。些細な言葉や空気の変化に気づき、自分の心の中でさまざまなことを感じているでしょう。そのため、人の痛みに寄り添うことができ、優しく思いやりのある人として好かれる傾向があります。
内向的で想像力が豊か
癸亥は、静かな時間を好み、心の中で空想を巡らせることが好きです。芸術的な感性や創造力に恵まれ、音楽、絵画、詩などに才能を見せる人も多いでしょう。内面の世界が豊かで、深い思考をする人が多いのも特徴です。
直感とスピリチュアルな感性
癸亥は直感力に優れ、言葉では説明できないことを感じ取る能力に長けています。第六感が鋭く、「あの人は危ない」「ここには行かない方がいい」といった直感が当たることもしばしば。占いやスピリチュアル、宗教、哲学などに関心を持つ人も多いです。
癸亥の男性の性格と恋愛傾向
癸亥の男性の性格
癸亥の男性は、静かで落ち着いた雰囲気を持ち、どこか神秘的な印象を与える人です。集団の中ではあまり前に出ることはありませんが、深い思索や感性の持ち主として一目置かれることも。心の奥にある優しさと芯の強さが魅力です。
恋愛傾向
恋愛においては、慎重で真剣なタイプです。軽い付き合いよりも、精神的に深くつながれる相手を求める傾向があります。信頼関係を重視し、誠実な交際を続けるでしょう。時に過剰に相手に尽くしすぎることもありますが、それは深い愛情の証です。
癸亥の女性の性格と恋愛傾向
癸亥の女性の性格
癸亥の女性は、清楚で優しげな雰囲気を持ち、人を癒すような存在感があります。非常に繊細で、人の気持ちを読むことに長けており、聞き上手でもあります。また、秘密を守れる誠実さと、心の奥で燃える強い意志も備えています。
恋愛傾向
恋愛では、相手を深く理解しようとし、感情を丁寧に受け止める優しさを持っています。一途でロマンチストな傾向があり、精神的な絆を重視する恋愛観です。ときに、理想を追いすぎて現実にがっかりすることもありますが、自分を理解してくれる相手とは深い愛を育むことができます。
癸亥の恋愛・結婚運
癸亥は、精神的なつながりを重視する恋愛傾向を持っており、外見や条件よりも「心が通じ合うかどうか」が重要です。結婚に対しても、安定した家庭よりは、心の満たされる関係を求める傾向があります。
そのため、価値観や感性が似ている相手との結婚がうまくいきやすく、逆に現実主義で感情を軽視するタイプの相手とはすれ違いが起きやすいです。
癸亥の人は、結婚してもどこか一人の時間を大切にするタイプ。お互いに干渉しすぎない関係性が、長続きの秘訣となるでしょう。
癸亥と相性の良い六十干支
癸亥と相性が良いとされる干支は、感受性が高く、精神性や思いやりを理解してくれるタイプです。
- 甲午(きのえうま):行動力と感受性のバランスが取れる組み合わせ。
- 丁未(ひのとひつじ):優しさと知性が癸亥とよく調和する。
- 壬申(みずのえさる):水同士で感性が共鳴しやすい関係。
- 癸巳(みずのとみ):同じ「癸」を持つため、共感力と理解力が深い。
癸亥と相性の悪い六十干支
逆に相性が悪いとされる干支は、現実的すぎたり、感情を軽視する傾向が強いタイプです。
- 戊辰(つちのえたつ):理論的すぎて癸亥の感性とすれ違う。
- 庚戌(かのえいぬ):衝突が多く、対立しやすい関係。
- 辛丑(かのとうし):感情より理屈を優先するため理解し合いにくい。
癸亥の適職と仕事運
癸亥は、感性と精神性を活かせる仕事が向いています。たとえば、
- カウンセラー、セラピスト、ヒーラー
- 芸術家、音楽家、作家、詩人
- 占い師、スピリチュアルカウンセラー
- 医療・福祉関係(特に精神面のサポート)
などが適職と言えるでしょう。表に出るよりも裏で支える仕事に向いており、人を癒し、導く力があります。
また、自分の世界観や感性を大切にできる環境でこそ力を発揮します。
癸亥の金運
癸亥の金運は、波があるものの直感的な判断が冴える時に大きな成果を出せるタイプです。地道に働くこともできますが、直感的に選んだ道や、精神的な豊かさを追求した結果が金運に繋がることもあります。
ただし、感情に左右されやすいため、無駄遣いや浪費に注意が必要です。冷静な金銭感覚を持った人と組むことで、金運を安定させることができます。
帝旺の芸能人・有名人
帝旺の男性有名人
No. | 名前 | 職業 | 誕生日 |
---|---|---|---|
1 | 畑 正憲 | 作家、動物研究家 | 1935年4月17日 |
2 | 王 貞治 | 元プロ野球選手、監督 | 1940年5月20日 |
3 | タモリ | タレント | 1945年8月22日 |
4 | 明石家 さんま | お笑い芸人 | 1955年7月1日 |
5 | 桑田 佳祐 | 歌手(サザンオールスターズ) | 1956年2月26日 |
6 | くっきー! | お笑い芸人(野性爆弾) | 1976年3月12日 |
7 | 長谷川 博己 | 俳優 | 1977年3月7日 |
8 | 澤部 佑 | お笑い芸人(ハライチ) | 1986年5月19日 |
9 | 錦織 圭 | プロテニス選手 | 1989年12月29日 |
10 | 桐山 照史 | アイドル(ジャニーズWEST) | 1989年8月31日 |
11 | 間宮 祥太朗 | 俳優 | 1993年6月11日 |
12 | 中島 裕翔 | アイドル(Hey! Say! JUMP) | 1993年8月10日 |
13 | 京本 大我 | アイドル(SixTONES) | 1994年12月3日 |
14 | 岸 優太 | アイドル(King & Prince) | 1995年9月29日 |
15 | 岩﨑 大昇 | アイドル(美 少年) | 2002年8月23日 |
帝旺の女性有名人
No. | 名前 | 職業 | 誕生日 |
---|---|---|---|
1 | 愛希 れいか | 女優、元宝塚歌劇団 | 1991年8月21日 |
2 | 松雪 泰子 | 女優 | 1972年11月28日 |
3 | にしおかすみこ | タレント、芸人 | 1974年11月18日 |
4 | 中谷 美紀 | 女優 | 1976年1月12日 |
コメント