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厳島神社のおみくじは凶が多い?おみくじ平や始凶末吉・吉凶未分の意味

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厳島神社のおみくじは凶が多い? おみくじ

世界遺産としても有名な広島県の厳島神社(いつくしまじんじゃ)は、海に浮かぶ大鳥居で知られ、国内外から多くの参拝客が訪れる神社です。そんな厳島神社では「おみくじ」も人気がありますが、インターネット上では「厳島神社のおみくじは凶が多いのでは?」という噂もあります。

今回は、厳島神社のおみくじの種類や特徴、特に「平」や「吉凶未分」など、他の神社ではあまり見かけない珍しい運勢の意味について、わかりやすく解説していきます。

おみくじ凶と大凶のスピリチュアル、凶は厄落としラッキーで運がいいって本当?

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厳島神社のおみくじの特徴とは?

厳島神社のおみくじに含まれる運勢の種類一覧

厳島神社のおみくじには、以下のような運勢が含まれており、それぞれの出現割合もある程度知られています。

運勢 出現数 割合
大吉 3 8.6%
13 37.1%
末吉 2 5.7%
向吉 1 2.9%
平吉 1 2.9%
5 14.3%
吉凶末分 1 2.9%
始凶末吉 1 2.9%
8 22.9%
大凶(廃止) 0 0.0%

吉凶のバリエーションが多いだけでなく、「平」や「吉凶未分」などの表現もあり、全国的にも非常に珍しい構成となっています。、厳島神社ならではの伝統が受け継がれている証でもあります。**

伝統的な「三十六番みくじ」

広島県廿日市市宮島町にある厳島神社では、現在「三十六番みくじ」と呼ばれる伝統的なおみくじが用意されています。このおみくじは、大正時代初期に当時の宮司が古事記の内容をもとにして考案したとされており、日本最古の歴史書「古事記」から着想を得た言葉が散りばめられています。

ただし古語が多く、現代人にはやや難解なため、内容を読み解くには現代語訳の解説を参考にするとよいでしょう。

おみくじは元々40種類あり、吉凶のバリエーションも10種ありましたが、「大凶」は引いた人への精神的配慮から10年以上前に廃止され、現在は全体で35種類、運勢も9種類に整理されています。

以下に、おみくじの代表的な内容を表としてまとめます。

番号 兆名 運勢
1番 天地渾沌兆 吉凶末分
2番 天先成兆
3番 地後定兆
4番 神代七世兆
5番 鶺鴒兆
6番 先言兆
7番 改言兆
9番 夜見国兆
10番 産屋建兆 末吉
11番 三貴子事依兆 大吉
12番 御子詔別兆
14番 岩屋隠兆
15番 御神楽兆 向吉
16番 三種神宝兆
17番 岩戸開兆
19番 五穀種成兆 末吉
20番 大蛇退治兆
21番 須賀宮兆 大吉
22番 鳴鏑兆 始凶末吉
23番 妻問兆
25番 幸魂奇魂兆
26番 国平御議兆
27番 報矢兆
28番 喪屋切伏兆
29番 国避兆
30番 御天降兆
32番 幸易兆
33番 无間勝間兆
34番 御長息兆
36番 惚苦兆
37番 鵜羽産屋兆
38番 白玉装兆 平吉
39番 御和歌兆
40番 白檮の宮兆 大吉
番号不明 薬禁厭定兆

※一部の番号は現在欠番となっており、大凶は廃止されています。 厳島神社のおみくじは、「三十六番みくじ」と呼ばれる伝統的な形式を今も残していることで知られています。番号は1〜36番まであり、それぞれに異なる運勢とメッセージが込められています。

内容は古典的で、漢詩や古語が含まれることもあるため、やや難解に感じることもありますが、そのぶん深みのあるお告げが得られるのが特徴です。

おみくじの設置場所と料金

厳島神社のおみくじは、拝殿近くの授与所にて引くことができます。料金は1回200円ほど(時期により変動あり)で、運勢だけでなく、願望、恋愛、病気、待ち人などさまざまな項目に対するアドバイスも記載されています。

おみくじに「凶」が多いって本当?

厳島神社のおみくじには「凶」がある

まず最初にお伝えしておくと、厳島神社のおみくじには「凶」が含まれています。これは、最近の神社やお寺の中では珍しいことです。なぜなら、近年では「凶を引くと参拝者が落ち込んでしまうから」として、凶をなくしたり、割合を減らしたりする神社も増えているからです。

凶の確率はそれほど高くない?

ただし、「厳島神社のおみくじは凶が多い」という噂に関しては、正確な確率データは公表されていないため、実際には「多くもなく、少なくもない」というのが真実に近いと考えられます。

参拝者の中には「凶を引いた」とSNSなどで投稿する方も多いため、「凶が多い」という印象が広がっている可能性があります。

凶はネガティブな意味だけじゃない

また、昔から「凶」は「教(おし)え」に通じると言われ、運勢が悪い時期だからこそ学べることがある、という前向きな意味を持っています。

ですので、たとえ「凶」を引いても、あまり悲観的にならず、「今は注意が必要なタイミング」ととらえることが大切です。

おみくじに書かれている珍しい表現の意味とは?

厳島神社のおみくじには、他の神社ではあまり見かけない表現が使われていることがあります。その中でも代表的なものを紹介し、それぞれの意味を解説します。

厳島神社のおみくじには、他の神社ではあまり見かけない表現が使われていることがあります。その中でも代表的なものを紹介し、それぞれの意味を解説します。

「平(たいら)」とは?

「平」は、「吉でも凶でもない、ごく普通の状態」を表す運勢です。

日常的にはあまり見かけない言葉ですが、おみくじの世界では立派な運勢のひとつ。「現状維持」「平穏無事」といった意味が込められており、大きな幸運はないけれど、不運もないという状態です。

派手さはありませんが、安定した運気が続くという意味では、実は非常にありがたい内容だともいえます。

「始凶末吉(しきょうまつきち)」とは?

これは、「最初は悪いが、あとから良くなる」という運勢を表しています。

たとえば、新しいことを始めたばかりの時期はうまくいかないかもしれませんが、努力を続ければ最終的には良い結果が待っているという意味になります。

恋愛や受験、転職などでこのおみくじを引いたら、「今は我慢のとき。続けていけばきっと報われる」と受け取るのが良いでしょう。

「向吉(さきよし)」とは?

「向吉」とは、これから良くなっていく運勢を意味します。

現在はまだ幸運に至っていないけれど、今後の努力や状況次第で吉へと向かっていくという前向きな意味合いが込められています。たとえば、人間関係や仕事で停滞感を感じていても、これから運気が開ける兆しがあるので、諦めずに前向きな姿勢を保つことが大切です。

小さな変化に気づきながら、一歩一歩進んでいけば、「吉」に辿り着けるという希望に満ちた運勢です。

「吉凶未分(きっきょういまだわかれず)」とは?

「吉凶未分」は、「まだ運勢がはっきりと定まっていない」ことを示す言葉です。

これは、良くも悪くも「これからの自分次第で運勢が変わる」というニュアンスを持っています。努力次第で大吉になる可能性もあれば、注意を怠れば凶に転じることもある、ということです。

自分の行動や心の持ち方が未来を左右するという教えを含んでいる、深いメッセージ性のある表現です。

凶を引いたらどうすればいい?

おみくじは持ち帰ってもOK

厳島神社では、おみくじは基本的に持ち帰っても構いません。もちろん、境内にあるおみくじ掛けに結んで帰ることもできます。

凶を引いたとしても、「神様に悪いことを預けていく」つもりで結べば、気持ちも軽くなるでしょう。

凶のメッセージを「気づき」として受け取る

「凶」を引いたからといって、運が悪いわけではありません。むしろ、今の自分に足りないものを教えてくれるチャンスだと考えましょう。

おみくじの内容をよく読み、自分に当てはまる部分がないかを振り返ってみてください。そして、日常生活で注意するべき点が見つかったなら、それを意識して過ごすことが何よりも大切です。

まとめ

厳島神社のおみくじには、「凶」や「平」、「始凶末吉」、「吉凶未分」など、珍しい運勢や表現が多く含まれているのが特徴です。

凶を引くこともありますが、それは**神様からの「気づきのメッセージ」**だと前向きにとらえることが大切です。運勢に一喜一憂するのではなく、おみくじの言葉をきっかけに自分の行動や心の持ち方を見直すことができれば、それだけで運気は少しずつ変わっていくでしょう。

厳島神社に参拝した際には、ぜひこの伝統あるおみくじを体験してみてください。

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