午の日は十二支の午が割り当てられた日です。
午の日やることややってはいけないことについてです。
午の日とは
午の日は、十二支の一つである午(馬)に当たる日を指します。十二支は「子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)」の12動物によって表され、これらは12年周期で巡りますが、同じく毎日のサイクルにも当てはめられ、午の日は12日ごとに訪れます。
午の日の縁起と金運
午の日の中でも二月最初の午の日を初午と言います。
初午は、年間で最も金運が上昇すると言われています。
午と馬の縁起
馬を象徴する「午」は、かつて農耕に不可欠であり、太陽が照り輝く南を示す縁起の良い動物とされています。京都・伏見稲荷大社など、全国に約3万社ある稲荷神社は、この日を大切にしており、五穀豊穣や商売繁盛、家内安全を祈願する祭りが行われます。
初午の日には、稲荷神社で行われる儀式が特別な意味を持ち、多くの人々が金運アップを期待して参拝します。稲荷という名前は「稲生り」から来ており、稲荷神社は五穀豊穣の神様とされています。昔の作物が今のお金に相当するため、初午の日には稲荷大神のパワーが強まり、それに伴い金運アップのパワーも増すといわれています。
午の日にやるといいこと
午の日の中でも二月最初の午の日を「初午」と言います。
今回は特にこの初午の日に行うといいことについてご紹介します。
初午の日は稽古はじめ
江戸時代には、初午の日が寺子屋の入門日とされていました。この日に新しい学びを始めることで、子どもたちの教育がより良いものになると信じられていたのです。
特に武芸や芸事は初午に始めると上達すると言われています。
蚕・牛・馬の祭日
初午は蚕や牛、馬を祀る日としても知られています。これらの動物は農業や交通において重要な役割を果たしていたため、その安全と繁栄を祈願する風習がありました。
午の日にやってはいけないこと
午の日は火事になりやすい
「4月初めの巳の日の菜の花祭りの夜と初午のいずれかに雨が降らないと火に祟られる」「初午の早い年は火事が多い」という火事に関する言い伝えも多く、この時期に消防団が見回りや防災をすすめたりする地域もあるそうです。
午の日に餅はつけない
この火事にまつわる俗信に「午の日は餅をつけない」と言うものがあります。
餅をつくのに火を使いますので、火の回りが早い午の日は火事になりやすいので避けると言うものです。
午の日に金運を上げるならやるといいこと
一年で最も金運が高まるとされる特別な日、「初午」です。この日は、十二支のサイクルにおける2月の最初の「午の日」と定義され、縁起が良いとされています。
金運アップアクション1:稲荷大神の神社参拝
最も推奨される開運アクションは、稲荷大神を祀る神社への参拝です。多くの稲荷神社で「初午祭」が行われており、特別なお札の授与やお酒の振る舞いなどが行われることがあります。近くに稲荷神社がない場合でも、末社にある稲荷社を訪れることで、稲荷大神のパワーを感じることができます。
金運アップアクション2:油揚げを使った料理を食べる
稲荷神社と言えば、きつねが象徴的です。きつねが好む油揚げは、初午の日に特別な意味を持ちます。この日は稲荷寿司やきつねうどんなど、油揚げを使用した料理を食べることで、体内に金運パワーを取り込むことができるとされています。
金運アップアクション3:正午の太陽光を浴びる
午の刻、つまりお昼の12時の太陽光は、特に強力な金運アップのエネルギーを持っていると言われています。屋外に出て、この日の太陽光を全身に浴びることで、運気を大きく高めることが期待できます。
金運アップアクション4:お財布の新調
お財布の買い替えを考えているなら、「初午」の日が理想的です。この日に新しいお財布に変えることで、金運が大きく変わるとされています。選ぶ際は、ブランドよりも質の良いレザー製のものを選ぶことをお勧めします。
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