戊申(つちのえさる/ぼしん)は、落ち着きと賢さを併せ持つ干支です。堅実で正義感が強い反面、ぶれなさが「冷たい」「近寄りがたい」と誤解されることも。ここでは戊申の性格や運勢を、恋愛・結婚、仕事、金運、相性、有名人までまとめて読み解きます。
戊申とは
戊申は四柱推命の六十干支(ろくじっかんし)の45番目です。十干の「戊(つちのえ)」と十二支の「申(さる)」が組み合わさった干支で、年・月・日・時のどこに戊申が現れるかによって意味の出方が変わります。
四柱推命では、とくに日柱(生まれた日の干支)が「その人の素の性質」を表すと言われます。検索で「日柱 戊申」と調べているあなたは、まさに“自分の核”を知りたいタイミングかもしれません。
十干の戊(つちのえ)が持つ「山・大地」の資質を先に知っておくと、戊申の理解が一段深くなります。戊の基礎は、戊(つちのえ)の意味と性格で詳しくまとめています。
六十干支そのものの仕組みや、あなたの干支の調べ方は、六十干支とは何かも参考になります。

戊申のイメージ
戊申は「陽の土」である戊と、知恵・機転・変化対応を象徴する申の組み合わせです。たとえるなら、どっしりした山の上で、情報を素早く読み取り、最短で動ける賢い人。落ち着いているのに頭の回転が速く、状況が荒れても冷静さを失いにくいタイプです。
ただし、安定を愛する戊と、柔軟に切り替える申が同居するため、心の中では「慎重に確かめたい自分」と「さっと決めたい自分」が綱引きすることもあります。戊申の魅力は、その揺れを現実的な判断力に変えられるところです。
戊申は異常干支ではない
戊申は異常干支ではありません。異常干支とは、六十干支の中でも「個性が極端に出やすい」とされる一部の干支を指す呼び方です。言葉の印象で不安になる人もいますが、戊申はそこに該当しないため、基本的には社会の中で信頼を積み上げやすい“堅実型”として力を発揮しやすいでしょう。
ただし「異常干支ではない=普通」という意味ではありません。戊申は、落ち着きと機転が同時に出るぶん、周囲からは「何を考えているか読めない」「大物っぽい」と見られることもあります。その“読めなさ”が、好意にも警戒にもつながりやすいのが特徴です。
戊申は性格が悪い?嫌われると言われる理由
結論から言うと、戊申は性格が悪いのではなく、誤解されやすいタイプです。検索で「戊申 嫌われる」と出てくるのは、戊申の“まっすぐさ”が他人の不安を刺激しやすいから。戊申は適当に合わせたり、その場しのぎの同調をしたりするのが得意ではありません。
戊申が「冷たい」「怖い」と見られやすいポイント
- 結論が早い:情報を集めたら、必要以上に悩まず方向性を出す。
- 正論で切る:相手の感情よりも「筋」を優先してしまう瞬間がある。
- 顔に出にくい:内心は心配していても、表情や言葉が淡々として見える。
- 媚びない:無理に盛り上げない、必要以上に愛想よくしない。
戊申は“人を見下している”わけではなく、むしろ責任感が強く、間違いを放置したくないだけの場合が多いです。だからこそ、嫌われやすさを回避するコツはシンプルで、結論の前にワンクッションの共感を入れること。「そう感じるのは自然だよ」「そこは大変だったね」と言えるだけで、戊申の正しさは“優しさ”として届きやすくなります。
戊申の基本的な性格と特徴
戊申の核は、堅実さ(戊)×機転(申)です。安定を作るのが得意なのに、変化にも強い。これは大きな武器ですが、同時に「自分の基準がはっきりしすぎて、譲れない」と出ると人間関係が固くなりやすい面もあります。
全体像
- 堅実で安定志向:足元を固め、長期的に積み上げるのが得意。
- 洞察力がある:人や状況の“本質”を見抜きやすい。
- 慎重で用心深い:リスクを読むので大崩れしにくい。
- 適応力がある:変化が来ても慌てず、現実的に対処できる。
- 信頼を重んじる:一度信用した相手には長く誠実。
戊申の長所
戊申の長所は、土台を作る力と切り替える力を両方持つことです。コツコツ型なのに、必要なときは素早く決断できるため、周囲から見ると「頼れる」「いざという時に強い」と評価されやすいでしょう。特に仕事では、危機対応や改善、立て直しの局面で光ります。
戊申の短所
短所は、慎重さが強く出ると“安全確認が多すぎてチャンスを逃す”こと。また、筋を通すあまり感情のケアが後回しになりやすい点です。戊申の運は「正しさ」に寄りすぎると固くなり、「柔らかさ」を足すと一気に開けます。
男性の特徴
戊申の男性は、責任感が強く、堅実に家や組織を守るタイプです。派手な自己演出よりも、結果と信頼で評価されたい人が多いでしょう。
- 計画を立てて進める:勢いより段取り。着地を見て動く。
- 守る意識が強い:家族や仲間の生活基盤を整えるのが得意。
- 信頼に厚い:軽い付き合いより、深い関係を選ぶ。
- 頑固さが出ると不器用:正しさに固執すると歩み寄りが難しくなる。
女性の特徴
戊申の女性は、落ち着きと知性が魅力の自立タイプです。「戊申 女」「戊申 女性」と調べる人が多いのは、戊申女性の“頼もしさ”が目立ちやすいからでしょう。
- 現実的でブレにくい:感情に流されにくく、判断が冷静。
- 仕事と生活の両立が上手:計画性があるため、長期視点で整えられる。
- 距離感を大切にする:べったりより、信頼できる関係を好む。
- 弱みを見せるのが苦手:本当は繊細でも、強く見せてしまうことがある。
戊申女性の開運ポイントは、強さだけで押し切らず、「助けて」と言える可愛げを少しだけ出すこと。これで人間関係の運が柔らかく回り始めます。
戊申の色気
「戊申 色気」と検索されることがありますが、戊申の色気は派手さではなく落ち着きと余裕に宿ります。騒がない、焦らない、言葉を選べる。だからこそ、静かな場で一気に存在感が増し、「近づくと惹き込まれる」と感じさせやすいでしょう。見た目よりも、知性と安心感が滲むタイプの色気です。
戊申の恋愛運と結婚運
恋愛傾向
戊申は、誠実で慎重な恋愛を好みます。勢いで燃え上がる恋より、信頼を育てる恋。駆け引きが続く関係は疲れやすく、誠実さが見える相手ほど心が安定します。
- 信頼できるまで時間をかける:相手を観察し、確かめてから深く入る。
- 軽い関係を好まない:誠実さがないと一気に冷める。
- 話し合い重視:感情より現実を整える会話が得意。
- 本音が遅い:遠慮が先に立つと、気持ちが伝わりにくい。
恋がうまくいく鍵は、「安心して甘える練習」です。戊申は強く見られがちですが、弱さを少し見せるほど絆が深まります。
結婚運
結婚すると戊申は、安定した家庭を築くために努力できるパートナーになります。家計や将来設計など、現実を整える力が強いので、二人で積み上げていく結婚に向きます。
- 経済基盤を固める:貯蓄計画・保険・住まいなど、現実の安心を作れる。
- 役割分担が上手:得意不得意を見て、無理のない形に整える。
- 子育てや教育も計画的:先を見て準備できる。
注意点は、正しさを優先しすぎると「管理されている」と相手が感じやすいこと。家庭では、正解より“温度”を大切にすると、結婚運が長く安定します。
戊申の仕事運と適職
仕事運
戊申は、計画性と柔軟性を両方使えるタイプです。着実に積み上げながら、状況の変化にも冷静に対応できます。長期的に評価されやすく、信頼を積んだ先で大きな役割を任されやすいでしょう。
- 管理・運用:ルール作り、仕組み化、改善が得意。
- 分析・企画:情報を読み、現実的な戦略に落とせる。
- 調整役:衝突を避けつつ、落としどころを作れる。
- 危機対応:トラブル時に慌てず立て直せる。
適職例
- プロジェクトマネージャー、管理職
- 公務員、行政、運用・監査
- アナリスト、コンサル、企画職
- 会計・財務・法務など、土台を守る仕事
- 教育・研修、体系化して教える仕事
戊申は「一発勝負」より「信用の積み上げ」で強くなる干支です。評価の軸を“派手さ”ではなく信頼残高に置くほど、仕事運が伸びます。
戊申の金運
戊申は堅実な金運を持ちやすいタイプです。浪費でドカンと崩すより、コツコツ守って増やすほうが得意。計画的に資産形成できる人が多いでしょう。
- 貯蓄が続く:目標を決めるとブレにくい。
- 投資は慎重派:リスクを理解してから動く。
- 家計管理が得意:数字で把握して安心する。
一方で、慎重さが強すぎると「良い機会なのに動けない」ことも。迷った時は、ひとりで抱えず、信頼できる人や専門家に相談して“判断の材料”を増やすと金運が整います。
戊申の健康運・気をつけたい「病」のサイン
「戊申 病」と調べる人がいるのは、戊申が“我慢強く、限界まで頑張ってしまう”傾向があるからかもしれません。戊申は体調より責任を優先しがちなので、崩れる時はある日突然になりやすい点に注意です。
- ストレスを溜め込みやすい:弱音を吐く前に抱え込む。
- 睡眠の質が落ちやすい:頭が止まらず休めない。
- 胃腸や肩首のこわばり:緊張が体に出やすい。
戊申の健康運を上げるには、頑張り方を変えるのが早いです。たとえば、予定を詰め込むのではなく、「休む予定」も先に入れる。これだけで運の土台が整い、仕事運・金運にも良い循環が起きやすくなります。体調に不安が続くときは、早めの受診と検査を優先してください。
戊申と相性の良い60干支(相性ランキングの考え方)
相性は「好き嫌い」ではなく、一緒にいると自然に力が出るかという視点で見ると分かりやすいです。戊申は、誠実で現実的な相手とは安定し、気分や言動が揺れやすい相手とは疲れやすい傾向があります。
戊申と相性の良い干支
| 干支 | 理由 |
|---|---|
| 壬子 | 水の柔軟さが申の適応力と調和し、戊の安定志向を支える。互いの視野が広がりやすい。 |
| 庚辰 | 庚の強さが戊の軸と噛み合い、辰の発展力が申の知恵と結びつく。仕事相性が特に良い。 |
| 丙午 | 火の勢いが戊の土を温め、申の機転が活きる。停滞を突破する刺激になりやすい。 |
| 甲寅 | 甲の成長力が戊申の現実力を押し上げる。安定と挑戦のバランスが取りやすい。 |
戊申と相性の悪い干支
| 干支 | 理由 |
|---|---|
| 癸未 | 進め方の感覚がズレやすく、話が噛み合うまでに時間がかかる。感情面の摩擦が出やすい。 |
| 乙丑 | 慎重同士で停滞しやすい。遠慮が増えると本音が見えず、疲れが溜まることも。 |
| 辛酉 | 互いに譲れない“正しさ”がぶつかりやすい。言葉が鋭くなると関係が固まる。 |
| 戊辰 | 同じ戊の頑固さが出ると衝突しやすい。主導権争いにならない工夫が必要。 |
相性が良くない組み合わせでも、うまくいく方法はあります。戊申は、相手を変えようとするより、「ルールと距離感」を整えるほうが関係が安定しやすいでしょう。
同じ「戊」でも支が違うとどう変わる?
「戊」という土台は共通でも、組み合わさる十二支で性格の出方は大きく変わります。戊申の理解を深めたいなら、同じ戊の仲間と見比べるのが近道です。
- 戊辰:どっしり感が強く、守りと責任が前に出やすい。
- 戊寅:正義感と行動力が強まり、主張もはっきりしやすい。
- 戊子:堅実さの中に柔らかさが混ざり、対人の勘が鋭く出やすい。
- 戊戌:信念が強く、一本筋。頑固さも出やすいが頼もしさも大きい。
- 戊午:情熱が表に出やすく、勝負勘が強い。勢いが魅力になる。
また、戊辰・戊戌は「三業干支」という切り口で語られることがあります。気になる人は、三業干支「参籠の業」もあわせて読むと、干支の奥行きが見えてきます。
戊申の人生全体の運勢傾向
戊申は、人生を通して着実に積み上げ、必要な時に切り替えて伸びる運勢になりやすいです。若い頃に遠回りしても、経験がそのまま武器になるタイプです。
- 若年期:経験を蓄え、見る目を育てる時期。焦らず基礎を固めるほど後が強い。
- 中年期:信頼と実績が形になる時期。役割が増え、評価も上がりやすい。
- 晩年期:積み上げたものを活かし、教える・支える側に回ると充実しやすい。
戊申の開運ポイントは、慎重さを“準備”に変えて、タイミングが来たら迷わず動くこと。動くべき瞬間を逃さないほど、運が一気に前へ進みます。
戊申の有名人・芸能人
| No. | 名前 | 生年月日 |
|---|---|---|
| 1 | 緒形 拳 | 1937年07月20日 |
| 2 | 安野 光雅 | 1926年03月20日 |
| 3 | 里中 満智子 | 1948年01月24日 |
| 4 | 夏木 マリ | 1952年05月02日 |
| 5 | 小室 哲哉 | 1958年11月27日 |
| 6 | 梅沢 富美男 | 1950年11月09日 |
| 7 | 田辺 誠一 | 1969年04月03日 |
| 8 | 羽鳥 慎一 | 1971年03月24日 |
| 9 | 木村 拓哉 | 1972年11月13日 |
| 10 | 児嶋 一哉 | 1972年07月16日 |
| 11 | 中村 獅童 | 1972年09月14日 |
| 12 | 櫻井 翔 | 1982年01月25日 |
| 13 | 矢口 真里 | 1983年01月20日 |
| 14 | 橋本 愛 | 1996年01月12日 |
| 15 | 葵 わかな | 1998年06月30日 |
| 16 | 畑 芽育 | 2002年04月10日 |
まとめ:戊申の魅力と課題
戊申(つちのえさる/ぼしん)は、堅実さ・洞察力・適応力を併せ持つ、信頼を積み上げられる干支です。恋愛では誠実で、結婚では家や人生を整える力が強く、仕事では立て直しや改善で評価されやすいでしょう。
一方で、正しさや慎重さが強く出ると「冷たい」「怖い」と誤解されて嫌われることがあります。戊申の運を開く鍵は、正しさに柔らかい共感を足すこと。あなたの強さが“安心感”として届いた瞬間、戊申の魅力はさらに輝きます。



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