2023年8月31日10:37は非常に特別な満月です。
この満月はスーパームーンでさらにブルームーンなんですよ!
このスペシャルな満月、ブルームーンには幸せになるという言い伝えがあります。このブルームーンの言い伝えと願い事についてです。
ブルームーンとは
ブルームーンは一般的には「一ヶ月の間に二度満月がある月の2回目の満月」のことを指します。
この現象は約2.5年に1度起こるため、非常に稀な現象です。
ブルームーンのスピリチュアルについてはこちらの記事を読んでね!
ブルームーンの由来
ブルームーンはなぜブルームーンと言われるのでしょうか?
“ブルームーン”という名前の由来については、いくつかの異なる説が存在しますが、一般的には「非常にまれな出来事」を意味する古い英語の表現から来ているとされています。
その表現は、「once in a blue moon」で、直訳すると「青い月に一度」となります。ここで言う”blue”(青)は文字通りの色を表すのではなく、「まれな」や「珍しい」を指しています。つまり、このフレーズ全体では「極めてまれに」という意味合いになります。
この表現が使われるようになったのは16世紀のイングランドで、当時は「青い月」というと、ありえないことや起こり得ない現象を指す隠語的な意味合いがありました。これは、月が青色に見えることは極めてまれ(特殊な大気条件下でしか起こらない)であるためです。
しかし、20世紀になると、「ブルームーン」の意味は変わり、一ヶ月に二度目の満月、または一季節(3ヶ月)に四度目の満月を指すようになりました。この意味の変化は、1946年に「スカイ&テレスコープ」誌の記事が誤解を生む形で「ブルームーン」を定義し、その誤解が広まった結果です。その後、この新しい定義が一般的に受け入れられ、私たちが今日「ブルームーン」と呼んでいる現象を表すようになりました。
青い月になる時
現代では「一ヶ月の間に二度満月がある月の2回目の満月」のことをブルームーンと呼びますが、かつては実際に月が青く見えることをブルームーンと呼んでいました。
月が青く見える現象は本当に非常に稀なので、まさに「ありえないことや起こり得ない現象を指す隠語的な意味」ですね。
月が実際に青く見える現象は特定の大気条件下、特に火山噴火や森林火災の後に、大気中に微粒子が大量に放出されたときにのみ起こります。これらの粒子が青色の光を散乱させ、その結果、月が青く見えるのです。
歴史上でも月が青く見える事象は非常に稀で、下記の火山の噴火や大規模な森林火災などで起こっています。
- 1883年のクラカトア火山の大噴火では月が青く見えた
- アルバータ州で起きた大規模な森林火災も月が青く見える現象を引き起こした
ブルームーンはいつ
2023年の8月31日はブルームーンです。
そしてスーパームーンでもあります!スーパーブルームーン!
一ヶ月に二度満月がある「ブルームーン」の日程を表にまとめてみました。ただし、これらの日程は地域や観測条件により微妙に異なることがあります。
年 | 月 | ブルームーンの日程 |
---|---|---|
2015 | 7月 | 2日、31日 |
2018 | 1月 | 2日、31日 |
2018 | 3月 | 2日、31日 |
2020 | 10月 | 2日、31日 |
2023 | 8月 | 2日、31日 |
2026 | 5月 | 2日、31日 |
2029 | 1月 | 1日、30日 |
2029 | 3月 | 1日、30日 |
2031 | 10月 | 1日、30日 |
2034 | 7月 | 2日、31日 |
この表は、一ヶ月に二度満月がある「ブルームーン」の日程をまとめたもので、各日程はその月の初日と最終日に満月が見られる日を示しています。また、一部の日程では月初と月末の両日に満月が観測できます。
ブルームーンの願い事と幸せな言い伝え
“ブルームーン”は一般的には、1ヶ月(カレンダーの1ヶ月または約29.5日間の新月から新月までの期間)に2回満月が現れる時に2回目の満月を指す言葉です。この現象は約2.5年に1度しか発生しないため、「ブルームーン」は「めったにない、稀なこと」を意味する表現としても広く使われます。
この非常に珍しいロマンチックでスピリチュアルな天体現象には、多くの言い伝えやジンクス、都市伝説が生まれています。それらは地域や文化により異なることが多いですが、いくつかの一般的なものを紹介します。
ブルームーンの幸せな言い伝え
ブルームーンを見ると幸せになれるというジンクスや言い伝えはいくつか存在します。例えばハワイでは一ヶ月の間に2回満月を見ると幸せになると言われています。
ブルームーンの恋愛に関する言い伝えとジンクス
ブルームーンの下で出会った男女は恋に落ち、永遠に結ばれる、ブルームーンに恋の願いをすると叶うなど
ブルームーンの幸運や金運に関する言い伝えとジンクス
ブルームーンにお財布を振ると金運が上がる
ブルームーンの幸せに関する言い伝えとジンクス
ハワイでは一ヶ月の間に2回満月を見ると幸せになる
ブルームーンの願い事
ブルームーンの夜は「稀なチャンス」を象徴しているため、この夜に願い事をするとそれが叶うという信仰もあります。また、ブルームーンが出現する日を新たなプロジェクトや目標の始まりとすることで、成功に向かう良いスタートを切ることができるとも言われています。
ブルームーンの願い事、人生の転換期に対する準備と調整
ブルームーンは新たな始まりを象徴します。したがって、人生の新しい章を開始するための準備や調整に関する願い事をすると良いとされています。これは、新たな仕事や人間関係、場所への移動、または新しい生活習慣の開始など、新たな局面への適応を支援するためです。
ブルームーンの願い事、クリエイティブなプロジェクトやアイデア
ブルームーンのエネルギーは、クリエイティブなプロジェクトやアイデアに対して特に強力な影響を与えるとされています。そのため、新しいプロジェクトを開始する、または現在のプロジェクトに新たな視点を持ち込むための願い事をすると良いでしょう。
ブルームーンの願い事、スピリチュアルな成長
ブルームーンはスピリチュアルな成長や覚醒を象徴するとも考えられています。そのため、自己啓発や自己理解、精神的なバランスや成長についての願い事をすると良いでしょう。
しかし、最も重要なことは、自分自身が本当に望むこと、自分自身の内面と深く繋がり、心からの願い事をすることです。それが最も強力なエネルギーを持つとされています。したがって、ブルームーンの夜には、自分自身の内面を深く掘り下げ、本当に望むことについて考え、その願い事をすることをおすすめします。
ブルームーンの夜は魔法が効く
中世のヨーロッパの民間伝承では、ブルームーンの夜には魔女や妖精が活動すると言われていました。このため、この夜に行う魔法や儀式は特別な力を持つと信じられていました。現代でも、一部の新異教徒やウィッチクラフトの実践者は、ブルームーンの夜に特別なリチュアルを行うことがあります。
2023年8月31日の満月はスタージョンムーンで魚座の満月
2023年のブルームーンは「スタージョンムーン」と名付けられ、その期間は自由、個性、自立、友情、平和、創造性、コミュニティなどのエネルギーが強まる時です。そのため、新たなビジネスを始めたい人、自己表現を深めたい人、友情を広げたい人、人間関係に課題を持つ人、制約から自由になりたい人、物事に決着をつけたい人など、各種の願い事を叶えやすいとされています。
また、2023年8月31日のブルームーンは魚座の満月で、この時期は直感力、想像力、霊的な視野を開く力が強まります。そのため、自己理解を深める願い、直感力を高める願い、精神的な癒しや成長の願い、創造力や芸術性を高める願いなどが叶いやすいです。
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