みなさん、「インナーセルフナンバー(ソウルナンバー)」という言葉を聞いたことがありますか?
人生で「自分が本当にやりたいことが分からない」「どこか満たされない気がする」……そんな気持ちになった経験は、誰しも一度はあるはずです。
実はそれ、あなたの“内なる願い”に気づけていないからかもしれません。
インナーセルフナンバー(またはソウルナンバー)は、数秘術の中でも**「あなたの本心や深層の欲求」**を示す、とても大切な数字です。自分の本質や心の奥底を知ることで、人生の選択肢や進むべき道をよりクリアにできる――それがこのナンバーの最大の魅力です。
インナーセルフナンバーってどんな数?
インナーセルフナンバーは、あなたの名前の母音から導き出されます。
この数字が表すのは、「あなたがどんな人間でありたいか」「人生で大切にしている価値観」「本当の願い」。
たとえば「人に優しくしたい」「自由でいたい」「大きな夢を叶えたい」――そんな“魂の声”がインナーセルフナンバーには詰まっています。
インナーセルフナンバーの計算方法
実はとてもカンタン。名前のアルファベット表記から「母音」だけを抜き出し、下記の対応表にしたがって数字に変換して合計するだけ!合計が2桁になった場合は一桁になるまで足し算(ただし11・22・33はマスターナンバーとして残す)します。
母音の対応数字(ピタゴラス式)
母音 | 対応数字 |
---|---|
A | 1 |
E | 5 |
I | 9 |
O | 6 |
U | 3 |
※「Y」は母音として発音する場合のみ数に入れます。
計算例①:日本人名のローマ字
例:HANAKO YAMADA
- 母音:A、A、O、A、A、A
1+1+6+1+1+1 = 11 → マスターナンバー11!
例:TARO TANAKA
- 母音:A、O、A、A、A
1+6+1+1+1 = 10 → 1+0=1
例:MICHIRO SUZUKI
- 母音:I、I、O、U、U、I
9+9+6+3+3+9=39→3+9=12→1+2=3
ソウルナンバーとの違いと日本独自の呼び方
「ソウルナンバー」と聞くと、生年月日から計算する方法を思い浮かべる方も多いですよね。実際、日本の一部占い師の間では生年月日由来のナンバーも“ソウルナンバー”と呼ぶことがあります。
しかし本来の数秘術では「名前の母音」から算出するのがソウルナンバー。
この記事では混乱を避けるために、「インナーセルフナンバー」と呼び分けています。
流派による違いに注意!
・「Y」を母音扱いするかどうか(例:MARYはYを母音にすることも)
・ミドルネームも含めるか
・ひらがな・漢字の音から計算する独自流も存在
いろんなやり方がありますが、大切なのは**「自分が納得できる流派を選ぶこと」**。気にしすぎず、「しっくりくるやり方」を選びましょう。
インナーセルフナンバーの意味と本心の欲求
1:独立とリーダーシップ
自分の道を切り開きたい。誰かに指示されるよりも、主導権を持ちたい。“自分らしく生きる”ことが一番の願い。
あるある:
- 小さい頃から「一人でできる!」と何でも挑戦しがち
- 頼られると燃えるけど、過干渉にはイライラしやすい

2:調和と協力
周りとのバランスや「みんなで一緒に」がキーワード。人の気持ちに敏感で、平和主義。
あるある:
- “場の空気”を読むのが得意
- 意見が割れると「自分が我慢すれば…」と譲りがち

3:自己表現と創造性
思いを形にしたい!楽しいことや表現することが心からの願い。
あるある:
- SNSやおしゃべりが大好き
- 新しいアイデアや企画にワクワク

4:安定と秩序
きちんとした暮らし、コツコツ続ける安心感が何より大事。
あるある:
- ルーティンを大切にする
- 「計画通りに進まないと落ち着かない」

5:自由と冒険
新しい体験や変化こそが生きる原動力!束縛やマンネリが大の苦手。
あるある:
- 同じ場所・同じ毎日に飽きやすい
- 「なんか面白いことないかな?」と常に探しがち

6:愛と責任
家族や仲間を守りたい。誰かの役に立つことで自分も幸せに。
あるある:
- 人に頼られるとNOと言えない
- 面倒見がよすぎて自分のことが後回しになりがち

7:内面の探求と精神的成長
深く考えたい、答えを求めて“自分の内側”にこだわるタイプ。
あるある:
- 1人でいる時間が好き
- スピリチュアルな世界や哲学に興味津々

8:物質的成功と力
成功や結果にこだわるパワフルタイプ!やると決めたらとことんやる。
あるある:
- 仕事や目標への情熱がすごい
- 「勝ち負け」に敏感で努力家

9:人道的な愛と完成
人を助けたり社会貢献が喜び。大きなスケールで考えることが好き。
あるある:
- ボランティアや人助けにやりがいを感じる
- 世界平和や社会問題にも関心あり

11:直感と霊的成長(マスターナンバー)
直感が鋭く、スピリチュアルなテーマに惹かれがち。「人の役に立ちたい」という大きな使命感を持つ。
あるある:
- 人の悩み相談をよく受ける
- 感覚的な“ひらめき”を信じて動く

22:物質的成功と使命(マスターナンバー)
現実的な成功と大きな夢、どちらも叶えたい“マスタービルダー”タイプ。
あるある:
- 壮大なプロジェクトやリーダー役を任される
- プレッシャーを感じやすいが本気になると無敵

33:無償の愛と奉仕(マスターナンバー)
誰かを癒す、救う、愛を分け与えることが人生のテーマ。
あるある:
- 「困っている人を放っておけない」
- 自分より他人を優先しがち

どう活かす?インナーセルフナンバーの“使い方”
インナーセルフナンバーは、**「こんな生き方をしたい」「これを求めている」**という魂の指針。
もし今の自分や環境に違和感やモヤモヤがあれば、このナンバーのキーワードを思い出してください。
- 例えば「6」なら「もっと誰かの役に立てている?」
- 「5」なら「新しい体験や変化を恐れていない?」
- 「1」なら「自分らしさを発揮できている?」
というように、「本当の自分」に正直になることが大切です。
まとめ
インナーセルフナンバーは、あなたの中に眠る“本当の欲求”を知るためのヒントです。
この数字をきっかけに、「なぜか満たされない」「なんとなく生きづらい」と感じている人も、自分の内面ともう一度向き合ってみませんか?
あなたらしい人生のヒントが、きっとここに隠れています。
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